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更新日:2018年8月9日

知事会見(平成30年(2018年)8月8日(水曜日)12時30分~12時46分 会場:県庁)

≪阿部知事からの説明≫

1 大桑村の林野火災について

2 御嶽海関に「スポーツ特別栄誉賞」を贈呈

≪取材者からの質疑≫

3 知事の公約着手について

4 御嶽海関に「スポーツ特別栄誉賞」を贈呈

5 御嶽海関に「スポーツ特別栄誉賞」を贈呈(その2)

6 公立高等学校等の空調設備について

7 御嶽海関に「スポーツ特別栄誉賞」を贈呈(その3)

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 1 大桑村の林野火災について

長野県知事 阿部守一
 今から会見を開きます。よろしくお願いいたします。(手話で表現)
 この知事会見は選挙の後初めてなのですね。さきほど当選証書を付与されてまいりました。改めまして、投票所に足を運んでいただいた県民の皆さま、あるいはこれまで県政を支えてきていただいている皆さま、すべての県民の皆さま方に感謝を申し上げたいと思います。今回当選証書をいただいて、投票いただいた皆さまから託された思いをしっかり受け止めさせていただくなかで、責任をもってしっかりと全力で県政に取り組んでいきたいと思っています。ぜひメディアの皆さま方にも引き続きご協力いただければと思っています。
 今日、私からは2点申し上げたいと思います。
 まず1点目が、大桑村で発生しています林野火災への対応についてです。8月4日土曜日18時に林野火災が発生いたしました。原因は落雷だと考えられていますけれども、急峻な地形であり、地上隊が近づけない状況であることから、消防防災ヘリコプターによる消火活動を8月5日から行ってまいりました。本県のヘリコプターをはじめ、愛知県、静岡県、岐阜県の応援を得て消火活動を行ってきたところです。しかしながら鎮圧するには至っていない状況でして、台風13号の接近に伴って、強風で延焼が拡大する恐れもあることから、昨日の19時20分に大桑村から要請を受けて、県として自衛隊の災害派遣要請を行わせていただいたところです。本日7時前から自衛隊の大型ヘリコプターによる消火活動を開始しました。12時現在までに39回散水を行ったところです。白煙も認められない状況にはなっていると報告を受けています。今後、自衛隊ヘリコプターの赤外線カメラによる現場の状況確認を行い、その後の対応策について検討していきたいと考えています。引き続き、この林野火災を県としてもしっかり地元の皆さまと連携して対応を行ってまいりたいと思っています。

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2 御嶽海関に「スポーツ特別栄誉賞」を贈呈

長野県知事 阿部守一
 
御嶽海関の幕内の優勝に関して、選挙中、街頭演説ではお祝いを申し上げましたけれども、知事としての正式な会見として、改めて心からお祝いを申し上げたいと思います。
 多くの県民の皆さま方の喜びとするところであり、大変大きな希望を長野県にもたらしてもらえたものと思っています。御嶽海関を支えてこられた地元の皆さま、関係の皆さま方にも、改めてお祝いを申し上げたいと思います。
 そういう中で、今回、名古屋場所で優勝されたことを受け、スポーツ特別栄誉賞を贈呈させていただくことにいたしました。今回の優勝は、優勝制度が定められた明治42年以降、長野県出身力士として初めての快挙です。私どもとして、こうした業績を称える意味を込めてスポーツ特別栄誉賞を贈呈させていただくことといたします。表彰の日程につきましては、現在調整中ですので、改めて皆さま方にはお伝えしていきたいと思っています。
 私からは以上です。

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3 知事の公約着手について

読売新聞 丸山修 氏
 3期目の当選をした後、県知事として公務で行われる初めての記者会見ということで、今後の県の行政の方向性についてお伺いしたいと思いますが、知事は選挙戦中、大きな数にわたる公約を発表されてきましたけれども、今後、直ちに着手していきたいと思っているものは、スケジュールや具体的な政策の分野など、可能な範囲で教えていただけますでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 まず、私の掲げた公約を速やかに県庁組織と共有して、取り組んでいきたいと思っています。そういう中で、私がいろいろ公約に掲げたり、街頭演説で申し上げてきたことについては、責任を持って進めていきたいと思っていますけれども、当面は、9月補正予算でどこまでどういうものを計上するかということを、しっかり詰めていきたいと思っています。
 特に私としては、当初予算に「しあわせ信州創造プラン」の第1弾としての執行予算を組み込んでいますので、そうしたものを有効に活用しながらも、例えば学校の空調設備の話については、できるだけ早く着手できるように取り組んでいきたいと思います。まだ教育委員会としっかり話をしていないので、話をしながら進めていきたいと思っています。
 あとは、子育て支援の関係についても、まだ具体的にこういうものと申し上げられる段階ではありませんけれども、子ども若者支援ということをかなり強く訴えさせていただきましたので、9月補正予算においても具体的な予算化をするかたちで、政策を出せるようにしていきたいと思っています。 

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4 御嶽海関に「スポーツ特別栄誉賞」を贈呈

市民タイムス 赤羽啓司 氏
 御嶽海関のスポーツ特別栄誉賞の関係で伺いたいと思います。御嶽海関は、来場所で大関取りがかかってくると思います。そこに対して期待があればお願いできますでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 多くの皆さんと同じ思いだと思いますけれども、ぜひ大関をまずしっかり獲得してもらいたいと思いますし、ぜひ横綱も目指して、日本を代表する力士になっていっていただきたいと強く願っています。
 今回、スポーツ特別栄誉賞を贈呈させていただきますけれども、私とすれば、御嶽海関の日程管理にあまり水を差してはいけないので、先ほど調整中と申し上げましたけれども、できるだけ部屋側の意向を尊重したかたちで贈呈する日程も決めていきたいと思っています。

市民タイムス 赤羽啓司 氏
 今までスポーツ関係だとスポーツ栄誉賞、スポーツ特別栄誉賞、この前、小平奈緒選手などが県民栄誉賞をとったのですが、スポーツ特別栄誉賞に今回決めた理由、多分これから大関などになってくれば、県民栄誉賞も見えてくるのかなという気もするのですけれど、そこら辺の理由は。

長野県知事 阿部守一
 私の答えを言っていただいた感じがしますけれども、まず私も今回ちょうど選挙中に御嶽海関が優勝されたので、多くの皆さんと触れ合う中で、ともに優勝の喜びを分かち合いました。まずは優勝おめでとうと、そして、ぜひ大関、横綱を目指して欲しいというのが多くの皆さま方の御嶽海関に対する思いですから、そういうことを考えると、県民栄誉賞については、またさらなる活躍を期待した上で、今後、われわれとしては考えていきたいと思っています。

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5 御嶽海関に「スポーツ特別栄誉賞」を贈呈(その2)

毎日新聞 鈴木健太 氏
 御嶽海関の贈呈式についてなのですけれども、ホテルでやるかたちなのか、この間みたいに長野駅でやるかたちなのか、今のところのイメージがあれば教えてください。

長野県知事 阿部守一
 先ほど申し上げたように全く未定です。やはり、稽古に励んでもらうことが、われわれとしては一番必要なことだと思っていますので、御嶽海関の日程管理に支障をきたさないように配慮しながら、贈呈式を行いたいと思います。場所をどうするかということも含めて、後援会の皆さんであったり、部屋の皆さんの考え方を尊重して決めていきたいと思っています。

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6 公立高等学校等の空調設備について

毎日新聞 鈴木健太 氏
 空調設備についてもお伺いさせていただきたいのですが、いわゆる県立高校、特別支援学校と、あと小中学校になると、それぞれ対応の仕方が変わってくるのかなと思うのですが、それぞれ分けて、今どういうイメージでいらっしゃるのか教えてもらっていいですか。

長野県知事 阿部守一
 まず、県立の高校、特別支援学校は、県の責任で対応しなければいけない部分ですから、これについては、具体的にどのようなスケジュール感で取り組んでいくかということを、しっかり教育委員会と話した上で、できるだけ早く、9月補正にそのスタートとなる予算を入れることも含めて、検討していきたいと思っています。
 もう片方の小学校・中学校の市町村立学校の方は、われわれが設置主体ではないものですから、市町村の皆さんのご判断という部分にはなりますけれども、ただ、国においてもこの猛暑を受けて、国としての支援についても検討されると伺っていますので、私としては、国に対して学校の空調設備の整備に対する支援をさらに充実していただきたいという旨を、早い段階で要請していきたいと思っています。

毎日新聞 鈴木健太 氏
 そうしますと、小中学校については、今のところ県から国への要請の他は、県から市町村に対して具体的に何かやるというのはないということですか。

長野県知事 阿部守一
 これは選挙中に、小学生、中学生のお母さんたちにそう言われて、これは市町村長の方に言ってくださいねと答えたのですけれども。県がやりますと言えば、それはもしかしたら票が増えたのかもしれませんけれども、あまり無責任なことは言えないと思っています。やはり学校の設置主体という市町村としての考え方もあると思いますので、市町村の考え方もお伺いしないうちに、県が何かやりますということは、少しせんえつな状況だと思いますので、まずは国に対して要請していきたいと思っています。
 今回私が公約で訴えさせていただいたことのかなりの部分は、市町村の皆さんと共に行わなければいけない課題が多いと思っていますので、私としてはできるだけ早い段階で県と市町村の協議の場も開かせていただいて、そこの中で私が訴えてきたことを市町村の皆さんとどのように具体的に進めていくかというかたちと、それから市町村長の皆さま方が問題意識を持たれていて、県として協力しなければいけないことという、問題意識を共有できる場はできるだけ早くつくっていきたいと思っています。

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 7 御嶽海関に「スポーツ特別栄誉賞」を贈呈(その3)

長野朝日放送 渡辺亮 氏
 御嶽海関の優勝に関してですが、入門から3年半という歴代3位のスピードということもありますけれども、先ほどは今後の期待という部分もありましたが、彼のスピード優勝を決めた部分を、知事としてはどのように県出身力士の活躍を見ていたのかお伺いします。

長野県知事 阿部守一
 御嶽海関とは何度も直接お会いしていろいろ話をさせてもらっていますけれど、知事室に最初にお越しいただいたのが、これから大相撲の世界に入っていきますという時で、本当に大相撲の世界は大変な世界だと思うので、しっかり頑張ってほしいなと思っていました。しっかりみんなで応援しますねというお話もさせていただいたわけですけれども、非常にスピード出世をして、そして優勝までとんとん拍子で進んで来られたことは、県民を代表する立場としても、あるいは個人としてもとてもうれしいことですし、本当にその裏には御嶽海関の大変な努力が、やはりプロの世界ですから、大変厳しいこともあったと思います。そうしたことを乗り越えて優勝を勝ち取られたことは心から称賛したいと思っています。私もテレビを見ると御嶽海関を応援されている長野県関係者の皆さま方は本当に多いので、ぜひこの優勝を契機にもっともっと県民全体でさらに盛り上がって、しっかり応援していきたいと思います。

長野県知事 阿部守一
どうもありがとうございました。

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企画振興部広報・共創推進課

電話番号:026-235-7054

ファックス:026-235-7026

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