ここから本文です。
更新日：2021年10月12日
諏訪地域振興局
ブロッコリーのシカ対策のため電気柵を設置しました
9月28日に原村のブロッコリー圃場に電気柵を設置しました。
新規就農者Mさんの圃場では、昨年度シカによる食害を受け、収穫できない株がたくさん見られてしまいした。そこで当センターから電気柵の効果を確認するため、試験的な導入を提案したところ、設置することとなりました。
【設置当日のおおまかな流れ】
(1)電気柵の支柱となる「樹脂ポール」と「グラファイポール」に、それぞれ4個の碍子(がいし、電線を支える部品)を取り付ける。
(2)入口の場所や電気柵を設置する範囲を確認し、「入口の両側」と「設置範囲の角」となる部分に樹脂ポールを立て、設置範囲に44m間隔でグラファイポールを立てる。
(3)樹脂ポールとグラファイポールの碍子が、地上から30cm・60cm・90cm・150cmとなるよう位置を調整する。碍子は圃場の外向きにする。
(4)電線を碍子に通して、ぐるりと張り巡らす。その後、簡易緊張具でピンと張る。危険表示板を掲示する。
(5)ソーラー式電牧器を電線に取り付ける。電牧器とアースを繋げ、アースを地中へ埋める。
(6)電牧器のスイッチを入れ、十分な電流が流れているか確認する。
当日は天気良好で順調に作業を行うことができました。
今後は、シカによる被害がなく、無事にブロッコリーが収穫できるよう、漏電防
止対策等、万全な取り組みを行っていきます。
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください