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更新日:2025年4月12日
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本年3月30日、長野市の70歳代男性が、パソコンを操作していたところ、その画面に「ウイルスに感染しました。」などの表示と電話番号が表示され、その電話番号に電話をしたところ、相手の男から、「ソフトウェアをダウンロードすればウイルスが削除できます。」「近くのコンビニエンスストアでギフトカードを購入してください。」「ギフトカードの裏面のコードをパソコンに入力してください。」などと言われ、男の指示に従い、複数回にわたり、長野市内のコンビニエンスストアで、合計40万円分のギフト券(電子マネー)を購入し、ギフト券番号をパソコンに入力し、だまし取られる被害が発生しました。
警察では、パソコン等にウイルス感染に関する表示がされた場合には詐欺を疑い、相手に連絡せず家族や警察に相談すること、電子マネーでの支払いを要求されても応じないなどの詐欺被害防止を呼び掛けています。
本年1月中旬、長野市の70歳代男性は、インターネットで見つけた投資関連のサイトにアクセスしたところ、投資の担当を名のる男から電話があり、「高額投資をすれば利益が大きくなる。」「SNSでやり取りしましょう。」などと言われ、さらに、この男から、SNSのメッセージやビデオ通話などで、「暗号資産の口座を作り、指示どおりに操作してほしい。」「入金額を増やさないと利益がでません。」などと指示され、1月下旬から3月中旬までの間、複数回にわたり、開設した口座に合計640万円を振り込み、だまし取られる被害が発生しました。
警察では、もうけ話を鵜呑みにしない、インターネットやSNSでのもうけ話は詐欺を疑う、一人で判断せず家族や警察に相談するなどの詐欺被害防止を呼び掛けています。
上高井郡の20歳代男性の携帯電話に警察官を名のる男から電話があり、「詐欺事件に関与していますね。大きな詐欺グループの幹部を捕まえたところ、あなたから40万円で銀行のカードを買ったと話している。」などと言われ、SNSに誘導された後、別の警察官を名のる男から、「口座に詐欺のお金が残っているか確認するためお金の動きを見たいので、50万円を振り込んで欲しい。」と言われ、ATMで50万円を振り込み、だまし取られる被害が発生しました。
警察では、警察官を名のる者からの問い合わせに心当たりがない場合は電話を切って最寄りの警察署に確認すること、警察官がSNSを使用して連絡をすることはないなどの詐欺被害防止を呼び掛けています。
お問い合わせ
長野県警察本部警務部広報相談課
電話:026-233-0110(代表)
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