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更新日:2020年3月23日

知事会見(令和2年(2020年)3月23日(月曜日)15時31分~16時10分 会場:県庁)

項目

阿部知事からの説明

  1. 新型コロナウイルス感染症への対応について  

取材者からの質問

  1. 新型コロナウイルス感染症への対応について

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本文

阿部知事からの説明

 1 新型コロナウイルス感染症への対応について

長野県知事 阿部守一
 本日の新型コロナウイルス感染症対策本部において、新型コロナウイルス感染症への今後の対応方針等ということで、いくつか方向付けをしました。今回の新型コロナウイルスへの対応については、先ほどの会議の場でも申し上げましたが、広く県民の皆さまと一緒になって取り組んでいく、県民一丸となって対応していくことが大重重要だと考えています。私どもの状況認識であったり、あるいは講じていこうとしている取り組みであったり、こうしたことについて、できるだけ丁寧な説明をしたいと思っています。また、これまでも県民の皆さまには、さまざまなお願いという形で、協力を求めてきましたけれども、引き続き、県民の皆さまのご協力が今回の新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ上では大変重要だという思いの中で、今日の会議も踏まえて、私の認識をお話ししたいと思っています。
 まず、「対応方針等」の3ページ目から4ページ目にかけまして、国外の感染状況、国内の感染状況、あるいは県内の状況、そして「今後の対応方針」として、県としての基本的な考え方を取りまとめています。新型コロナウイルスについては、県民の皆さまもさまざまな不安や疑問をお持ちだと思っています。県としては、医療関係者の皆さま、あるいは市町村の皆さま、そしてさまざまな関係団体の皆さまと力を合わせて、全力で新型コロナウイルスに立ち向かっていこう、そして最大限の対応をしていく決意です。しかしながら、新型コロナウイルス感染症への対応ということは、行政の力だけではなかなか十分に対応できない。あるいはかなり無力だと言った方がいいのかもしれません。むしろ、感染拡大を防止して、県民の皆さまの安全、健康を守っていく、命を守っていく、そうした上でとても重要なことは県民の皆さま一人一人の行動だと思っています。私も母が東京にいますけれども、こういう事態になってからはあまり会いに行かないで、電話でやりとりする機会が増えている状況です。感染拡大防止に向けて、今回の対応方針の中でも、いろいろなお願い事や留意事項を盛り込ませていただいています。
 また、先ほどの会議でも申し上げましたように、今後、例えばユーチューブにおける発信であったり、県からの情報提供の手段についても多様化していきたいと思います。また、ぜひこれからもメディアの皆さまにも、この発信の部分についてはできる限りご協力いただきたいと思っています。手洗いの励行、あるいは風邪症状があるときは外出を控える、さらにはマスク着用とせきエチケットを徹底していただく。さまざまなお願い事がありますし、また今日、特に強調したいのは、「三つの密」です。「密閉」、「密接」、「密集」、この「三つの密」を極力避けていただく、これが新型コロナウイルスのクラスターを作らない、集団感染を起こさないという上では、大変大きな鍵になると思っています。ぜひこうした点について改めてお願いしたいと思います。私も含めて、新型コロナウイルスはすべての人が感染する可能性を持っている訳ですが、その反面一人一人、すべての県民の皆さまの行動によって、感染の拡大を防ぐことができると思っています。ぜひ一人一人の県民の皆さまのご協力とご理解をお願いしたいと思います。
 私どもも国の専門家会議の提言等を見て、また県としても専門家懇談会を開催して専門家の皆さまの知見を取り入れながら対策を講じてきているところです。現時点では新型コロナウイルスは治療薬もワクチンもないという状況です。他方でまだ不明の点が多く、例えば潜伏期間が長いといった特徴、あるいは比較的軽症の方が多いといった特徴があることから感染を防いでいくということが難しいウイルスだと考えています。仮に感染の拡大が急速に進むということになれば、医療提供体制が破綻することにもつながりかねないと思いますので、県としては感染拡大のスピードを極力抑制するという観点で対策を進めていきたいと思っています。また、専門家会議においては、感染状況を考慮すると長期戦を覚悟する必要があると。今回の3ページのところに書いていますが、「現在の感染状況を考慮すると、短期的収束は考えにくく、長期戦を覚悟する必要がある」と言われています。こうしたことを念頭に置きながら感染防止対策と社会経済への影響の両面をにらみながら適切な対応を行っていくことが必要だと考えています。
 本県の状況ですが、4ページに記載していますように、これまで県としては24時間体制の相談体制を比較的早期に整備しました。また検査体制も拡充するなど患者の早期発見、早期対応に努めてまいりました。また県民の皆さまには学校の一斉休業へのご協力をいただき、さらには県主催のイベント等も自粛する中で、さまざまな皆さまにもイベントの自粛等を行ってきていただいているという状況です。こうしたものについての定量的な効果測定はなかなか難しい状況ではありますが、しかしながらこうした行動によって一定の効果が出ているものと考えています。本県においては現在までのところ、陽性の方が4件確認されているわけですが、感染症患者としての確認事例が3件、いずれも発症前に長野県外にお出掛けになられているということで国外または県外で感染した可能性が高いという共通点があります。また濃厚接触者の方についてもすべて特定していまして、すでに健康観察期間は終了しているという状況であり、本県では感染の拡大、あるいはクラスターの形成といった状況は現時点では見られていないという状況です。このことについては県民の皆さまに改めて感謝申し上げたいと思います。そういう意味で、国の専門家会議の状況分析、提言の中では三つの地域類型が示されていますけれども、現時点においては「感染状況が確認されていない地域」と同様の状況と認識していいのではないかというのが専門家懇談会の皆さまの認識でありましたので、私どももそうした認識で、今後の対応を考えてまいりたいと思っています。
 そういう中で今後の対応方針として、基本的な考え方、前回のものをベースにしていますけれども、引き続き私どもとしては患者の早期発見、早期対応にしっかり努めていきたいと思っています。その上で、感染拡大のスピードを抑制し、可能な限り重症者の発生を減らし、医療提供体制の崩壊を防止したいと思っています。そうしたことを通じて、県民の皆さまの命と健康を守ってまいりたいと思っています。そうしたことを達成する上では、クラスターの早期発見、対応、さらには重症化しやすい方を守っていくこと、また、流行期に備えて医療体制等を整備していくこと、さらには県民の皆さまの行動変容を促進していくこと、こうしたことが重要だと思っています。県民一丸となって対策を講じていきたいと思いますし、また県内経済等への影響もしっかりと注視しながら、必要な対応、対策を強化していきたいと考えています。
 今回の方針の中に掲げている項目の中で、県としてお話し申し上げた方がいいと思っていますのが、イベント、行事の関係です。イベント、行事等については先ほど申し上げましたように、県内においては感染の拡大、あるいはクラスターの形成といった状況は見られていないというのが、まずは前提だと考えています。ただ、全国的には引き続き、集団感染を防止すること等にも力を入れていかなければいけないという状況ですので、感染防止の取り組みということについては十分念頭に置きながら対応しなければいけないと思っています。他方で、長期的な対応を覚悟しなければいけないという状況の中で、過度な自粛が続くことによって、県内経済にも著しい悪影響が及ぼされるということが懸念されています。こうした中で、3月19日に政府の専門家会議が取りまとめた分類では、先ほど申し上げたように、一番リスクが低い地域に該当するという認識に立っていますので、感染拡大のリスクが低い活動から実施をしていこうという形になっています。そういう状況認識の中で当面の判断基準としては、1番目として、いろいろ考慮すべき条件を付しつつも、「感染拡大のリスクが低いと考えられるものについては、万全の感染防止策を講じて開催する」としているところです。判断基準の中に、「密閉空間」、「密集場所」、「密接場面」、この三つの条件を避けることができるかどうかが最も重要な視点と記載していますので、この点については十分念頭に置きながら、開催の是非は考えていきたいと思います。これまで県として中止、延期にしてきたものを見ますと、例えば特定の方が少人数集まるイベントについても、従来は中止、あるいは延期といった対応をしてきている部分もございます。こうしたものについては、この条件に照らしたときには、実施可能というものもあると思っています。また、感染防止策を講じることが可能なイベント、行事もさまざまあると思っていますので、そうしたものについては、今後、この判断基準を元に各部においてしっかり検討した上で開催していくという形になるかと思います。他方で、国も引き続き懸念を示していますが、全国的な大規模イベントのような感染リスクが高いものについては、引き続き長野県としても中止または延期としていきたいと考えています。また、この当面の判断基準、当面としていますのは、新型コロナウイルスの感染状況というのは日々刻々、毎日のように変動しうると思っています。今後、例えば急激な感染拡大の恐れが生じる場合にあっては、開催を予定しているイベントにおいても中止、延期などを決定するということも必要な場合があると思っています。そうした事態にも県としてはしっかり備えなければいけないと思っています。これは長野県としての判断基準ですが、県民の皆さまにおかれましても、ぜひこうした考え方をご参考にしていただき、対応を行っていただきたいと思います。また、イベント、行事等開催されるに当たりましては、ぜひ感染防止策についてはこれまで同様しっかりと行っていただきたいと考えています。
 それから、学校については今日の会議の中では触れられていませんでしたが、全国知事会の文教環境常任委員長として文部科学大臣にも要請していますので、今の時点での状況についてお話をしたいと思います。先ほど申し上げましたように、政府からの一斉休業の要請というのは春休みまでという形になっていますが、今申し上げたような県内の状況認識を踏まえると、教育委員会とも相談しているところですけれども、子どもが教育を受ける機会を確保していくということも感染の拡大防止と合わせて重要なことだと考えています。現時点においては、これまでの考え方通り、県立学校については基本的には新学期から再開する方向で考えていきたいと考えています。その一方で、再開をする場合にあっても、感染の防止策というものについてはしっかりと講じることが重要だと考えています。例えば、児童生徒あるいは教職員には毎日の検温をしっかり行ってもらう、あるいは教員が子どもの健康観察をしっかり行ってもらう、また対面での給食は行わない、こまめな換気を行うといったさまざまな感染予防対策を、学校再開を行う場合にはしっかり徹底して行うことが必要ではないかと思っています。また、教職員あるいは児童生徒等が患者になる場合ということも考えられるわけです。こうしたさまざまな場合を想定しておかなければいけないわけですが、こうしたことについては専門家懇談会でもいろいろとご意見を伺っているところですが、今週27日金曜日に県と市町村との総合教育懇談会を予定しています。そこで検討を行い、県立学校以外の小学校、中学校等も含めて、できるだけ統一的な考え方で対処していくのが望ましいのではないかと考えています。学校関係については、文部科学大臣に対して、私としても全国知事会を代表して、学校再開に向けた考え方を示してもらいたいということを要請していまして、今週の早い段階で出したいという大臣からのお言葉も聞いている状況ですので、そうしたものも踏まえて対応を検討していきたいと思っています。
 それから、社会経済への対応です。これについては、先に専決処分を行いました予算の速やかな執行に努めていきたいと思っています。また、県民生活あるいは経済に大変大きな影響を与えている状況ですので、大胆な対策を講じるよう国には求めていきたいと考えています。こうした国の動向等も見極めながら、県としても新年度における補正予算案の編成等も含めて必要な対策を考えていくこととしたいと思っています。また、こうした対策を講じる前提として、各部局において関係団体等からしっかり状況確認、ヒアリング等を行ってもらいたいと思っています。私も今週25日の水曜日に経済4団体と意見交換を行いたいと考えていますし、先ほど申し上げたように市町村教育委員会等とは金曜日に総合教育懇談会で意見交換を行う予定にしています。このほか医師会等ともできれば早い段階で意思疎通、意見交換を、事務レベルではたびたび行っていますけれども、私が直接行わせていただく機会を作っていただければありがたいと思っています。
 こうした取り組みを県として行っていくわけですけれども、新型コロナウイルス対策を進めていく上では都道府県の役割は大変重いものがあると思っています。しかしながらウイルスの感染拡大というのは県境は全く関係ないという部分もありますので、そういう意味で国、政府の役割が大変大きいものと思っています。知事会を通じて、これまでもさまざまな要請を行っているところですけれども、特に医療用マスク、消毒薬、こうした医療現場、あるいは国民が必要な物資については、国も意識していただいていますけれども、適切な量を早期に確保していただくように強く求めていきたいと思いますし、また冒頭申し上げましたように治療薬やワクチンの早期の開発、発見、こうしたものも国の役割としてしっかり行ってもらいたいと思っています。また文部科学大臣のところに要請に行った際にも科学的な知見という話をしています。今回の新型コロナウイルス対策、県民の皆さまと一緒になって取り組んでいくことが極めて重要だと思っていますけれども、そのベースとして、こういう状況だから、あるいはこういう科学的知見を踏まえて、こうした取り組みを行っていくことが必要だということをお伝えしていかなければいけない場面がたくさんあると思っています。そういう意味では全国の事例、あるいは世界的な知見、そうしたものを踏まえて、政府においては、科学的知見を踏まえた方向付けを行ってもらいたいと思っています。また、今後、爆発的な患者急増が地域において起きる可能性も全く否定できない状況です。長野県は幸いにしてそういう状況ではありませんけれども、今の現下の状況を鑑みれば、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく政府対策本部を、ぜひ速やかに設置してもらいたいです。政府が設置すれば直ちに、県としても本部を設置していきたいと思っています。また、県の対応の基本となる基本的対処方針、これも新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づくものを策定して、全国統一的な対応が行えるようにしてもらいたいと思っています。
 改めて県民の皆さまお一人お一人のご協力が大変必要だと思っています。長野県は「学び」と「自治」ということを総合計画でうたっていますけれども、まさに新型コロナウイルスへの対応においても、お一人お一人の県民の皆さまが正しい知識を持って行動していただく、「学び」と「自治」の精神を生かしていただく必要があると思っています。風邪症状がある方は外出を控えていただく、手洗い励行、マスク着用等の咳エチケットの徹底、海外渡航の慎重な検討、こうしたこれまでお願いしていることについては再度強くお願い申し上げたいと思います。特に集団感染を起こさないという観点では、「密閉」、「密集」、「密接」、この三つの条件が重なる場所については極力避けていただき、またそうした環境にならないように最大限の工夫を講じていただきたいと思っています。重症化リスクが高いご高齢の方だけではなく、本人が気付かずに広めてしまう可能性がある若い世代の皆さまにも、こうした点についてはお願いをしたいと思います。状況については今後いろいろ変わる可能性があります。その都度、長野県としては正確な情報提供とお願いを行っていきたいと思います。地域における支え合い、台風第19号災害でも痛感しましたけれども、地域における支え合いの強さというものが長野県の強みだと思っています。お互いに協力し合って、この難局を一致団結して乗り越えていきたいと思います。

取材者からの質問

 1 新型コロナウイルス感染症への対応について

日本経済新聞 北川開 氏
 今回県としてのイベントの当面の判断基準を出されまして、民間団体には「参考にしていただきたい」と先ほどおっしゃり、対応方針にも書いてあると思うのですけれども、あくまで県として要請するのではなくて参考ということでしょうか。またこちらに書いてある「多数」というのは、会場の状況とか参加者にもよるのでしょうけど、だいたい何人ぐらいを想定されているのですか。

長野県知事 阿部守一
 1点目の質問は「参考」ということです。これは今までと同じスタンスです。先ほど申し上げたように、例えば新型インフルエンザ等対策特別措置法が適用されたり、緊急事態宣言が出ているという状況であれば、県からのお願いの仕方も変わってくると思いますけれども、現時点ではそうした状況になっていませんので、そういう意味で今回定めているのは県としての考え方ということであります。いろいろな方がいろいろ悩まれていらっしゃる部分もあると思いますので、こうしたものも参考にしていただければというものです。それともう一つの「多数」というのは定量的に示すことがなかなか難しいと思っています。考え方としては、イベント、行事等の判断基準の中で、2の「延期又は中止」の「感染リスクが高いと考えられる例」の最後のところに、「イベント主催者として参加者に確実に連絡や調査を行うことが困難になるような参加者が見込まれる」という記載をしていますけれど、仮に、そこの会場において感染が発生してしまったという状況を想起したときには、そこから感染を拡大させないということが大事になりますので、そういう意味ではここに記載していますように、確実にフォローアップができるということを念頭に置きながら、県としては対応していきたいと思っています。

日本経済新聞 北川開 氏
 市長会からも基準を示してほしいというお願いが先日あったかと思うのですけれども、その場合にはこうした基準を参考してもらうということになるのですか。

長野県知事 阿部守一
 市長会、町村会の皆さまとはお話をしなければいけないだろうと思いますけれども、県としての考え方、今の県全体の状況を踏まえて、そして専門家懇談会の皆さまの感覚も共有しながら取りまとめていますので、こうしたものを参考にしていただければありがたいと思います。 

共同通信 田中陽平 氏
 
県立学校について新学期から再開される方針を示されましたが、これについて2点伺います。その理由はいろいろあるのでしょうけれども、一つとして県内でそれほど感染拡大が深刻になっていないというところから来るのかということを伺いたいのと、あともう一つ市町村などの教育委員会に対する要請については、今のところ同様の対応を求めるかどうか決まっていないということでよろしいでしょうか。 

長野県知事 阿部守一
 
今申し上げたのは県立学校についての考え方、しかも私は決定する権限者ではないので、教育委員会と相談する中で、春休みが終わった後に休業するということには今の時点ではしていませんので、原則に戻るという形を念頭に置いて対応しているという状況です。先ほど申し上げたように市町村立学校は、各市町村が設置主体ですので、それぞれご判断する中で今までもいろいろな対応を講じていらっしゃるわけですけれども、ただ、政府として学校の一斉休業を求めるということにはならならない方向性になってきていると認識していますし、また先ほど申し上げたように、長野県の置かれている状況というものは、先ほどの専門家懇談会のレベル感でいけば、一番低いレベル感と同様と考えて差し支えないのではないかと言われている状況です。なおかつ長期的に取り組んでいかなければいけないということを総合的に考えると、一斉休業については春休みが終了した後は行わないというのが教育委員会と私どもが話している認識です。市町村等の対応については先ほど申し上げましたように、これは県が勝手に決められる話ではありません。ただ、保護者の方とか地域の皆さまとか子どもたちの安全安心を考えたときにはできる限り同じような考え方で対応していくことが必要だと思います。考え方というのは、例えば地域において患者が出たときにどうするんだとか、あるいは学校で患者の子ども、あるいは濃厚接触者が出たときどうするんだとか、いろいろなケースがありますので、そうしたことについて、どういう基本的な考え方でやっていくかということについて、市町村教育委員会、あるいは市町村と問題意識を共有して、できる限り同じような考え方で取り組んでいきたいと思っています。

信濃毎日新聞 立松敏也 氏
 
きのう、埼玉県で総合格闘技の大規模なイベントがありました。先程県民の行動変容が大事だと、一人一人の行動が大事だとおっしゃったのですけれども、こういった計画があった場合に知事として自粛を要請するということは考えていますか。

長野県知事 阿部守一
 
先ほど申し上げたように新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく要請とか指示を行う状況になっていないのです。そういう意味では、先ほどもイベントの話は参考にしてもらいたいというお話をしています。状況認識によるところが大きいと思いますけれども、私としては、国において、それぞれの地域の置かれている状況というのは、しっかりバランスを取ってやってもらいたいと思いますし、そうした全国的に統一した対策を講じていく上では、基本的対処方針が必要、前提としては政府の本部が必要と思っています。私としては早く政府が対策本部を立ち上げて、統一的な対応を行っていく基盤を作ってもらいたいと思っています。

信濃毎日新聞 立松敏也 氏
 つまり、現状では権限がないのでそういう要請はできないというか、しないということですか。

長野県知事 阿部守一
 法律に基づく要請と、お願いを要請ということがあり得ると思いますけれども、現時点ではそうした体制になっていない、本部長として要請するという体制になっていないということはかなり大きいと思います。ただ、長野県がそうした状況であるかどうかというと、先ほど申し上げたようにそうした状況でないとは思っています。そういう意味で各主催者の皆さまにおいて、県の考え方もベースにしながら、ぜひそれぞれしっかり検討してもらいたいと思っています。

毎日新聞 島袋太輔 氏
 イベントの開催についてなのですけども、4月2日3日と県内でも聖火リレーが行われます。組織委員会の判断によるものが大きいかと思うのですけれども、出発式や沿道での応援、市町村独自でのイベントなどについて、知事のお考えをお聞かせください。

長野県知事 阿部守一
 個別の話ですが今日イベントの方針とか決めた段階で、またオリンピックの聖火リレーについては組織委員会がどういう考え方でやっていくか、今オリンピックの全体をどうするかという議論も報道等では出ているように伺っていますので、そうした中で考えるべき話だろうと思います。

日本放送協会(NHK) 西澤文香 氏
 今の質問に関してなのですけども、佐久で聖火リレーの説明会が行われたときに、県が方針を示すという話があったのですけども、県として示すめどだったり、こういうふうにしていくという計画はあるのでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 それは担当課に聞いてもらった方がいいです。

日本放送協会(NHK) 西澤文香 氏
 イベントの当面の判断基準というのは、最初24日まで自粛の方針と出されたと思うのですけど、それが無期限延長になったという認識でいいのでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 「当面」と書かせていただいているのは、先ほど申し上げたように日々いろいろと状況が変わってくると思いますが、現状から大きく変化がなければ、しばらくの間はこうした考え方で行っていきたいということです。いつまでということを、今の段階で切っているというものではありません。
 ありがとうございました。

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