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更新日:2022年3月9日
日時:平成30年9月14日(金曜日)16時30分から17時15分まで
場所:県飯田合同庁舎502,503会議室(飯田市追手町2-678)
市町村
牧野光朗(飯田市長)、深津徹(松川町長)、壬生照玄(高森町長)、勝野一成(阿南町長)、熊谷秀樹(阿智村長)、小池正充(平谷村長)、大久保憲一(根羽村長)、金田憲治(下條村長)、清水秀樹(売木村長)、永嶺誠一(天龍村長)、横前明(泰阜村長)、市瀬直史(喬木村長)、下平喜隆(豊丘村長)、柳島貞康(大鹿村長)
民間団体
芳川龍郎(日本財団国内事業開発チーム チームリーダー)、根岸親(自殺対策支援センターライフリンク副代表)
長野県
土屋智則(南信州地域振興局長)、奥原淳夫(南信州地域振興局副局長)、松岡裕之(飯田保健福祉事務所長)、町田直樹(健康福祉部地域福祉課長)、藤木秀明(同保健・疾病対策課企画幹)
(敬称略)
冒頭、松岡保健福祉事務所長からのあいさつのあと、圏域を代表して飯田市の牧野市長が松岡所長から「知事のメッセージ」を受け取りました。
ライフリンクの根岸副代表からは、自殺対策計画策定について、
「自殺対策は様々な施策を総動員して進める必要がある。自殺対策を「生きることの包括的な支援」として取り組むことで、地域の複合的な問題に対応できるネットワークを構築することにもつながる」
「例えば図書館での啓発・相談窓口の周知や納税相談に応じる職員が自殺リスクの高い住民を適切な支援につなげるための研修の開催といった、庁内の既存事業を「生きることを包括的な支援」として捉え、洗い出して計画に位置付けることが重要」
「保健福祉部門に限らない分野横断的な取組を推進するため、首長には旗振り役を担っていただきたい」
といった内容の説明がありました。
意見交換では、市町村長から、
「昨年度から子ども食堂が立ち上がった。貧困問題がきっかけとなってスタートしたが、勉強の場になるなど、子どもたちの居場所として利用されている」
「義務教育が終わり、高校に進学すると子どもがどのような生活を送っているのか市町村では把握できない。情報共有できる仕組みを検討していただきたい」
「最近、何か問題を抱えていたわけではないと思われる方が自殺で亡くなった。文句を言わない、大人しい人であった。今後どのように対策を立てていけばよいか」
「トップのリーダーシップが必要なことがよくわかった。具体的にどうしたらいいか」
「対策をしていくためには行政として方向性を示し、核となる取組を作る必要がある」
といった意見が出されました。
根岸副代表からは、
「つらい気持ちを打ち明けづらい人もおり、周囲がその悩みに気づかないケースがある。家族や顔の見えるコミュニティでは相談しづらいこともある。悩みを抱えた人の変化に気づき、必要な支援につなげられるよう、住民や地域の様々な職種の人たちにゲートキーパー研修を実施していくことが必要」
「計画策定に当たっては、庁内に「自殺対策推進本部」を作り、首長が全庁的にやっていくという姿勢を関係課の管理職に示すことで、関係課の理解を得られるように支援をお願いしたい」
「地域の自殺の実態や特性を把握し、対策を立てることが重要」
といった助言がありました。
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