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更新日:2017年1月9日
1 県議会9月定例会が開会、「ゆるキャラグランプリ2013」に「アルクマ」エントリー!について
長野県知事 阿部守一
それでは、9月19日の会見を始めさせていただきます。まず、今日から県議会9月定例会が開会を致しました。会期19日間ということで決まったわけでありますけれども、今回も経済対策予算を含めてですね、重要な予算等を提出させていただいておりますので、ぜひ議会の皆さんのご理解をしっかり得てですね、具体化することができるように頑張っていきたいと思います。
それから、今日は皆さんには、「ゆるキャラグランプリ」についての呼び掛けをさせていただきたいと思います。長野県の観光PRキャラクターのアルクマですが、昨年に引き続き「ゆるキャラグランプリ2013」にエントリーをさせていただいております。昨年は、初出場、そして投票期間の途中からエントリーということでありました。しかしながら、そういう状況にもかかわらず全体の24位ということで、かなり健闘した方だろうと思っています。今年は、1,000を超えるキャラクターがエントリーしていると聞いておりまして、昨年以上の激戦が予想されます。昨年24位でありますから、さらに上位を目指さなければいけないと思っています。ベスト10には入りたいなと思いますが、観光部も一所懸命頑張って取り組んできてもらっています。「ゆるキャラグランプリ 『アルクマ』必勝本部」を立ち上げて、経済団体の皆さんとも連携してPRに努めていきたいと思っています。イベントでのPR、あるいは街頭遊説、企業回り、アルクマダンスを通じての県民の皆さまとの触れ合い等々、アルクマの露出を増やしていきたいと思っておりますので、ぜひご支援いただければと思います。投票は、17日から始まっています。11月8日まで投票が行われるということであります。パソコン、スマートフォン、携帯電話の「ゆるキャラグランプリ」サイトから投票することができると。1人の人が毎日でも投票できるということであります。私もしっかり投票してまいりますので、ぜひ、アルクマファンの皆さんにも、県民の皆さんにも、この投票をしっかり行ってもらいたいと思っています。先ほど、私も自分のiPadから早速投票させていただいたところでありますが、継続的に取り組んでいきたいと思っています。私の方からは以上でございます。よろしくお願いします。
信越放送(SBC) 清水秀行 氏
議案説明の中で、山の日に関してですけれども、7月の第4日曜日ということで「信州山の日」という名前にするというふうに表明されましたけれども、天候等を考慮してという部分ですが、懇話会の方では7月下旬から8月上旬にというところで、海の日という案もありましたけれども、そこら辺、お決めになった理由をお聞かせください。
長野県知事 阿部守一
県としての考え方ですから、県民の意見を聴いた上で最終的に正式決定をするという前提でありますが、期日については7月の第4日曜日ということが適当だと思っています。天候等というのは、一つは、梅雨がその時期であればおおむね明けているだろうと思っていますし、それから、できるだけ子どもたちにいろいろな活動に参加してもらおうということで、ほぼ、ちょっと年によって微妙に長野県の場合変わりますけれども、夏休み期間に入るという形になりますし、懇話会の議論の中では、海の日との関連性という議論がありました。私も、海と山とは非常に関係性が深いものでありますから、海の日と近接した日にちが望ましいのではないかと、そういうさまざまな観点で7月の第4日曜日が適当だと判断しました。県民の皆さんに広くご意見を伺って最終的に決定をしていきたいと思います。
信越放送(SBC) 清水秀行 氏
もう1点お願い致します。台風18号の関係ですけれども、県内でも農作物であったりとか、栄村の方では土石流などもまた発生致しまして、早期の復旧というのが必要かと思いますけれども、予算等ですね、どのような対応を取られるかというのをお聞かせください。
長野県知事 阿部守一
まず、これは公共施設の部分とそれからJR等公共施設以外の部分と両方被害が発生しているわけであります。県が管理している部分については、早急な復旧に取り組んでいきたいと思いますし、農作物被害等については、しっかりと全容を把握した上で、市町村とも連携して対応していきたいと思っています。また、JR等に対しては早期の復旧をお願いしていきたいと思っています。
テレビ信州 酒井龍人 氏
今日、県立大学、新しい県立大学に関して予算案が提出されましたが、実際に反発していると言いますか、私立大学との今後の意見交換は、どのような見通しで進められていくのでしょうか。
長野県知事 阿部守一
前回この場で申し上げましたように、まず各界の皆さんの意見を聞いていきたいと思っておりますし、私立大学の皆さんとは、あまり伝わっていないようですけれども、かなり密に説明をさせていただいたり、意見を伺ったりしてきています。なかなかそういうやりとりが県民の皆さまにはわかりにくい状況になってしまっているので、私立大学の皆さんにも入っていただいて、開かれたところで意見交換の場を作っていきたいと考えております。先般申し上げたように10月位までには、相手方がある話ですので、日程調整をちゃんとしなければならないので、確たる期日は申し上げられませんけれども、10月ぐらいまでにはしっかりと意見交換の場をセットしていきたいと思いますし、そうした場だけでなくて、われわれはいつでも意見をお伺いしますし、私どもの考え方もお伝えしながら対応していきたいと考えております。
読売新聞 佐藤寛之 氏
才教学園の話に関してですが、県警の事情聴取に校長先生が「違法性を認識していた」と話しているようですが、改めて補助金等の返還など、その方針について何かあればお願いします。
長野県知事 阿部守一
これは以前もお話しした通り、全体の状況をしっかり把握した上で、県としての対応を決めていきたいと思っております。
読売新聞 佐藤寛之 氏
何度も聞いておりますが、時期について、10月中とかそういうめどについてはいかがでしょうか。
長野県知事 阿部守一
才教学園の関係者の皆さんのお話をしっかり伺った上でということになります。われわれも、そんなにいたずらに時間をかけるつもりはありませんけれども、理事長をはじめとしてですね、関係者の皆さま方の意見をしっかり、考え方あるいはこれまでの状況をしっかり把握させていただいた上で、その上で対応していきたいと思っています。
読売新聞 佐藤寛之 氏
ありがとうございます。
日本放送協会(NHK) 清木まりあ 氏
リニアのことでお伺いしたいんですけれども、昨日ですね、JR東海の記者会見の中で、リニアの建設に伴う残土の関係で、県の方に窓口となって公共事業とかで活用していってほしいというお話がありましたけれども、その辺りのことをお伺いしたいと思います。
長野県知事 阿部守一
それは、環境影響評価の準備書が出された中で、残土の処理どうするかというのは重要なテーマだと思っています。具体的にどう対応するのかということについては、JR東海と十分協議した上で対応を考えたいと思います。
信濃毎日新聞 山越悌治 氏
先週お伺いすればよかった話なんですが、子どもを性被害から守る専門委員会の関係なんですけれども、前回の専門委員会でですね、議論の中身を聞いていると、淫行処罰に関する条例についてですね、もうすでに委員さんたちがみんな条例制定が前提になった議論になってしまっていまして、事務局の次世代サポート課から、改めてニュートラルな立場だということが、途中で説明があったんですけれども、ある委員さんなんかは47番目にできる条例をどうしようかというような踏み込んだ発言までありまして、ちょっと改めて知事の本当に中立に条例制定を前提にしないで中立な立場で進めていく委員会なのか、改めてちょっとお伺いしたいんですが。
長野県知事 阿部守一
それはここの場でも申し上げていますけれども、中立的に、始めから条例制定ありきではない議論をしてもらうということが大前提の場だと考えていますし、そこの点については、今もお話ありましたように次世代サポート課の方からも、そうしたお話をさせていただいているところだと思っています。
信濃毎日新聞 山越悌治 氏
議論の中身を聞いていたりですね、委員さんの人選なんかを見ていると、やはりどちらかというと前提に条例制定に前向きな方が多い中で議論が進んでいるので、どうしてもですね、県の弁護士会なんかの意見を一つ一つ否定していくような形で作業部会の方から見解が出されたりとかですね、委員さんの私見が出されたりしていってるわけですけれども、例えばメンバーがですね、条例制定に反対の立場の方が多い専門委員会だったら、逆のことが行われていると思うんですが、人選がそもそも中立でない状態が問題なんじゃないかと私は思っているんですけれども、このままいくとたぶん条例制定という結論になって、条例制定に反対する方たちの意見を一つ一つ否定していくような形の報告書みたいのが出て終わるんじゃないかという、予想されるんですけれども、次回、公聴会なんかがありますが、これもですね、県の弁護士会なんかの方、心配しているのは、推進の人たちの前に反対の人たちが呼び出されて、反対の意見を述べて、それを推進の人たちによって否定されていくような、公の場でそうやって否定されていくような単なる公聴会に・・・
長野県知事 阿部守一
そういう、県がなんか陰謀をたくらんでいるような話っていうのは全くあり得ないですよね。そういう意図的な形で議論をするつもりは、私は全くありませんし、個々の委員が条例って言っても私はピンからキリまでいろんな形の条例があると思っていますし、そういう中で今回の委員の皆さんがみんな同じ考え方でいるのかどうかっていうのは、本当にそうなんですか。皆さん積極だと。罰則規定を設けた条例を直ちにするべきだということで皆さんお考えになっているのかどうかっていうのは、そういう受け止めなんですか。
信濃毎日新聞 山越悌治 氏
これまで3回の委員会を見たりですね、作業部会の中身を見たりしている中でですけれども、委員さんの中には真っ向から反対する方は一人もいないと思うんですが、一人ぐらいてもいいいのかなと思ったんですけれども。
長野県知事 阿部守一
一人いればいいかどうかっていうのはあれですけど、今回検討してもらっているのは、いろんな社会環境が変化していく中で、本当に今までどおりの対応だけで十分なのかということをしっかり議論してもらいたいという思いで取り組んでるわけでありますので、私としては、条例のことだけを議論してもらうというつもりもないですし、別に条例制定で罰則規定を作ることに賛成の人たちだけを集めたという感覚は全く持ってない。県のいろいろな審議会とか委員会とかありますけれども、そういうところでしっかり議論をしていただいた上で、方向付けをしていただきますが、最終的には私の権限の責任の中で決めていく話になりますので、何となく議論の過程の一部を取り出して、あたかも県が先入観を持って対応しているのではないかというようなことは、全くそういうことはないと申し上げておきたいと思います。
毎日新聞 小田中大 氏
山の日の関係で確認ですけれども、今後広く県民に示して、ということなんですけれども、これは例えばパブコメを取ったりとか、どういう手法でやっていくというのは今決まっていますか。
林務部森林政策課企画幹兼課長補佐 宮崎忠久
広く県民の皆さんから意見をいただきたいということで、パブコメ等をいただきたいと考えております。ホームページ等でいただきたいとは考えております。
毎日新聞 小田中大 氏
議会が終わった後ぐらいのイメージですか。
林務部森林政策課企画幹兼課長補佐 宮崎忠久
そのように考えております。
毎日新聞 小田中大 氏
ゆるキャラの方で、お伺いしたいのですが、最初お話になったところでグランプリの必勝本部というのを・・・
長野県知事 阿部守一
これは観光部の職員が頑張って何とか上位に持っていこうということで、ゆるキャラグランプリアルクマ必勝本部を立ち上げて経済団体の皆さんにも働き掛けて協力してもらう中で運動を広めていきたいということであります。
毎日新聞 小田中大 氏
昨年は初出場して今年は2回目というわけですけれども、知事も県民に対してぜひ投票というかサポートをしてほしいということをおっしゃられたんですけれども、こういうグランプリ等を通じてですねアルクマを発信していくことの県のメリットをどの点においてらっしゃいますか。
長野県知事 阿部守一
アルクマ、長野県の中ではですね、かなり認知度高くなってきていると思います。いろいろなイベントに出かけていく中でアルクマが来ていると非常に子どもたちを中心に喜んでもらえるという形はかなり定着してきていると思っていますが、ただ、長野県、県外に向けてもいろいろ発信していく中で、他県のキャラクターを出すのもあれですけれども、くまモンみたいな、熊本県のくまモンと比べたときにはまだまだ全国的な認知度はですね、低い部分があると思っていますので、こういうときにはやっぱりしっかり上位に食い込んでいくことによって、いろんな形でアルクマの露出度を増やしていくことがひいては長野県の観光の発信力の向上にもつながっていくと思っています。
信濃毎日新聞 古志野拓史 氏
山の日なんですけれども、知事先日大町でのシンポジウムでもいろんなエピソードを交えていろいろ意欲を語られたと思うのですけれども、興味深く拝聴させていただいたのですが、知事が確かにおっしゃっているように、なかなかその単なる一部の人が盛り上がっている山の日、なんか行楽の日というふうになってしまうのは非常にもったいないなというのはすごい同感でして、なんていうか幅広く県民が関心を持つような仕掛けが必要なんだろうなと思うんですけど、現状でたぶん山梨とか岐阜とかも山の日を持っているみたいですし、いわば後発県だと思うんですけど、そういう意味でどんな風に今山の、実際山岳みたいな魅力も打ち出しつつ、もうちょっとその裾野の広い層も取り込むっていうのはなんかアイデアというか、県民にこういうのを尋ねてみたいとかっていうのは知事今現状ございますでしょうか。
長野県知事 阿部守一
そこは懇話会からのご提案も踏まえて、われわれとして知恵を出して工夫していかなければいけない部分だと思ってますんで、そこしっかり考え、単に山の日できましたということではなくて、山の日の意義をしっかり踏まえて、県民が山について考えてもらい、そして自らも参加してもらうような活動を行う日にしていきたいと思っています。これは、提案説明で申し上げましたけれども、ここは長野県だけがなんかするということだけではなくて、市町村であるとか、あるいはいろんな団体とも協力をしていただく必要があると思っていますから、そうした皆さんとも十分相談する中で、さまざまなイベントとか、活動とかそういうことを組み入れていきたいと思っています。
信濃毎日新聞 古志野拓史 氏
あの、個人的には香川のうどん県みたいにですね、なんかそのキャッチフレーズとか、そういうのはインパクトあるの出ると、なんかすごく期待が持てるっていうか、あの対内的といいますか、県内的じゃなくて全国にも発信できるような機会になるんじゃないかなと思って期待しているんですけど、その一方で国の方の山の日の議連も来年通常国会に向けてとかという動きがあるようですけど、これまで国の方への制定を求めつつやってきたけれども、なかなか自分のところにないと説得力も乏しいということで、今こちらで独自の山の日の方に舵を切っていらっしゃると思うのですけれども、改めて国の山の日の方をどんなふうに注視していくか、あるいは足並みとかどんなふうな連携をお考えでしょうか。
長野県知事 阿部守一
国の山の日についても、山岳ガイド協会や山岳関係者の皆さんを始め大勢の皆さんが熱心に取り組まれてきていますから、山岳県長野県としてもそうした運動には一緒になって取り組んでいきたいと思っています。全国レベルの山の日と、われわれ県として取り組む山の日、これはそれぞれ並列をすることがあってもやむを得ないと思っていますので、われわれはまずは山岳県としてしっかり山の日を作っていくことによって、この山に対する思いを新たにする日を、まずは長野県からも発信をしていきたいと思っています。
長野県知事 阿部守一
よろしくお願いします。
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