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更新日:2025年2月26日
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本年2月11日、松本市の20歳代男性の携帯電話に、警察官を名のる女から電話があり、「マネーロンダリングで逮捕した犯人が、あなた名義のキャッシュカードを使っていたので、あなたにもマネーロンダリングに関与した疑いがかかっている。」「ビデオ通話で話を聞きたい。」などと言われ、更にSNSのビデオ通話で、警察官や検察官を名のる男から、「お金の取引をしたときには、取引ログが残るので、そのログを追っていけばお金の動きが確認できる。」「指定の口座にお金を振り込んでもらい、そのログを確認すれば、容疑が晴らせる。」「容疑が晴れれば、お金は返却する。」などと言われ、相手から指定された口座に50万円を振り込み、だまし取られる被害が発生しました。
警察では、知らない電話番号や非通知の電話には出ない、電話で身に覚えのない犯罪への関与を疑われたら地元の警察に相談する、現金を振り込む前に、一人で判断せず家族や警察に相談するなどの被害防止を呼び掛けています。
本年1月下旬、塩尻市の80歳代女性宅に、甥を名のる男から電話があり、「脱税をしたから税金を納めなくてはいけないが、口座が凍結されて支払うことができない。」「立て替えてほしい。」などと言われ、続けて弁護士を名のる男から、「5年間脱税をしている。」「お金を支払ってほしい。」などと言われ、2月上旬から中旬までの間、相手から指定された東京都内や神奈川県内に現金合計700万円を発送し、さらに、この間、甥を名のる男から「荷物を追跡するために電子マネーが必要だ。」「電子マネーを買って、番号を教えてほしい。」などと言われ、相手の指示に従って、複数回に分け、塩尻市内のコンビニエンスストアでギフト券(電子マネー)合計6万円分を購入し、相手にギフト券番号を伝え、だまし取られる被害が発生しました。
警察では、自宅電話を留守番電話に設定する、本人以外には現金を渡さない、お金に関する不審な電話があったら警察に相談するなどの被害防止を呼び掛けています。
お問い合わせ
長野県警察本部警務部広報相談課
電話:026-233-0110(代表)
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