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更新日:2024年2月14日
南信州地域振興局
日本なしに感染する病気の一種である白紋羽病と胴枯性病害はどちらも樹体を衰弱させたり枯死させ、収量を減少させるやっかいな病気です。
当センターでは、これらの病気の見分け方や自身で簡単に診断できる方法、防除方法を記したチラシを作成しました。
チラシを参考に白紋羽病・胴枯性病害の早期発見・早期防除を行いましょう。
白紋羽病とは、糸状菌がナシやリンゴなどの果樹の根に感染して、根を腐らせる病気です。感染すると樹を弱らせ、最終的には枯死してしまいます。
白紋羽病に感染した樹を早期発見する方法として、枝挿入法があります。対象とする樹の株元に樹木枝(ナシのせん定枝や徒長枝など)を挿入して、1か月ほど放置した後、枝を引き抜いて病原菌が付着しているか観察して判定する方法です。
枝挿入法の詳細はこちら(PDF:474KB)
胴枯性病害とは、せん定などでできた幹や枝の傷口から病原菌(ナシ胴枯病菌またはナシ枝枯病菌)が侵入し、徐々に病斑を広げます。病斑が広がると樹が衰弱し、枯死する場合もあります。
また、ナシ胴枯病菌が花や果実に感染すると収穫期に果実が腐敗する「心腐れ症」の原因となります。
胴枯病の見分け方・防除方法の詳細はこちら(PDF:734KB)
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