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更新日:2022年6月13日
著名人の自殺に関する報道や、その手段・場所等の情報を詳細に報じることは、自殺念慮を抱えている人に強い影響を与えかねません。メディア関係者各位におかれましては、そのリスクについてご留意いただき、WHO「自殺対策を推進するためにメディア関係者に知ってもらいたい基礎知識2017年版」)を踏まえた報道をお願いいたします。
●やってはいけないこと
・自殺の報道記事を目立つように配置しないこと。また報道を過度に繰り返さないこと
・自殺をセンセーショナルに表現する言葉、よくある普通のこととみなす言葉を使わないこと、自殺を前向きな問題解決の一つであるかのように紹介しないこと
・自殺に用いた手段について明確に表現しないこと
・自殺が発生した現場や場所の詳細を伝えないこと
・センセーショナルな見出しを使わないこと
・写真、ビデオ映像、デジタルメディアへのリンクなどは用いないこと
〇やるべきこと
・どこに支援を求めるかについて正しい情報を提供すること
・自殺と自殺対策についての正しい情報を、自殺についての迷信を拡散しないようにしながら、人々への啓発を行うこと
・日常生活のストレス要因または自殺念慮への対処法や支援を受ける方法について報道すること
・有名人の自殺を報道する際には、特に注意すること
・自殺により遺された家族や友人にインタビューする時には、慎重を期すること
・メディア関係者自身が、自殺による影響を受ける可能性があることを認識すること
WHO「自殺予防メディア関係者のための手引き(2017年日本語版改訂版)(PDF:2,897KB)
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