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更新日:2023年5月22日

様々な人権問題

アイヌの人々

北海道を中心に古くから住んでいたアイヌの人々は、固有の言語を持ち、独自の豊かな文化を持っていますが、今日ではその文化の十分な保存・伝承が図られているとは言いがたい状況です。アイヌの人々の歴史、文化、伝統及び現状に関する認識と理解を深め、アイヌの人々の人権を尊重することが求められています。

北海道大学が保管する身元が判明したアイヌ民族のご遺骨等の返還手続きについて、詳しくは下記ホームページをご確認ください。

北海道大学(別ウィンドウが開きます)(外部サイト)

刑を終えて出所した人

刑を終えて出所した人に対しては、周囲に根強い偏見や差別意識があり、就職・住居の確保など、社会復帰が極めて難しい状況があります。刑を終えて出所した人などが、社会の一員として社会生活を営むためには、家族、職場、地域社会等周囲の人々の理解と協力が必要です。
偏見にとらわれず、社会復帰できるよう温かく援助しましょう。

性的指向及び性同一性障害

性の多様性を尊重するための職員ガイドラインを策定しました。

人の恋愛・性愛がどういう対象に向かうのかを示す概念を性的指向と言います。具体的には、恋愛・性愛の対象が異性に向かう異性愛、同性に向かう同性愛、男女両方に向かう両性愛を指します。
同性愛者、両性愛者は少数派であるため、差別的扱いを受けてきました。近年、性の指向は様々であるという認識が広がっていますが、いまだに偏見は根強く残っています。

性同一性障害とは、生物学的な性(からだの性)と性の自己認識(こころの性)が一致しないため、社会生活に支障がある状態を言います。性に対する多様なあり方が認められてきており、平成16年に「性同一性障害者の性別の取り扱いの特例に関する法律」が施行され、戸籍上の性別の表記を変更できるように法制度も整えられてきました。しかし、一方で、同一性障害の人々に対する根強い偏見や差別があります。
性に対する理解を深め、偏見や差別をなくしていきましょう。

ホームレス

厳しい雇用状況など様々な理由から、自立の意志がありながらホームレスとなり、健康で文化的な生活ができない人々が多数います。嫌がらせや暴行を受けるなど、ホームレスに対する人権問題がたびたび起きています。
平成14年には「ホームレスの自立支援等に関する特別措置法」が制定され、ホームレスの自立支援やホームレスになることを防止するための支援が行われています。
人権に配慮するとともに、自立に向けた地域社会の理解と協力が必要です。

北朝鮮当局による人権侵害

北朝鮮当局による拉致問題は、人間の尊厳、人権及び基本的自由の重大な侵害であることから、平成18年「拉致問題その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する法律」が施行されました。
私たちは、拉致問題の解決が国民的課題であることを踏まえ、この問題についての関心と認識を深めていかねばなりません。


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お問い合わせ

県民文化部人権・男女共同参画課

電話番号:026-235-7106

ファックス:026-235-7389

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