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更新日:2018年4月23日

知事会見(平成30年(2018年)4月20日(金曜日)11時00分~11時41分 会場:県庁)

≪阿部知事からの説明≫

1 長野市で発見された特定外来生物「アカカミアリ」への対応について

2 部局長会議を開催

3 G20関係閣僚会合に関する推進体制について

4 平昌(ピョンチャン)パラリンピック出場選手へのスポーツ栄誉賞贈呈について

≪取材者からの質疑≫

5 G20関係閣僚会合に関する推進体制について

6 新潟県知事の辞意表明について

7 G20関係閣僚会合に関する推進体制について(その2)

8 最近の中央省庁の状況について

9 組織のトップのあり方について

10 地方議員のなり手不足等について

11 「子どもと子育て家庭の生活実態調査」結果について

12 春山の山岳遭難防止対策について

13 「子どもと子育て家庭の生活実態調査」結果について(その2)

14 中部縦貫自動車道の松本波田道路について

15 セクハラの意識等について

16 消防防災ヘリの運航再開について

17 平昌パラリンピック出場選手へのスポーツ栄誉賞贈呈について

18 知事のゴールデンウイークの過ごし方と3期目出馬について

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 1 長野市で発見された特定外来生物「アカカミアリ」への対応について

長野県知事 阿部守一
 それでは今から会見を開きます。よろしくお願いします。(手話で表現)
 今日私からは大きく4点、お話を申し上げたいと思います。
 まず、すでに昨日記者発表させていただいています、特定外来生物「アカカミアリ」への対応についてです。今回、長野市内の住宅の屋内から特定外来生物「アカカミアリ」の1個体が発見されました。これまで「アカカミアリ」は、国内においては、港湾地区あるいは、コンテナを取り扱われる事業所で見つかっているのが通例ですが、今回は個人のお宅で発見されたという状況です。環境省によれば、「アカカミアリ」が本県のような内陸部の寒冷地でまん延しているとは考えにくいということです。輸入品に紛れ込んでいた可能性が高いということですので、現在、県としては、環境省、長野市と協力して、侵入経路周辺の調査を行っているところです。「アカカミアリ」は「ヒアリ」と同じ種類の毒を持っており、十分ご注意いただくことが必要と思います。しかしながら、「ヒアリ」と比べますと、毒性は相当低く、死亡例の報告もないと承知しています。「アカカミアリ」の働きアリは体長が3ミリから5ミリ。女王アリは6ミリから8ミリ。全体が黄褐色で光沢があり、つやつやしているアリです。怪しいアリを見つけた場合には、絶対に素手で触れることなく、刺激をせずに、速やかに環境省の「ヒアリ相談ダイヤル」にご連絡をいただくか、県の地域振興局環境課、あるいはお近くの市町村にご連絡をいただければと思います。いたずらに恐れることなく、冷静なご対応をいただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 

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2 部局長会議を開催

長野県知事 阿部守一
 それから2点目ですが、本日の部局長会議の報告です。今日の部局長会議では、4点報告事項がありました。またその他としての情報共有もありましたが、そこから二つ、私からお伝えしたいと思います。
 まず、春山の山岳遭難防止対策についてです。昨年に引き続きまして、県の消防防災ヘリコプターによります遭難救助体制が確保されていない現状の中で、従来以上に山岳遭難そのものを減らしていかなければいけないという危機感を持っています。そうした観点で、登山シーズンの幕開け期を迎える中、山岳遭難発生の増加も予想される時期になってきていますので、昨年度に引き続きまして、春山の山岳遭難防止対策を実施することとしました。実施概要はプレスリリース資料のとおりですが、今回、実施期間は4月から6月までとしています。山域ごとに実情を踏まえて、地域振興局にも対応をしてもらいながら、効果的な取り組みを行っていきたいと考えています。特にゴールデンウイークにおいては、多くの山域で山岳遭難が集中する傾向にあります。従いまして、4月27日(金曜日)から5月6日(日曜日)の10日間については、集中啓発期間として、登山口等での直接啓発等の強化を図ります。長野県山岳遭難防止対策協会、あるいは、長野県警察とも十分な連携をさせていただく中で、さまざまな手段で山岳遭難の防止に取り組んでまいります。ぜひ、山に登られる方は、ご自分の技術、体力レベルに合わせていただくことはもとより、登られる山の状況等についても、十分に認識した上で登山をしていただきたいと思っています。

長野県知事 阿部守一
 それから部局長会議のもう1点ですが、企業局の「川中島の水」のモンドセレクション最高金賞3年連続受賞についてです。企業局が作っているペットボトル水の「川中島の水」が、国際的な品質評価機関である、モンドセレクションの最高金賞を3年連続で受賞することができました。信州の豊かな自然が育んだ「川中島の水」が、その価値を国際的にも認められて、大変うれしく思っています。県としても、この水を信州デスティネーションキャンペーン(信州DC)はじめ、銀座NAGANO等でも提供させていただいていますが、今後は、東京オリンピック・パラリンピックの事前合宿、あるいは、アフターDC等にも活用していきたいと思っています。信州の水の素晴らしさ、自然の素晴らしさをしっかり発信していきたいと思っています。

 

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3 G20関係閣僚会合に関する推進体制について

長野県知事 阿部守一
 大きな3点目です。G20関係閣僚会合長野県推進本部の設置についてです。
 2019年に軽井沢町で開催される「G20持続可能な成長のためのエネルギー転換と地球環境に関する関係閣僚会合」の円滑な実施を全庁的に図るため、本日、「G20関係閣僚会合長野県推進本部」を設置いたしました。
 まずはこの会合がしっかり成功するように、地元として責任を持って対応していきたいと思っていますし、また、G20閣僚会合の開催を長野県としての環境エネルギー政策をさらに推進していく契機にしていきたいと思っています。さらには長野県のこれまでの取り組み、あるいはライフスタイルを世界へと発信し、併せて、MICE(マイス/国際的な会合の総称)を推進するための大きな契機にもしていきたいと思っています。関係方面、特に環境省、経済産業省とは十分に連携しながら、取り組みを進めていきたいと思っています。
 また、しっかり体制を組んでいくことが重要だと思っていますので、5月1日付で、環境部の環境政策課に専任職員を3名配置する予定にしています。引き続き県民の皆さま方のご協力、ご支援をお願い申し上げます。

 

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4 平昌(ピョンチャン)パラリンピック出場選手へのスポーツ栄誉賞贈呈について

長野県知事 阿部守一
 最後、四つ目ですが、プレスリリース資料をお配りしているかと思いますが、平昌(ピョンチャン)パラリンピックに出場された方々に対する表彰を行いたいと思っています。平昌冬季パラリンピックに出場された県関係選手12名の皆さんに対して、スポーツ栄誉賞をお贈りすることにしました。5月8日(火曜日)、午前11時30分からホテル国際21で表彰式を開催することとしました。多くの県民の皆さま方、国民の皆さま方が、感動、誇りを選手の皆さまからいただくことができたと思っています。県民を代表して感謝の思いをお伝えすると同時に、素晴らしい戦いをたたえたいと思っています。
 誰にでも居場所と出番がある長野県をつくっていく上で、障がい者スポーツの振興にもこれからますます力を入れていきたいと思っています。2027年の全国障害者スポーツ大会に向けて、全ての皆さま方がスポーツに親しめる環境づくりに向けて、今後市町村の皆さんと一緒に取り組んでいきたいと思っています。私からは以上です。よろしくお願いいたします。

 

 

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5 G20関係閣僚会合に関する推進体制について

日本経済新聞 佐伯遼 氏
 先ほどのご発言の中で、5月1日付で環境政策課に専任職員を3名配置とありましたが、今後、専用の室のようなかたちで、もう少し専任の職員を増やすなどのお考えはありますか。

長野県知事 阿部守一
 当面そのような対応でスタートしますが、先ほど申し上げたように、まだ開催日程とか、内容の詳細も定かではないところもあるので、今後、状況を判断しながら考えていくかたちになろうかと思います。

日本経済新聞 佐伯遼 氏
 状況次第では増員も検討するということですか。

長野県知事 阿部守一
 かなり大規模な会議になると思うので、必要があれば検討しますが、まだ状況が分かりませんので、当面は専任職員を3人配置して対応をスタートしていきたいと思っています。

 

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6 新潟県知事の辞意表明について

日本経済新聞 佐伯遼 氏
 新潟県の米山知事が辞職を表明されて、隣県ということでこれまで長野県ともさまさまな関わりがあったと思います。改めて知事の受け止めを教えていただければと思います。

長野県知事 阿部守一
 中央日本4県サミット等含めて、新潟県は、隣接地域、隣接県でもあるので、さまざまな取り組みを一緒に行ってきましたし、これからも進めていきたいと思っています。米山知事はご自分で身を引かれたということですので、新潟県の新しい知事を迎える中で、引き続き私ども長野県と十分連携していただいて、共通する課題もさまざまあるので、一緒になって取り組んでいくことができる環境をわれわれはつくっていきたいと思っていますし、ぜひ、新潟県側も引き続き長野県との強力な連携にご配慮いただければありがたいと思っています。

 

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7 G20関係閣僚会合に関する推進体制について(その2)

信濃毎日新聞 千野雅樹 氏
 G20関係閣僚会合について、県の環境エネルギー政策をさらに推進する契機にというお話もありましたが、どう県民を巻き込んでいくかというのがやはり一つのポイントになっていくと思います。知事も先日の会見で、それに合わせていろいろ考えたいというお話をされていたかと思うのですが、例えばシンポジウムですとか、今イメージされているものがあれば教えていただければと思うのですが。 

長野県知事 阿部守一
 まだまだ具体的にはイメージしきれていませんが、先ほど本部会議でも出ましたが、来年の開催ですので期間があるようでないと思っています。そういう意味で、その間、対応が必要なものについては、6月の県議会で補正予算を出すことも含めて考えていきたいと思います。今日、本部を立ち上げたところですので、どういうかたちでこの会合を具体的に生かしていくかということについて、今後、精力的に検討した上で方向を決めていきたいと思います。
 ただ、あくまでも主体は国ですので、国の方向とか考え方を十分把握した上でないと、なかなか取り組みづらいところがありますので、環境省あるいは経済産業省と十分連携をとりながら対応していきたいと思っています。

 

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8 最近の中央省庁の状況について

信濃毎日新聞 千野雅樹 氏
 財務省の事務次官がセクハラともとれる発言で辞職されて、政権も森友学園の文書から始まってごたごたしている状況が続いているかと思うのですが、中央省庁の話で恐縮なのですが、一連のこうした状況を知事はどんなふうに見ていらっしゃるか、教えていただければと思うのですが。

長野県知事 阿部守一
 国民としては、いろいろ課題がある中で、しっかり課題に向き合ってもらいたいという思いの方々が多いのではないかと思います。もちろん、個別にいろいろ問題になっている案件についても、しっかり説明責任を果たすべき人たちが果たしてもらうということも必要だと思いますし、他方で北朝鮮の問題であったり、貿易上の問題であったり、あるいは国内的にも、中長期的な課題ではありますけれども、社会保障のあり方であったり、国の財政再建のあり方であったり、待ったなしで考えなければ、将来に禍根(かこん)を残しかねないような大きなテーマが山積しているわけですので、そうしたことにしっかりと注力していってもらいたいと私は感じています。
 また他方で、われわれはいつも地方分権の話をさせてもらっていますけれども、いろいろな課題について、われわれ地方自治体、都道府県なり市町村なりがしっかりと向き合って取り組んでいくということがますます重要になってきているのではないかと思っています。

 

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9 組織のトップのあり方について

日本放送協会(NHK) 小口佳伸 氏
 今の関連なのですけれども、先ほども出ました新潟県の知事、それから財務省のトップ、またそれに関連した財務大臣の対応のあり方という、いろいろなところでトップのあり方というのが今問われていると思うのですが、長野県のトップである知事として、このトップの在り方をどう考えていらっしゃいますでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 あまり人のことをとやかく言える問題ではないと思いますが、県庁という大きな組織の中では、ある意味私は県民に選ばれた唯一の人間ですので、例えば大北森林組合の問題にしても、いろいろな問題についてできるだけ、県民の皆さま方の思いと乖離(かいり)しないように、組織の論理というか組織側の思いももちろん分からなくないのですけれども、とはいえ私は選挙で県民の代表として選んでいただいたわけですので、そういう意味では、時には組織に対して厳しい対応もしなければいけないという思いでずっとやってきています。これからも県民の皆さま方の代表であるということを深く肝に銘じて取り組んでいきたいと思っています。

 

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10 地方議員のなり手不足等について

日本放送協会(NHK) 小口佳伸 氏
 ここのところ伊那市や中野市の市議選が無投票で決まったり、小谷村では再選挙になるかというところでぎりぎり欠員というかたちで、地方の議員のなり手不足というのが深刻化しているように思うのですけれども、こういう状況を知事としてどうご覧になっているかということと、これは地方の高齢化や過疎化の問題があって、県の活性化という点にも繋がってくるかと思うのですが、県として対応等考えていらっしゃれば、併せてお聞かせいただければと思います。

長野県知事 阿部守一
 今回の新しい総合5か年計画で「学びと自治の力で拓く新時代」とうたっています。自治の捉え方というのはコミュニティのような自治もあれば、場合によっては県が国と対峙(たいじ)するような自治ということもありますし、しかしながら今の市町村自治というのはやはり自治の基本中の基本だと思います。
 そういう意味で積極的に議員になろうと思われる方が少ないという現状は、地方自治の振興発展という観点からは問題ではないかと率直に感じます。自分たちの地域は自分たちの力で良くできるんだという感覚が、なかなか地方分権が進まないことと私は表裏ではないかと感じていますけれども、あまりそういう実感がないのではないかなと思います。
 ただ、私は、もちろん分権について今の状況はまだ中途半端だと思いますけれども、しかしながら個々の市町村であったり、あるいはわれわれ長野県であったり、やればできることはもっとたくさんあるので、ぜひそういうことを多くの県民の皆さんに、私も出来るだけお伝えさせていただいて、市町村であったり県の取り組みにもっともっと関心を向けていただいて、そして一緒になって取り組んでいこうと感じていただける県民の皆さま方が増えていけるように県としてもですし、私も先ほど申し上げたように選挙で選んでいただいている立場でありますので、そうしたお話もしていかなければいけないのではないかなと感じています。

 

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11 「子どもと子育て家庭の生活実態調査」結果について

中日新聞 渡邉陽太郎 氏
 県民文化部が昨年から行った調査で、厚労省が出している基準とはまたちょっと違うのですけれども、今回の調査で子育て世帯の9.3パーセントが困窮状態であるという結果が出ました。そのことについて知事の率直な受け止め、打っていきたい対策を考えていらっしゃいますでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 子どもの貧困であったり格差の問題というのは、これまでも重要な課題だと受け止めて取り組んできています。全国に先駆けて給付型の奨学金制度を作ったのもそうした思いからですが、今回かなり具体的な実態が見えてきたので、まずはしっかり全庁的に問題意識を共有するところから始めなければいけないと思います。次世代サポート課が担っている部分は、子どもを育てていらっしゃるご家庭の中の一部であります。むしろ、市町村行政が担っていただいている部分であったり、あるいは、健康福祉部であったり、教育委員会であったり、そうしたところが担っている部分が多いので、まずは庁内でしっかり共有をしてくれと私からは指示をしています。その上で、これまでわれわれが取り組んでいたことについても、更に強化すべき問題であったり、あるいは新しい視点で取り組むべき課題というものも出てくるのではないかと思いますので、そうしたことについてしっかり向き合っていきたいと思っています。

 

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12 春山の山岳遭難防止対策について

中日新聞 渡邉陽太郎 氏
 山岳の遭難対策なのですけれども、やはりヘリが使えないということで、昨年に引き続きとのことなのですが、もともと4月下旬の運航再開が目標だったと思うのですが、それは無理になったという解釈でよろしいでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 目標というか、私はこの場でも何度も申し上げていますけれども、安全面の配慮をしっかりやった上で運航再開ということで、私からいつを目標とは言ったことはないと思います。あまり現場にプレッシャーをかけて、いつまでにやらなければいけないということで、天候等にも影響されて訓練もできる日とできない日とありますし、今しっかり訓練を行ってもらっていますので、「これはもういける」と判断した段階で運航再開していきたいと思っています。そうした状況について、多くの県民の皆さま方にもご理解いただいた上で、何とか山岳遭難がなくなるように、ご自分のことはまずしっかり守っていただきたいと思いますし、また、こうしたことについて、やはり登られる皆さま方の間で共有をしていただきたいなと思います。

中日新聞 渡邉陽太郎 氏
 わかりました。ただ、登山シーズンで県民の方もいろんなところへ出掛けられると思うのですが、そこでヘリが使える状態になるのかならないかというのは結構重要なところだと思いますので、知事ではなくても担当課の方でも良いので、ゴールデンウイークぐらいまでに飛べるような可能性があるのかないのか、そこだけでも教えていただければと思います。

長野県知事 阿部守一
 段階を踏んで訓練をしてきています。先般、消防防災航空隊の状況は私も聞かせていただきましたけれども、消防本部から来ていただいている消防隊員の皆さんも非常に士気高く訓練に励んでいただいている状況であります。むしろ現場の職員は、はやる気持ちがあると思います。むしろ早く自分たちが活躍しなければという思いがあると思いますが、そこはやはり、二度と事故を起こさないという観点で、しっかり安全確保を行った上でスタートしていきたいと思いますので、状況が明らかに次のステップに行きますとなった段階でまたしっかりお伝えしていきたいと思います。

 

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13 「子どもと子育て家庭の生活実態調査」結果について(その2)

市民タイムス 赤羽啓司 氏
 生活実態調査の関係で知事にお願いします。この調査で、 県内の困窮家庭が9.3パーセント、また、周辺家庭も合わせると24.5パーセントという数字が初めて出たと思うのですが、数字の割合に対する知事のお考えがあればお願いできますでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 私もまだ、調査内容の詳細を読み込んでいないので、全体的にこうだと明確に申し上げづらいところもありますけれども、ただやはり、支援をしていかなければいけない、支援を必要とするご家庭は相当程度あるのではないかと受け止めています。特に、貧困という問題、格差という問題だけではなくて、そこから起因して、例えば健康面、あるいは学習面、さらに自己肯定感、こうした部分についても、影響を与えるのではないかと思いますので、そうしたところについては、しっかり分析をして対応していかなければいけないと思っています。

市民タイムス 赤羽啓司 氏
 先ほど知事も、健康面、学習面、自己肯定感、そのようなことをおっしゃったのですが、調査を見るとかなり細かく質問していると思います。先ほど知事はまだ全体的には目を通していないという話もあったのですが、特に質問の中で目を引いた部分はありますでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 これから全体を読み込むという感じですね。
 この詳細な調査をする以前から、格差の問題、貧困の問題は、貧困の連鎖であったり、ご家庭だけの問題ではなくて社会的な問題であると私は感じていましたが、今回、かなり詳細なデータを把握することができたので、これはやはり具体的な政策にどう繋げるかということが極めて重要だと思っています。先ほど申し上げたように、県民文化部だけではなくて、他の部局ともしっかり情報共有した上で、全体としての対応方法を考えていきたいと思っています。

市民タイムス 赤羽啓司 氏
 先ほど全庁的な検討というお話もあったのですが、事務担当者レベルの会議のようなものを開くようなお考えがあればお願いできますでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 今回新しい総合計画も作りましたし、これまでも子どもの貧困対策は推進計画を作って、例えば先ほど申し上げた「給付型奨学金」であったり、「こどもカフェ」の拡大であったり、「こども支援センター」の設置であったり、そういったことを取り組んできています。むしろ私は事務レベルではなくて、部長レベルというか、私も含めてですが、市町村と県との関係を考えたときには、市町村と違って県は骨太の大きな方向性のところをやらなければいけないのがわれわれの責任だと思っています。そういう意味では、担当者レベルで意見交換をして少しいじるというよりは、むしろこういうものを社会全体でどう受け止めて対応していくかということをしっかり考えることが、併せて細かい部分も重要だと思いますが、例えば教育でどうする福祉でどうするということだけではなくて、私は社会全体を変えていくぐらいの問題だと思いますので、部局長レベルで問題意識を共有して対応していきたいと思っています。

 

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14 中部縦貫自動車道の松本波田道路について

信濃毎日新聞 島岡太郎 氏
 昨日ですが、松本市で中部縦貫道の松本波田道路について、市の方で独自にインターを造るというお話があったのですけれども、そもそも中部縦貫道の松本波田道路自体はまだ事業がほとんど進んでいないというか用地買収も進んでないようなのですけども、地元には反対の声もあったりすると。事業自体は国の事業かもしれないですけど、県の方でも事業費を負担する部分もあると思うのですが、これは今後県としてどう関わっていくお考えなのかを教えてください。

長野県知事 阿部守一
 松本市の具体的な状況はつまびらかに承知しているわけでありませんけれども、 県として中部縦貫自動車道自体は、長野県のみならず北陸、あるいは岐阜方面と関東圏を結ぶ極めて重要な道路だと思っていますので、国にはしっかり整備促進をお願いしているところですし、県としてもできるだけの協力を行っていくということが重要だと思っています。そういう中で、松本市としては地域を振興発展させる観点でのお考えだと思いますので、そうした市の考え方もわれわれとしても尊重しながら事業推進が円滑に図られるよう取り組んでいきたいと思います。

 

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15 セクハラの意識等について

時事通信 金澤俊子 氏
 国政問題でお伺いしたいのですけれども、財務省の事務次官がセクハラ疑惑で事実上更迭されまして、今回の一件でセクハラ問題というのが今更ながらフォーカスされるようになってしまい、なかなか意識が定着していないなという印象を受けるのですけれども、知事のご所見をお伺いできますでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 相手を尊重する思いというのを全ての人たちが共有するということが、いろんな課題に共通することではないのかなと思っています。例えば、女性の活躍もわれわれとしても大きなテーマですけれども、男性と女性を分けて見がちな傾向というのは、社会の中ではまだまだいろんなところであるのではないかと思います。ただそうしたことでは、これから社会の発展はなかなかおぼつかないと私は正直思いますので、男性も女性も、あるいは障がいがある人もない人も、あるいは外国人も日本人も、いろんな人たちが、それぞれ違いや個性を認め合いながら、尊重しあっていく社会をつくっていくことが、求められているのではないかと思います。これは組織の中での問題でもありますし、社会全体もやっぱりそういう方向で変えていかなければいけないのかなと思います。

時事通信 金澤俊子 氏
 国の方では女性活躍というのを掲げていろいろな政策を打っているかと思うのですけれども、何か国に対してこういうふうにしていくべきだとか、何か提言されたいこととか、もしありましたら教えていただけますでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 昨日も「就業促進・働き方改革戦略会議」を開催しましたが、そこでもこれから産業振興を図る上でもやはり女性の働きやすい環境をつくることが極めて重要だと思っています。ただ、どうしてもまだ日本の感覚であったり、日本のシステムというのは、固定的な家族観みたいなものが結構根底にあるのではないかと思いますので、これから将来に向けて、例えば結婚しない人も増えていたり、あるいは母子家庭であったり父子家庭であったりと、多様な家族のかたちがある中で、男性も女性も問わず活躍できる、働ける、社会に貢献できる環境を制度的にも担保していくということが重要ではないかと思います。

 

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16 消防防災ヘリの運航再開について

読売新聞 下里雅臣 氏
 山岳遭難と関連した部分、消防防災ヘリの再開について関連した部分なのですけれども、春山のシーズンの間には消防防災ヘリの活動ができるようになると思うのですが、今回、知事のメッセージの方にも、山岳だけでなくて山菜取りだとかそういったことへの注意も促していますけれども、消防防災ヘリを再開した際に、そのあたりの遭難、低山というのでしょうか、その辺で遭難が起きた場合に、消防防災ヘリの活用をどのように考えているか知事のお考えをお伺いしたいのですけども。

長野県知事 阿部守一
 それはどういう観点で。

読売新聞 下里雅臣 氏
 高山での遭難事故への対応はまだしないというようなことだったかと思うのですが、そことの線引きというのでしょうか、それをどのようにお考えでいらっしゃるか。

長野県知事 阿部守一
 高山は当面救助活動をやらないけど、平地とかの救助活動があるかということですね。それは危機管理部の方で答えてもらった方がよいかもしれないですね。

消防課長 吉原英樹
 先ほど知事からもお話ありましたけど、現在、空中消火に向けての訓練をしているところです。3月の末から訓練を開始しまして、現時点で予定10回のうち5回終了しているところ。当面は、空中消火の再開に向けての活動になりますので、山岳救助については、運航再開してから訓練をしつつ、様子を見て判断していくというかたちになります。

長野県知事 阿部守一
 救助活動は、普通、低地の救助活動に消防ヘリが出ているケースもあるのかしら。

消防課長 吉原英樹
 直近での運航再開は、空中消火の関係と、あとの救急の搬送等がありますので、それを見越しての病院でのヘリポートの活用と、それは今実施しているところであります。

 

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17 平昌パラリンピック出場選手へのスポーツ栄誉賞贈呈について

毎日新聞社 鈴木健太 氏
 パラリンピックのスポーツ栄誉賞贈呈式の件ですが、五輪の時は会場が長野駅だったと思うのですけれども、今回はホテルになりましたが、何か理由があるのでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 前回オリンピック選手の表彰の時は、小平選手をはじめ3人の選手に県民栄誉賞を贈呈ということで、普通のスポーツ栄誉賞だけではなくて、県民の皆さんとともに表彰するという意味合いもかなり強かったところですので、できるだけ多くの皆さんに間近でご覧いただけるところで表彰をさせていただこうと長野駅で行いました。今回は、これまでもオリンピック・パラリンピック選手に対して授与させていただいておりますスポーツ栄誉賞ということですので、これまでと同じような対応ですが、ただ、交流の場についてはオリンピック選手と同じようにつくるかたちにさせていただいています。

毎日新聞社 鈴木健太 氏
 これは資料にあるとおり、現場に来れば市民の方々は自由に見ることができると考えていいでしょうか。

人事課長 玉井直
 ホテルで開催をいたしますので、会場の都合によっては数に限りはありますが、参加されたい方はご自由にホテルの方にお越しいただければと思っています。

毎日新聞社 鈴木健太 氏
 前回みたいに整理券配布は今のところ考えていないのでしょうか

人事課長 玉井直
予定をしておりません。

 

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18 知事のゴールデンウイークの過ごし方と3期目出馬について

中日新聞 渡邉陽太郎 氏
 毎度のことで申し訳ないのですけれども、22日には後援会の方の会合がありまして、そこでいろいろお考えになると思うのですが、ゴールデンウイーク大型連休、公務もあると思うのですがどう過ごされて、また選挙の方にはどのようなお気持ちでいらっしゃいますでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 連休中も公務がありますが、私も少し自分なりに考える時間も作れると思いますので、私としては責任を持って知事職を務めさせていただいておりますが、今後どうするかということについては、自分自身も真剣に考えていきたいと思っています。

 

 

長野県知事 阿部守一
 どうもありがとうございました。

 

 

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企画振興部広報県民課

電話番号:026-235-7054

ファックス:026-235-7026

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