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更新日:2024年3月15日
北アルプス地域振興局
当センターでは、市町村やJA大北と連携して、水田経営への園芸品目の導入を支援しています。
その中でも、白ネギは重点品目に位置付けて、大規模水田経営体のご協力のもと、管内3か所にモデル圃場を設置して大規模栽培や機械導入による省力化栽培の検討を行っています。
今年度、栽培管理する法人が新たに幅狭トラクターを導入し、追肥と土寄せを行いました。
幅狭トラクターは、前方に肥料をまく機械、後方にロータリーを装着することで、追肥と同時に土寄せを行うことができます。
作土の浅い水田で白ネギを栽培するには、土寄せの土を確保するため畝幅を広くとります。そのため、管理機やネギスコッパーで土寄せした場合、1畝で数回土を寄せる必要があります。
幅狭トラクターを使用すると、1度畝間をトラクターで通るだけで両側の畝に土を寄せることができたため、大幅な作業効率の向上に繋がりました。
また、乗ったままで作業を行うため、作業の軽労化にもつながっています。
トラクターに肥料散布の機械を取り付けた様子
土寄せ
土寄せした後の様子