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更新日:2025年4月7日
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本年2月下旬、上田市の60歳代男性の携帯電話に、警察官や検察官を名のる男から電話があり、電話やSNSのビデオ通話で、「あなたのカードが犯罪に使われている。」「逮捕になる可能性がある。」「あなたの口座のお金が犯罪に使われていないか調べる。」「お金を検察庁の口座に送ってほしい。」などと言われ、複数回にわたり、相手から指定された口座に合計115万7,000円を振り込み、だまし取られる被害が発生しました。
警察では、知らない電話番号や非通知の電話には出ない、電話でお金の話があった場合には詐欺を疑う、一人で判断せず家族や警察に相談するなどの被害防止を呼び掛けています。
本年2月下旬、佐久市の90歳代男性の携帯電話に、警察官を名のる男から電話があり、「あなた名義の通帳が勝手に作られています。」「その口座は麻薬に犯罪に悪用されていて、売上の振込に使われています。」「この口座の預金の一部があなたの預金口座へ送金されています。」「口座の現金の指紋を検査するのでお金を下ろして、自宅に保管しておいてください。」「検査が終わりましたらあなたの口座へ現金は戻します。」などと言われ、さらに、3月上旬、警察官を名のる男から「指紋検査をするので、今まで下ろしたお金を全部提出してください。」などと言われ、男の指示どおり、合計1,290万円を自宅敷地内に置き、だまし取られる被害が発生しました。
警察では、知らない電話番号や非通知の電話には出ない、警察等が事件捜査でお金の振込を依頼することはない、電話でお金を要求されたら一人で判断せず必ず家族や警察に相談するなどの被害防止を呼び掛けています。
令和6年10月下旬、松本市の30歳代女性は、SNSで見つけた副業に関する広告にアクセスしたところ、相手から、「アプリで商品を仕入れて売るという仕事です。」「仕事用の口座を開設してください。」「仕事をサポートするためのプランがあるので加入してください。」などと言われ、相手の指示に従い、指定の金融機関に口座を開設し、複数の消費者金融から借り入れた合計250万円を開設した口座に入金し、だまし取られる被害が発生しました。
警察では、もうけ話を鵜呑みにしない、インターネットやSNSでの副業などの話は詐欺を疑う、一人で判断せず必ず家族や警察に相談するなどの被害防止を呼び掛けています。
令和6年2月上旬、長野市の20歳代女性は、SNSで見つけた副業に関する広告にアクセスしたところ、相手から電話があり、「簡単な作業で収入を得られる。」「作業するために機械を購入する必要がある。」などと言われ、相手から指定された口座に60万円を振り込み、だまし取られる被害が発生しました。
警察では、もうけ話を鵜呑みにしない、インターネットやSNSでの副業や投資などの話は詐欺を疑う、一人で判断せず家族や警察に相談するなどの被害防止を呼び掛けています。
本年2月上旬、岡谷市の40歳代男性は、SNSを通じて知り合った女から送信された、「仮想通貨はドルにつながる。」「ドルを使って取引すれば安定していて取引中に何の損失もない。」「1回の取引の時間は30秒で、得られる利益は15%から20%です。」「イーサリアムを入れてドルに変換し、運用します。」などのメッセージに従って暗号資産を購入し、2月中旬から3月上旬までの間、複数回にわたり、相手から指定されたアドレスに合計3.327ETHを送り、だまし取られる被害が発生しました。
警察では、もうけ話を鵜呑みにしない、SNSやインターネットでのもうけ話は詐欺を疑う、一人で判断せず家族や警察に相談するなどの被害防止を呼び掛けています。
令和6年3月中旬、佐久市の50歳代男性は、SNSのマッチングアプリを通じて知り合った女を名のる相手から送信された、「私は親族に投資のやり方を教えてもらっている。」「将来の夫とより良い生活を送るために投資をしている。」などのメッセージで暗号資産投資を勧められ、さらに、相手から、「高額を出資した方が取引が安定する。」などのメッセージを受けて、令和6年3月下旬から同年12月中旬までの間、暗号資産を購入し、複数回にわたり、相手から指定されたアドレスに合計3.07405181BTCを送り、だまし取られる被害が発生しました。
警察では、もうけ話を鵜呑みにしない、SNSやインターネットでのもうけ話は詐欺を疑う、一人で判断せず家族や警察に相談するなどの被害防止を呼び掛けています。
本年4月4日、駒ヶ根市の60歳代男性は、パソコンを操作中、画面に「ウイルスに感染しました。」などと表示されたため、表示された連絡先に電話したところ、ソフトウェア会社社員を名のる女から、「パソコンに入っているウイルス対策ソフトが停止する。」「すぐにワクチンを入れた方が良い。」「支払いは振込と電子マネーでの支払いがある。」などと言われ、相手の指示に従って、パソコンでインターネットバンキングにログインしたところ、99万8,787円が別の口座に送金され、さらに、相手から、「ハッカーが操作をした。」「ワクチン代の支払いのため、電子マネーを買って来てほしい。」などと言われ、複数回にわたり、駒ヶ根市内のコンビニエンスストアで、ギフト券(電子マネー)を合計20万円分購入し、パソコン画面上の入力フォームにギフト券の番号を入力し、だまし取られる被害が発生しました。
警察では、パソコン等にウイルス感染に関する表示がされた場合には詐欺を疑う、パソコン等に表示された電話番号には電話しない、電子マネーで支払いを要求されても応じない、口座番号やパスワードを他人に教えないなどの被害防止を呼び掛けています。
お問い合わせ
長野県警察本部警務部広報相談課
電話:026-233-0110(代表)
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