「森林税」はみなさんの"日々の暮らしを豊かにすること"に活用されます

私たちが住む長野県は、県土の約８割が森林です。森林は、清らかな水や空気を育み、土砂災害や地球温暖化を防止し、木材などの林産物を供給するなど、私たちの暮らしに欠かせない「多面的機能」を有しています。
この「多面的機能」をお金に換算すると、県民１人あたり年間約150万円の恩恵を受けていると試算されます。

長年にわたって先人が育ててきた森林を健全な形で次の世代に引き継ぎ、森林の恩恵を受けている県民みんなで森林づくりを支える仕組みとして、平成20年度から「長野県森林づくり県民税」（通称：森林税）が導入されました。

ここでは、森林税の使い道や税額についてご説明します。

目次

• 森林税の使い道
  ・山に木を植えるとともに今ある森林の手入れを進めます
  ・森林の恵みや木のぬくもりをもっと身近に
  ・森林・林業に関わる人材を育て、支えます
  ・市町村と協力し、地域の森林・林業の課題を解決します
• 森林税の税額等

• さらに詳しく知りたい方へ

 森林税の使い道

• 主伐・再造林を促進し、若い森林への更新を加速化
  育った木を使うとともにCO2を多く吸収する若い木に植え替えることで、地球温暖化の防止と林業の活性化が期待できます。
  
  （再造林の様子）
• 防災・減災のため整備が必要な里山の間伐を支援
  間伐^※を行うことで日当たりが良くなり木がよく育ち、災害に強い森林となり、みなさんの安心・安全を守ります。
  ※間伐：樹木の込み具合に応じて、育成する樹木の一部を伐採（間引き）し、木の成長を促進する作業のこと。

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• 県民が広く利用できる「開かれた里山」の整備・仕組みづくり
  誰でも森林の恵みを身近に感じる場所を県内各地につくります。
  
  （開かれた里山での活動）
• 広く県民が利用する施設や子どもの居場所の木造・木質化等
  公共施設や民間の施設を木に変えることで、木のぬくもりや温かさを多くの方に感じていただけます。
   
  （佐久合同庁舎県民ホール）
• やまほいくのフィールドや学校林の整備
  子どもたちが安全に森林の中で遊んだり学んだりする環境を整えます。
• まちなかの緑・街路樹の整備
  まちなかでもみどりや木を感じることができます。

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• 森林サービス産業など森林の多面的利用の支援
  森林セラピーやエコツーリズムガイドなど森林を様々なことに利用する団体の皆さんをサポートします。
  
  （森林セラピーの様子）
• 多様な林業の担い手の確保・育成
  森林・林業に携わる人を確保・育成することで、豊かな森林が保たれます。
  
  （林業人材の育成）

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• ライフライン等保全対策
  
  （ライフライン沿いの支障木の伐採）
• 河川沿いの支障木等の伐採
   
• 観光地の景観や緩衝帯整備
  
  （上松町：寝覚ノ床）
• 病害虫被害対策

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森林税の税額等

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