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更新日:2023年5月31日
須坂看護専門学校
風薫る五月。本校に隣接する百々川には今年も鯉のぼりがかけられ、新緑をバックに伸びやかにはためく姿が見られました。今月はナイチンゲール祭、2年生になった30期生の「誓いのとき」、そして4年生の今年最初の病院実習の様子についてお伝えします。
フローレンス・ナイチンゲール(FlorenceNightingale)の誕生日は、1820年5月12日です。彼女はイギリスの看護師であり、近代看護の創始者として知られています。ナイチンゲールはクリミア戦争中に兵士たちの医療ケアを改善し、衛生状態を改善するための取り組みを行いました。彼女の貢献は医療現場だけでなく、看護教育や公衆衛生にも広がりました。ナイチンゲールの誕生日は、国際看護の日としても祝われています。(以上、ChatGTPに訊いてみました)
本校ではこの日にちなんで「ナイチンゲール祭」の日を設け、学校内外の奉仕活動にあたる日としています。今年は5月11日に、日ごろからお世話になっている信州医療センターに1・2年生が伺い、周辺の環境整備をさせていただきました。コロナ禍以来、校内で実施していましたが、今年は4年ぶりに信州医療センターで行うことができました。ご協力に感謝いたします。今年も臨地実習でお世話になりますが、よろしくお願いします。
5月29日、30期生(2年生)の「誓いのとき」を行いました。看護学校で1年間学び、看護への思いをもう一度自身に問いかけ、看護師への道を歩んでいく決意を新たにするための儀式です。本校では内容や準備は学生たちが話し合って決め、教職員は割り振られた役割を務めるのみで、学生が自ら主体的に実施する行事です。この行事を通じて看護の道への意識を高めるとともに、協働・協調して行事の企画・運営にあたることで様々な力が身についていくことが期待されます。
コロナ禍の3年間、制限された形での実施となってきましたが、今年はご家族をお招きし、1年生も見守る中、厳かな雰囲気の中でナイチンゲール像からキャンドルの灯を分けてもらうセレモニーも行うことができました。ナイチンゲール像の前で述べた誓いの言葉を紹介します。
5月10日から4年生の1クール目の実習(4年次は母性・小児・在宅・周手術期の4領域)が始まりました。
写真は母性実習で経験する新生児の沐浴の様子です。学校で沐浴人形を使ってたくさん練習を重ねてきたので、本番も安全に上手に実施することができました。赤ちゃんもとっても気持ちよさそうに大人しくしてくれ助かりました。
今回は分娩の立ち会いも経験でき、命の誕生の尊い瞬間に感動で涙を流したり自分の命にも感謝することができた実習となりました。
今後の実習も皆で支えあい、一つずつ乗り越えていってくれることと思います。
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