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更新日:2024年5月29日
須坂看護専門学校
さわやかな風を感じられる季節となりました。臥竜公園や百々川緑地も桜の時期のにぎわいは過ぎてしまいましたが、新緑の木陰が心地よく感じられ、訪れた方々もゆったりと語らったりウォーキングしたりする憩いの季節です。
さて、学校では3・4年生の実習が始まり、本年度の学びが本格化しています。そんな中、学生の自主活動が次第に活気を取り戻してきました。昨年度から活動しているスポーツクラブに加えて、今年度は合唱クラブが活動を始めました。また、授業でのチャイルドビジョン体験、そして2年次の最大のイベント「誓いのとき」の様子をお伝えします。
新入クラブ員を迎え全学年合計20名で、第一回スポーツクラブ始動しました!
最初に自己紹介と準備体操、器具室内の点検を全員で協力して行い、今回は早速バトミントンを始めました。
二人ずつペアになってラリーを行い、その後クラス対抗で試合を行いました。結果は、1位2年生、2位1年生、3位4年生、4位3年生でした。縦の交流もでき、笑顔いっぱいの楽しい時間が持てました。
今年は朝活もすると部長が宣言していたので、今年はさらに充実したクラブ活動ができそうで次回が楽しみです。
今年度、新たに合唱クラブを立ち上げました。
コロナ禍で式典などにおいて校歌斉唱の機会が奪われ、校歌を一度も歌わずに卒業していった学年もありました。当校の校歌は須坂病院附属高等看護学院時代の第6期生(約60年前)が作詞した素晴らしい詩と旋律です。歌詞と音色をこれからも受け継いでいって欲しいと願い、合唱部から全校に発信、先導し今年度の卒業式には5年ぶりの全校合唱を行いたいと思っています。
第1回目の参加者は時間割や課題の都合で4人のみでしたが、伴奏をしたいと申し出てくれる学生もいて大変心強く思いました。6人(顧問2名)で校歌を3回、「旅立ちの日に」を2回歌い、大変リフレッシュでき、良い時間を過ごしました。次回も楽しみです。
以下に校歌の楽譜(歌詞)を載せました。須坂(北信)の地で志高く看護を学ぶ真摯な姿勢が伝わってくる素敵な詞です。
2年生が「小児看護学概論」でチャイルドビジョン体験をしました。
2人一組となり、付き添い者とこどもの両方を体験することで、こどもが見ている世界や周囲に潜んでいる危険などをそれぞれの立場から考え学ぶことができました。
自分も十数年前には見ていたはずの世界なのですが初めてのように感じられ、こどもの見え方や感じ方を再確認しました。この後のこどもとの関わりに活かしていきたい貴重な体験でした。
本校では2年生で「誓いのとき」を行っています。
1年間、看護教育を受け、いよいよ本格的な実習が始まる2年生が、あらためて看護師になる決意を固めるための行事、というより「儀式」に近いものと言えるでしょうか。
ナイチンゲール像から燭台に灯火をいただき、それぞれが理想とする看護師像をナイチンゲールと皆の前で述べ、いよいよ本格的な看護教育へと進んでいきます。式の内容や装飾、演出なども学生自身で考え、実施しています。
これから始まる臨地実習で様々な経験をし、楽しいときも辛いときもあるでしょうが、学校で日々学んでいることを活かしつつ、実際の医療現場でさらに深く実践していってくれるよう、願っています。
頑張れ!31期生!
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