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更新日:2023年7月4日
諏訪地域振興局
化学肥料の価格高騰が問題になっていることから、各地で「緑肥」が見直されています。
緑肥とは、植物そのものを肥料として利用する方法で、本年度、諏訪農業農村支援センターでは、マメ科の「ヘアリーベッチ」を用いて、その蓄えた肥料分による減肥効果確認の調査研究に取り組んでいます。
4月13日には種したヘアリーベッチは約2か月で草丈40~45cmまで生育し、6月26日には、生育量調査及びすき込み作業を行いました。
調査としては、刈り取った50cm四方の重量から植物
が蓄えた窒素量の算出と、根張り具合を確認しました。
ヘアリーベッチの根は下層まで伸長しており、肥料としての効果に加え、土壌改良効果があると思われました。
今後はズッキーニを定植しますが、ヘアリーベッチを播種したところでは減肥を行い、通常施肥量と比較してヘアリーベッチ導入効果について確認する予定です。
(すき込み作業の様子)
(収量調査の様子)
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