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更新日:2024年2月22日
諏訪建設事務所
第20回 砥川流域協議会 要旨
日時: 平成20年(2008年) 10月21日(火) 18:30~21:00
場所: 下諏訪総合文化センター 2階 集会室
議事内容
・ 座長改選について
・ 岡谷市、下諏訪町の利水撤退について
・ 砥川の河川改修について(諏訪建設事務所より)
1)鷹野橋の施工状況
2)砥川の河川改修(今後の進め方について)
決定事項
・ 任期切れにともない座長改選を協議したが、決まらず、次回の協議会で互選により決定する。
・ 会員について、再募集をする。
・ 次回の協議会については、今年度の3月までを目処に開催をしていく。
【配付資料】
鷹野橋施工状況図面
砥川の河川改修図面
議事要旨
座長改選について
事務局
・前回(H18)の19回協議会後、座長の任期が切れています。座長を選任する必要がありますが、どのようにしたらよろしいですか。
宮坂前座長
・ 座長を辞退したい。提言の利水について議論が不十分であったが、今年の5月に岡谷市と下諏訪町から利水の取り下げがあった。ちょうどいい区切り、新しい事務局、新しい方のもと運営してもらいたい。
事務局
・ どなたか立候補もしくは御推薦がありませんか。
会員
・ 会員の退会は自由。現在の構成は。
事務局
・ 現在33名の会員。今回の開催通知にあたり、3名が退会の意向を示しています。
会員
・ 座長選出について会則はあるのか。
事務局
・ 議決は出席会員の半数以上の同意で決定します。規約の改正は出席会員の2/3以上の同意で決定します。
会員
・ 今回は1/3の出席。座長の選出については、議決ということか。
事務局
・ 会員の議決事項であるので出席者の半数以上で決まります。
会員
・ 1/3の11名しかいない。
事務局
・ 今回出席者が11名なので、6名以上の同意で決まります。
会員
・ 欠席されている方でも決まる。この中から選ぶのがいいのか。事務局で提案してもらいたい。
事務局
・ 事務局では提案できない。
会員
・ この会の解散について聞いてみたら。
事務局
・ まずは、座長を決めてもらいたい。
会員
・ この会は継続する必要があるか。19回で終わりと考えている。20年計画の中で、まず10年で整備、鷹野橋富士見橋の架け替え。何を協議するために、この会が必要か、見解を教えてもらいたい。
事務局
・ 協議会を開催するにも座長が招集することになっている。その事務を取り扱うのが事務局の諏訪建設事務所です。議事は座長が進めるので、事務局が会を進行するわけにはいかない。
会員
・ 以前の17・18回で、これからどうするか相談している。これからの改修について意見を述べたり、教えてもらうことでまとまっているが。
・ 改修については、図面を提示してもらって、それに基づいて行っていると思っている。これ以上何をするのか。
建設事務所
・ H17の河川整備計画を立てるにあたり、砥川についてどのように整備していくか説明している。20年以降で100年確率の検討、10年間で50年確率を整備していく、すぐに決めようとするものではない。
会員
・ 鷹野橋等の河川改修は10年でやる約束をいただいている。その後、100年確率を検討していくのでは。
事務局
・ 座長については次回までに、各自推薦者を決めておいて頂くのはいかがでしょうか。今回は暫定座長として宮坂前座長に本日の議事を運営していただいてよろしいですか。
会員
・ 意義なし。
暫定座長
・今回の協議会の開催は私からお願いした。次回21回協議会の冒頭で、座長について互選で決めたい。投票も考えます。
岡谷市、下諏訪町の利水撤退について
岡谷市
H4.2月に岡谷市と下諏訪町で行政事務組合水道用水供給事業を立ち上げ
岡谷市:1万t/日、下諏訪町:1千t/日の利水の申し込み
H5.1月に県と下諏訪ダムの基本協定締結
H10.5月に事業認可
H13の脱ダム宣言から下諏訪ダムからの取水が困難な状況
県に対して代替案を求めて、7年が経過、この間、水道事業をとりまく変化があった
H18・19に山梨大学で水資源の研究
H20.4月に結果がでて、水量については、S63、H4当時との人口の推移、水の節水の努力(企業・家庭)が行われて、水需要は削減の傾向で、今後もこの傾向は続く。水質については、岡谷市21の水源の内、地下水20箇所の不純物(トリクロエチレン)について、高度処理により、水質は基準値より下回っている、将来も不純物は減り、良好な水に更になる。地下水の味・臭い等の品質も他と比べても良質な水と報告を受ける。県と協議を4月以降も行い。
H20.5月26日に知事と岡谷市長が協議
H20.5月29日に副知事と岡谷市長が協議
知事から脱ダム宣言から一連の下諏訪ダムについて岡谷市に心配をかけた。利水問題の終息を図りたい、岡谷市の水資源について、必要な水の確保のための事業支援をしていきたい旨申し入れがあった。
市として総合的に判断して、下諏訪町の了解、協議の中で、1万tの利水を終息した。
H20.5月30日に岡谷市・下諏訪町から議会へ利水の申し入れの取り下げを報告した。
下諏訪町
特になし
暫定座長
質問・意見はありますか。
会員
取水について、各堰と流量について、契約した経過がある。その点はどうなっているか。
岡谷市
S45当時、砥川の水利権者と覚書を交わした。水利権は今でも継続している。
会員
県と契約を交わしたのでは。
建設事務所
水を安定供給するために、ダムが渇水期に貯めた水を放出する時に水を利用する方に同意書をもらった。
同意書については、お返しした。
会員
・当時、多くの水道施設にお金をかけた。水道の水を溜まるのに時間がかかる。砥沢と砥川が合流して、初めて流速が5m/sになる。ダム以外でとられるのがいい。
・岡谷市・下諏訪町の利水撤退はよいことだと思う。ダムの水はいるのか。人口の減少・水利用の減少、
不要ではと主張した。市民が望むのか、2001・2002年の砥川部会で言ってきた。ここで県と市が結論をだしたことは良かったが、あまりにも遅かったと思っている。私たちの主張は正しかった。
・ダムを止めて護岸工事でお願いしたい。利水問題が決着ついた。当初、砥川をどうするのか提言した利水が解決したので一段落したと考えていいと思う。会を辞めようと思っている。最後まで見届けるのであれば、継続したい。10年だけでなく、それ以後もやっていくこともある。それは次の段階。けじめをつけることが必要。
暫定座長
長い間検討していただき、利水の結論がついた。会の中では、提言の利水問題の決着がついたと考えている。
砥川の河川改修について
建設事務所から資料とパワーポイントにより説明
休憩
今後の協議会について
暫定座長
会の位置付けについて状況が変わってきた、18回に提言をだした、この会の意味は、河川整備が続いていくその辺を見守っていかなければいけないという意味で集約が図られたと認識している。利水取り下げのコメントの中で下諏訪町長が1/100の改修を進めて欲しいと言っている。その場がどこにあるのか、ここが唯一の場なのかなと私の意見です。県の考え方は。
建設事務所
河川整備計画ができあがっている、その中で提案を活かしたものを進めようとしている。必要に応じて説明できる機会があればいい。1/100の整備は長期の検討。意見がとれる方法をとっていければ、工事での説明をしていければいい。
会員
・行政の考え方はわからんでもないが、18回の決定事項5項目の内、窓口として関わっていく、工事完成から維持管理を含めて関わっていくことを確認した。こういうことを自分たちで決めた。
・岡谷市から利水の件、工事が進んでいることを教えてもらった。その都度・場面で教えていただきたい。
こういう場は必要。みのあるものにできればうれしい。
・続行に賛成。設計等行政に任せるのではなく、つくる前から説明討論しながらやっていくことが大事。
・ゾーンについて時間をかけた。計画についてのタッチの仕方。できたら次の開催日を決めて欲しい。
この間、洪水での被害等の内容も協議会でとりあげて欲しい。
・下諏訪ダム中止、ダムはS53から始まった。今の時代は脱ダムに向かっている。町民はマイナスではなかった。私の考えの総合治水は・・・話がそれたため、座長が止めた
・今回で退会したい。継続はいいと思うが、工事説明資料の検討は前段で、この会でするのがいい。
最近雨が集中、長期的な降り方。護岸が完成しないで住民に影響がおきる可能性。洪水区域マップ等の作成。事前に関係する人が水がつく想定に対応を考える場所や機会が必要。継続が必要。
・当面河川改修工事、関係する方に工事説明をする。その方もこの会に参加してもらうことも考えたら。
下諏訪町
町とすれば、河川改修が進んでいる。工事説明もしている。継続についてはコメントできない。
岡谷市
市としては、治水としての行政の領域は、町である。継続についてはコメントできない。
地方事務所
行政として、主導するものではなく、会の性格からしてみなさんと一緒に方向を考えていくもの。私からこうしましょうと意見は差し控えたい。
会員
・利水撤退について岡谷市に確認したいぐらい。ダムが決壊するのが怖い。市民に開放しているのはこの場、続けて欲しい。
・今までいろいろな角度から検討してきた。1/50を10年で完成、今後1/100を20年以降でと、県とわれわれの約束したこと。砥川は急流な川、洗掘しやすい、川の水が8分目ぐらいになると漏水がする所がある。ダムではないもので、景観等考慮して工事は図られている。この会は決定権ない、意見を述べて、行政は受け止めて可能な範囲で河川整備を考えておられると思う。
・縦割りでやっている、流域全体の考え方。土石流の発生源の森林整備、森林税。流域全体を考え上流の山の整備も考えていく必要がある。会は必要な人がいれば継続、事前にオープンにして、この会で方向を決めればいいのでは。
・水の理念、30m3/年の土砂が流れている、実体の把握、継続してもらいたい。
・有志の会、民と行政の共同で話し合って、設計段階に反映できればいい。協議会の意見がいくらかでも反映できれば。
暫定座長
再確認、流域協議会設置要綱に治水利水対策の実現に向けて、住民と行政が共に考えていく唯一の会、活動の内容は計画の提言、事業の協力・フォローアップとかかれています。
会員
・H9の河川法改正で流域住民の意見を聞くことになった。
・H12建設省はダムやえん堤だけに頼るのではなく、川は溢れる前提で流域全体を治水対策すると
言っている、承知川はダムと三面張、下流はリスクがある、河川も道路も日常管理が必要、山の手入れ・川の浚渫必要、河川の維持管理にお金がつかないことが難しい、H18・・・話がそれたため、座長が止めた
・再募集かけたらどうか、関係者もよんだら。
・事務局で今回欠席の方で意志を確認していただきたい。方向性について行政の考え方を示して欲しい。浅川のように分裂しないようにすることが必要。また新たに進められればいいのでは、相談窓口的にうまくいけばいい。
暫定座長
次回新しい体制で進めてもらいたい。新しい方向性をもとめて欲しい。再募集は県からお願いできるか。
建設事務所
再募集は行政から難しい。
会員
私たち協議会で募集すればいい。
暫定座長
連名でだすことは。
建設事務所
協力はする。こうしたい等私たちが言うべきことではない。
会員
運営等参加心得も募集に添えたら。
暫定座長
みなさんと相談しながら案をまとめて再募集をしたい。最終は事務局と相談しながら募集をかける。次回は3月までにはもう一回開催をする。
終了
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