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更新日:2022年12月23日
北アルプス地域振興局
当センターでは、市町村やJA大北と連携して、水田経営への園芸品目の導入を支援しています。
その中でも、白ネギは重点品目と位置付けて、大規模水田経営体のご協力のもと、管内3か所にモデル圃場を設置して大規模栽培や機械導入による省力化栽培の検討を行っています。
令和4年11月1日に、栽培管理する法人と農業機械メーカーのご協力をいただき、白ネギ掘り取り機の現地検討会を実施しました。
検討会には農業者など約30名が参加し、機械メーカーの担当者から機械の説明と実演を行いました。
白ネギの掘り取り作業は、70㎝以上になる白ネギをかがんで引き抜くため体への負担が大きい作業ですが、掘り取り機は畝をまたいで1本ずつ引き抜き作業者が持ちやすい胸の高さの位置に並べるため、作業の軽減が図られ、さらに白ネギの破損もないなど作業精度の高さも確認できました。
また、参加した農業者からも作業の労力が軽くなるとの声が聞かれました。
白ネギの収穫から出荷の作業は、皮むきや根切り・葉切りといった調整作業の占める比率が高いことから調整作業を中心に機械化も含めて今後検討を続けてまいります。
機械の説明を受ける様子
白ネギの掘り取りの実演
掘り取りを進めていく様子
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