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更新日:2025年1月6日
北アルプス地域振興局
12月2日から4日にかけて、農村生活マイスター北安曇支部では、「第4期長野県食と農業農村振興計画の女性活躍に関するアクションプラン」の推進のため「鹿肉ジャーキー作り講座」を開催し、約20人の農村生活マイスターが参加しました。
当北アルプス地域では野生鳥獣による農作物被害が毎年発生しています。特にニホンジカによる被害は年々増加傾向にあり、駆除後の処理・活用等も地域の大きな課題となっています。
そうした鹿肉の活用方法を学ぶため、当支援センターの技術経営普及課職員を講師として、1日目に肉のスライス・漬け込み、2日目に風乾、3日目にスモーカー(燻煙機)による燻煙までの一連のジャーキー作りの作業を体験しました。
風乾の様子
出来上がったジャーキーを試食した参加者からは「とてもおいしい」「臭みやクセが無い」「柔らかくて食べやすい」と驚きの声が上がっていました。
また、ジャーキーにはできなかった肉の切れ端部分をカレーや焼き肉にして試食しました。きちんと処理された鹿肉は、市販の肉と同じように使い、味わえることが分かりました。
参加者には鹿肉の利用について好印象を持っていただくことができ、早速自宅でもやってみたいという声も多かったことから、農村生活マイスターの皆さんから新たな鹿肉の活用・消費方法が地域に広がることを期待しています。
燻製
ジャーキーの仕上がり
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