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更新日:2022年3月9日
自死に追い込まれる困難な状況にある方は、複雑な問題を複数抱えているといいます。解決の糸口を見出せないまま精神的な負担が続き、そして、何らかのサインを発しています。
皆にできることは、そのサインや変化に「気づき」、適切な人や支援に「つなげ」、継続的に「見守る」ことです。これは特別な専門家である必要はありません。その視点をもった人が身近にいること、互いに程よい距離感で気を掛け合える仕組み、それを支える窓口・専門職、まさに住民が一体となった地域の中での取り組みが、自死の危機的な状況を軽減するのです。
当協会は、このような予防の観点から、ゲートキーパー(自死予防の門番・危機からの回復支援)の養成や関連専門職団体と連携した無料電話相談会を行い、自死対策に取り組んでいます。今後はさらに、市民と身近な相談窓口や専門職が互いに連携し支え合える地域社会を目指して、皆様と協力して参ります。
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