ホーム > 県政情報・統計 > 県概要 > 知事の部屋 > 県議会における知事議案説明要旨 > 令和5年11月県議会定例会における知事追加議案説明要旨(令和5年12月8日)
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更新日:2023年12月8日
ただいま提出いたしました追加議案につきまして、御説明を申し上げます。
提出いたしました議案は、総額489億8,324万2千円の令和5年度一般会計補正予算案であります。
この予算案は、国の補正予算を最大限活用し、先般取りまとめた「『ゆたかな社会』の実現を加速するための長野県総合経済対策」の実行に必要な施策に取り組むためのものであります。
まず、県民生活の安全・安心を確保するため、国の「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」を活用し、道路等の老朽化対策、流域治水対策、防災公園の機能強化、治山施設の整備、ため池の耐震化などの防災・減災対策を推進するほか、通学路等の交通安全対策、リニア関連道路の整備、農地の区画拡大やかんがい施設の整備、搬出間伐や花粉症発生源対策などを実施してまいります。また、障がい福祉施設の整備に対する助成、市町村等が行う水道施設耐震化への支援を行うほか、老朽化した歩道の改修など自然公園の施設整備にも取り組みます。
強靱で健全な経済構造への転換を促進するため、農業法人の収益力強化に向けた施設等の整備に対し助成するほか、木材生産コストを低減するための高性能林業機械の導入、木材の安定供給のための森林作業道整備、県産材の製材工場等の施設整備への支援を行います。
人口減少を乗り越え、活力ある社会を実現するため、県立高等学校における探究的な学びを強化するためのICT環境整備、小諸養護学校トイレの環境改善、保育施設等での性被害を防止するために必要な備品の設置支援、国宝旧開智学校校舎の耐震補強工事への助成を行います。
また、物価高から事業者を守るため、きのこの生産資材高騰対策事業を来年度まで延長します。
今定例会冒頭に提出した補正予算案と併せ、事業効果が早期に発現するよう全庁を挙げて事業の迅速な執行に努めてまいります。
この補正予算案の財源として、県債251億7,400万円、国庫支出金227億9,873万8千円、その他分担金及び負担金など10億1,050万4千円を見込み、計上いたしました。
本年度の一般会計予算は、今回の補正を加えますと、1兆1,361億9,492万4千円となります。
以上、追加提出いたしました議案につきまして、その概要を申し上げました。何とぞよろしく御審議の程お願い申し上げます。
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