令和4年度“信州の木”建築賞
"信州の木"建築賞は、県産木材を活用し、木を活かす工夫やデザインなど優秀な建築物を表彰することにより、木造建築等に携わる技術者等のスキルアップを図るとともに、広く県民に木造建築等の魅力を発信し、その普及に寄与することを目的として、平成28年度に創設しました。
令和4年度の実施状況については以下のとおりです。
受賞作品
最優秀賞
長野県林業大学校 学生寮棟
(木曽郡木曽町)
- 設計者
新井建築工房+設計同人NEXT
- 施工者
株式会社アスピア
優秀賞
nagano forest village 『森の駅 Daizahoushi』
(長野市)
- 建築主
長野市
- 設計者
シーンデザイン・新日本設計・千広建設
- 施工者
千広建設株式会社
表彰式・講演会
- 日時
令和4年(2022年)11月21日(月)14時~16時
- 会場
長野県立美術館 ホール
- 審査講評
審査講評はこちら(PDF:132KB)
- 表彰
記念品贈呈及び受賞者によるプレゼンテーション
- 講演会
木造住宅を取り巻く構造関係法令等の最近の話題
-四号特例の縮小と省エネ化に伴う壁量の増加-
京都大学生存圏研究所 教授 五十田 博 氏
募集概要
募集対象
県内にある建築物のうち、以下のすべてに該当するもの
- 平成29年6月1日から令和4年5月31日までに新築工事が竣工したものであること
- 木造又は木質化を図った非木造の建築物であること
- 県産木材を活用していること
- 店舗、事務所、診療所、学校等、多くの者が利用する施設であること
- 延べ面積が300㎡超であること(併用住宅の場合は、非住宅部分(4の用途)の床面積が300㎡超のもの)
- 過去の「"信州の木"建築賞」における受賞作品でないこと
募集期間
令和4年6月27日(月)~令和4年8月26日(金) 9月7日(水)【必着】
ご応募可能な方
作品の建築主、設計者又は工事施工者
主催・後援
公益社団法人長野県建築士会
一般社団法人長野県建築士事務所協会
公益社団法人日本建築家協会関東甲信越支部長野地域会(JIA長野県クラブ)
信州建築構造協会
長野県木材協同組合連合会
審査・表彰
審査員
五十田 博(国立大学法人京都大学生存圏研究所 教授)
池森 梢(公益社団法人日本建築家協会関東甲信越支部長野地域会 副代表)
窪寺 弘行(公益社団法人長野県建築士会 副会長)
土屋 長命(一般社団法人長野県建築士事務所協会 会長)
審査基準(主な評価点)
- 地域の事業者や技能者が主体となり、木造建築等の技術の継承や発展につながるもの
- 木材の調達の工夫や木材利用の仕掛けなど、林業、木材振興に寄与しているもの
- 県産木材の利用について、主要構造部や内装材に限らず木質系建材や建具、家具などにも取り入れ、全体の調和がとれたもの
- デザインに優れ、地域の文化や風土、まちなみや周辺の景観と調和がとれているもの
- 環境負荷の低減に配慮し、省エネルギー化への取組や提案がなされているもの
募集要項、様式