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更新日:2023年4月19日
諏訪地域振興局
果樹などのせん定枝を炭にする「無煙炭化器」の実演会を4月12日、下諏訪町赤砂崎公園横のリンゴ園で開催し、農家の皆さんら約20名が参加しました。
長野県は脱炭素社会の実現に向けて、2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを目指す「長野県ゼロカーボン戦略」を推進しており、この目標達成に向け、様々な分野での取組みを支援しています。
今回は果樹のせん定作業で生ずる不要な枝を炭にして、ほ場に施用することで、長期的に炭素を土壌に「貯留」でき、従来の焼却や細断して散布する方法に比べて、大気中への二酸化炭素の排出を抑えることが目的です。
実演会では、(株)モキ製作所(千曲市)が開発した「無煙炭化器」を使い、実際にリンゴのせん定枝を炭にしました。
参加者は、(株)モキ製作所の担当者から炭化器の仕組みや使用方法等について学び、農業分野における脱炭素化の取り組みについて考える良い機会になりました。
実演会の様子
炭になったせん定枝
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