令和6年度ハンセン病療養所訪問事業
ハンセン病療養所を訪問し、療養所の歴史や回復者が過ごされてきた生活等を学ぶことで、ハンセン病問題について正しい理解を深めるため、ご応募いただいた県民の皆様(23名)が国立療養所栗生楽泉園を訪問しました。
日時
令和6年11月16日(土曜日) 午後1時から午後3時45分まで
場所
国立療養所栗生楽泉園(群馬県吾妻郡草津町大字草津乙647)
内容
(1)社会交流会館(別ウィンドウで外部サイトが開きます)の見学
(2)重監房資料館(別ウィンドウで外部サイトが開きます)の見学
(3)納骨堂での献花・焼香
参加された方々の感想
- 長きに渡る深刻な人権侵害について学ぶことができ、ハンセン病問題は障がい者の強制不妊手術の問題や新型コロナの初期の頃の風評被害など現代にも繋がることだと思った。過去にあった不幸を繰り返さないようにするため、より多くの人にこの歴史を学んでほしい。
- 重監房はとても悲惨で胸が締め付けられた。
- 重監房に入れられていた期間や理由も細かく残されていて、いかに理不尽だったか、無念さが伝わってきた。「ハンセン病」だったために起こった数々の事件。正当性をどんなに訴えても届かなかった声が、今やっと時を超えて届いていますと伝えてあげたかった。
- 一番怖いのは病気より人間であると強く思った。
- ハンセン病の事がより一層わかり、人権問題、差別問題を改めて考えてみたいと思った。もし自分の家族・親戚にハンセン病患者がいたらどうしたか、考えさせられた。
- 「無知こそが差別の始まり」まさにそのとおりと思った。もっともっと多くの方々に実態を見ていただき、知ってもらう機会をこれからも作っていってほしい。
- 正しく知ることの大切さを強く感じた。正しい情報をしっかり広めて、差別や偏見の事象だけが一人歩きしないように学ぶ機会を大事にしていきたい。繰り返し学ぶことが豊かな心を育むことにつながるのではないかと思う。
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください