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更新日:2022年10月26日
諏訪地域振興局
県農業経営者協会諏訪支部主催の諏訪地域農業振興研究懇談会が、9月27日に茅野市ワークラボ八ヶ岳で開催されました。
3年ぶりの開催となる今回は、地元で開催された「フラワートライアルジャパン2022秋(主催:フラワートライアルジャパン実行委員会)」と連携しての開催となりました。参加者はフラワートライアルジャパンの6か所の会場から任意の場所を見学した後、ワークラボ八ヶ岳のオープンスペースに集合して、フラワートライアルジャパンの中心で活躍される、有限会社H&Lプランテーションの鵜飼代表から諏訪地域でイベントを開催するに至った経緯や地域の魅力・つよみについて講演いただきました。
講演に続いて、「諏訪地域の魅力とつよみ、次世代につながる農業経営」について、ワークショップ方式での意見交換を行いました。一つ目のテーマ、「再検証!!諏訪の魅力・つよみ」では、”冷涼な気候”や”都市部に出荷しやすい立地”など「生産環境の優位性」、あるいは”景観”や"文化”や"集う人々”など「人、文化、観光の多様性」などが、諏訪地域の魅力・つよみとして挙げられました。
二つ目のテーマ「次世代への発展、展開」では”諏訪地域の魅力・つよみをどのように活かすか”の視点でさらに議論を交わしました。今後、気候や働き手の構成が変化していく中で、農業も変化・多様化し、取り組む品目や働き方が変わったり、他地域・他産業から新たな担い手の参入やIT・ロボット化などスマート農業が進んだりといった将来の姿が出されました。久しぶりの懇談会でしたが終始活発に意見が交わされ、アフターコロナの産地の在り方を考えるうえで大変意義深い場となりました。
講演の様子
意見交換会の様子