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更新日:2023年11月30日
須坂看護専門学校
秋も深まり、朝夕の寒さに震える毎日になってきました。すでに初雪も降りました。北信濃はもうすぐ冬です。この秋の校内の様子として、防災訓練・こども病院見学・全校制作の作品贈呈・世界エイズデー啓発展示の模様をお伝えします。
秋季の防災訓練を実施しました。当日は雨模様であったため、避難場所を昇降口に変更し、避難訓練を行いました。
おおむね速やかな避難行動ができましたが、避難後に消防署の方から講評をいただき、いざとのいうときは停電や煙で視界が十分にないこと、出火時は火元の場所により避難経路が変わることなど、注意点を指導していただきました。
その後、1年生は体育館に移動し、救急救命講習を受講しました。AEDの使い方や、心停止時の心臓マッサージの実習を行いました。いざというとき、医療従事者として落ち着いて対応できるように、今からしっかり備えておきます。
小児看護学実習の一環で、県立こども病院の見学実習を行いました。
中庭で病院のシンボルである時計台のカリヨンの音色を聴いたあと、集合写真を撮影しました。雲一つない晴天の下、真っ青な空と朱色の屋根のコントラストの素晴らしい景色を観ることができました。
お昼は大王わさび農場を訪れ、午後は、安曇野ちひろ美術館を見学しました。世界の平和が脅かされている現在、ちひろさんの作品が伝えようとしているものは、こころに響くものがあったのではないかと思います。
また、おりしも今年は「窓ぎわのトットちゃん」が映画化されますね。トットちゃんと言えば、いわさきちひろさんの絵とは切り離せません。学生の皆さんにもそれぞれに素敵な絵との出会いがあったでしょうか。
たいへん遅くなってしまいましたが、7月の学校祭において自治会が全校制作として作成した「Yell」のポスターを実習先の病院に贈呈しました。
本校の主な実習先は、同じ市内の信州医療センター、中野市の北信総合病院、そして飯山市の飯山赤十字病院です。いつも、実習ではたいへんお世話になっています。
今回作成したのは、コロナ禍の中、ずっとがんばってきた病院スタッフの皆様を励ましたいという想いのこもった「Yell」のポスターです。残念ながら信州医療センターでは日程の調整がつかず、お渡しするためのセレモニーはできませんでしたが、それぞれの病院に受け取っていただきました。
これからも実習時にはお世話になります。よろしくお願いします!
長野保健福祉事務所と本校学生のコラボレーションで12月1日の世界エイズデーに合わせて性感染症防止を呼び掛ける展示コーナーを設置しました。
長野保健福祉事務所の思春期ピアカウンセラー養成講座に参加した学生が、同事務所のご協力のもと、校内に世界エイズデーの啓発展示を実施しました。若い世代にHIVや梅毒、クラミジアなどの性感染症への関心をもってもらい、感染防止を呼びかける内容です。
クリスマスにあわせて、学生のみなさんにレッドリボンでツリーを作ってもらうポスターも掲示しました。素敵なツリーになりましたね。
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