長野県の自然への温暖化影響モニタリング・夏鳥の初認・初鳴き調査
夏鳥の初認・初鳴き調査(2011~2019年)
- 地球温暖化はすでに各地にさまざまな影響をもたらし始めています。長野県の自然には、どんな影響が出ているのでしょうか。長野県の自然への温暖化影響を明らかにするため、いろいろな生きものに詳しい団体や個人にご協力をいただき、モニタリングを実施していくことになりました。
- 野鳥については、長野県内の野鳥関係の市民団体の方々に協力していただいて、オオルリやキビタキなどの夏鳥の初認・初鳴き調査をはじめました。
- 2011年の結果については、長野県環境保全研究所研究報告第8号をご覧ください。
- 2019年以降もこれまでと同様の同様の調査を行います。
- 生きものへの温暖化の影響を調べるには、地道なモニタリングが長期にわたって継続されることが必要です。今年で7年目の調査ですが、各年の結果を取り纏めながらできるだけ長く続けていきたいと考えています。
調査方法
- 調査対象種:以下の16種。ジュウイチ、カッコウ、ツツドリ、ホトトギス、ヒバリ、ツバメ、イワツバメ、サンショウクイ、クロツグミ、ヤブサメ、ウグイス、オオヨシキリ、センダイムシクイ、キビタキ、オオルリ、コムクドリ
- 調査期間:2月~6月
- 調査範囲:長野県
- 調査項目:
- 観察した種
- 観察日(年月日)
- 情報の区分:初鳴き/初認/初鳴きと初認(場所毎のデータですので、同じ人が同じ種を違う場所で確認すれば別の記録となります。)
- 観察場所:わかる範囲で、できるだけ正確にお願いします。インターネットの地図(URL)、GPSのデータ(緯度・経度)なども可能です。
- 標高:可能な場合にはお願いします。
- 観察場所への訪問頻度:ほぼ毎日(自宅や会社周辺)、1週間に1度程度、1ヶ月に一度程度、まれに訪れる程度など、どのくらい行っているところかわかるようにお願いします。
- 個体数・性・年齢(わかる範囲で)
- 観察状況:囀り、巣作り、飛んで通過しただけ、など。
- 観察者の氏名と連絡先(住所、電話番号、メールなど)
- その他
- 長期にわたるデータをご提供いただける方はご連絡ください。
- 項目については不明なところもあるかもしれません。わかる範囲で結構です。
- 連絡先
- 長野県環境保全研究所 自然環境部 堀田昌伸
〒381-0075長野市北郷2054-120
TEL:026-239-1031/FAX:026-239-2929
- 長野県内の野鳥関係の団体に所属している方は、そちらに情報をお寄せいただいてもかまいません。
夏鳥の初認・初鳴き調査、協力団体
長野県内の以下の団体に協力していただいています(ABC順)。
日本野鳥の会伊那支部、日本野鳥の会軽井沢支部、日本野鳥の会木曽支部、日本野鳥の会長野支部、日本野鳥の会諏訪、ピッキオ、信州野鳥の会、東信自然史研究会、伊那谷自然友の会