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更新日:2013年10月7日

知事会見(平成25年(2013年)10月7日(月曜日)14時30分~15時05分 会場:県庁)

項目 

知事からの説明

1 県議会9月定例会が閉会、NAGANOものづくりエクセレンス2013の決定、やまびこフォーラム2013in飯山(集落を考える)の開催、「アルウィン」の無料開放~芝生の上をはだしで走ろう~

取材者からの質問

  1. 新県立大学について(1)
  2. 北陸新幹線名称表記について
  3. 新県立大学について(2)
  4. TPPについて
  5. 才教学園教員免許法違反について
  6. 新県立大学について(3)
  7. 子どもを性被害等から守る専門員会について(1)
  8. 子どもを性被害等から守る専門員会について(2)

本文 

知事からの説明

 1 県議会9月定例会が閉会、NAGANOものづくりエクセレンス2013の決定、やまびこフォーラム2013in飯山(集落を考える)の開催、「アルウィン」の無料開放~芝生の上をはだしで走ろう~

長野県知事 阿部守一
 少し遅れて恐縮ですが、10月7日の会見を始めさせていただきます。私からは冒頭4点をお話し申し上げたいと思います。まず9月定例県議会が閉会したわけであります。9月補正予算も無事、ご議決をいただきました。各会派のあいさつ回りの際にも申し上げましたけれども、経済対策を含んだ予算ということでありますので、しっかりと事業効果が上がるように執行していきたいと思いますし、県内の景気回復の動きが確実なものとなるように引き続き取り組んでいきたいと考えています。
 また、国で消費税率の引き上げが決定されたわけでありますが、それに伴い12月上旬頃に新しい経済対策を策定すると伺っております。過日、国に対しても実効性のある経済対策を要請したところであります。引き続き、国においては景気の上向きなトレンドが維持されるような着実な経済対策を行ってもらうように求めていきたいと思います。また来年度予算の議論もこれから本格化させていかなければいけないわけでありますが、消費税の引き上げで地方財政計画、地方財政対策の在り方も影響する、変わってくる部分もあると思います。今回消費税の引き上げということでありますが、地方消費税も引き上げになるわけでありまして、地方公共団体の財源が本来充実する形になってもらわなければいけないわけでありますので、そうした動向についてもしっかりと見極めながら対応してまいりたいと考えております。
 それから、2点目でありますけれども、今日午前中に認定致しましたが「NAGANO ものづくり エクセレンス2013」を決定しました。長野県のモノづくり産業、県外から稼ぐ一番の産業として稼ぎ頭であります。県としても「しあわせ信州創造プラン」の中で、「技術集積を活かした次世代産業の創出」について位置付けてきているわけでありますけれども、県内企業の持つ優れた技術力、あるいは製品、そうしたものをしっかり発信をしていかなければいけないという問題意識の中で、今年度から県内企業の高度な技術、あるいは革新的、独創的な製品を「NAGANO モノづくり エクセレンス」という形で認定をすることとしました。今回18件の技術・製品を認定して、本日、認定式を行ったところであります。さまざまな優れた製品・技術を持っているわけでありますので、県としてもホームページでこうした技術や製品の発信をしっかり行っていきたいと思っておりますし、またいろいろな取り組みを行う際にも、こうした優れた技術を持っている皆さんの取り組みについては、さまざまな形で優先していきたいと考えています。創業支援センターの利用希望の場合への優先であるとか、あるいは海外展示会の出展の際の優遇等を行う中で長野県の誇るべき技術や製品をしっかり発信をしていきたいと考えています。いろんな取り組みを通じてですね、企業の皆さんと一緒になって、ものづくり県NAGANOの力を高めていきたいと思っております。
 それから、大きな3番目でございますけれども、「やまびこフォーラム2013in飯山」ということで、プレスリリースの資料をお配りしているかと思いますが、地域づくりネットワーク長野県協議会と私ども長野県の主催で飯山市のなべくら高原・森の家をメイン会場に開催を致します。私も当日参加させていただいて、「長野県の集落を語る」というテーマで哲学者の内山節(たかし)先生と対談をさせていただきます。地域づくり、地域の活性化ということはずっと言われていながら、なかなか本格的な活性化に結び付いていない部分もあるわけでありますけれども、やっぱり地域を元気にしていく上で、人の存在というのは大変大きいわけでございますので、このやまびこフォーラムでぜひ多くの皆さんに集っていただいて、県内各地で取り組まれている事例を共有すると同時にですね、人のネットワークをさらに広げることによって長野県の地域づくり、地域活性化がさらに進む場として生かしていただけるように頑張っていきたいと思っております。マスメディアの皆さま方にもご後援いただいておりますので、ぜひ取材をしていただいて発信に協力していただければありがたいと思っております。
 それから、最後。4点目でありますけれども、アルウィンの無料開放ということであります。これは、10月の都市緑化月間、そして10月14日の体育の日にあわせまして松本平広域公園にありますアルウィンを無料で開放して、子どもたちに天然芝に直接触れて心地よさを体験をしていただこうと思っております。本格的なサッカースタジアムのピッチに子どもたちが立って、そして天然芝の上をはだしで走り回って、伸び伸びとした時間を過ごしてもらいたいと思っています。これについては、造園建設業協会の皆さま方からもいろいろご協力・ご提案等いただく中で造園建設業協会、そして造園建設業協会の長野県支部、さらにはNPO法人の環境緑化協力会、そして松本山雅の皆さんにも協力をいただく中で、松本市と一緒になって取り組んでいきたいと思います。そして、今回、造園建設業協会のご協力の中で「アルウィン弁当」、これをアルウィン弁当とここに書いていますけど、今、芝生が生えている状況ですけれど。土と種の状態で容器に詰めていただいて家庭にお持ち帰りをいただいて、1週間ほどで芽が出てくるようでありますけれども、それをもう1回アルウィンに持ってきていただくことによって、これをピッチに植えていく、戻していくという形で、アルウィンの芝の育成に参加者の皆さん、子どもたちにも一緒になって協力をしてもらいたいと思っています。自分たちが育てた芝生の上で憧れのサッカー選手が活躍する姿を、子どもたちに味わってもらいたいと思っておりますし、また芝生というものに親しんでもらうきっかけにしていきたいと考えております。今、先着200名、事前申し込みをしていただきたいと思っておりますので、ぜひ、積極的に応募していただければと思っております。私の方からは以上でございます。よろしくお願い致します。

取材者からの質問

 1 新県立大学について(1)

 信濃毎日新聞 牛山健一 氏
 9月県会ですけれども、県立大関連の準備専門委員会に関するところの予算を含めた補正予算が可決されましたけれども、一方で松本大の同窓会の関係者が出した請願については、継続審査となりました。この両件について、お受止めをお願いします。

長野県知事 阿部守一
 まず、予算についてお認めいただいたことは、たいへん提案する側としてはありがたく思っておりますし、具体的な検討をさらに専門部会の場でしっかり行っていきたいと思っています。それから継続の話ですかね。請願陳情の取り扱いは、議会の側がご判断される話で、私も議論の途中経過を十分承知しておりませんので、それは県議会のご判断だということで、それ以上でも、それ以下でもないということであります。

信濃毎日新聞 牛山健一 氏
 議会の方、それぞれ判断するに至った理由は、それぞれいろいろなんですけれども、一つは、委員長報告にもあった通りだと思うのですが、もっと県が丁寧に説明しろよと、いろんなものが県民にまだよく理解をされていないということもあると思いますし、いろんなところ、この間、11月県会までに、そういった部分、よく県民の意見を吸い上げろよという意味を込められたと思うのですが、その点についてはいかがでしょう。

長野県知事 阿部守一
 そうですね。これは、この場でも申し上げていますが、県民の各界各層の皆さんから意見を伺うことも、しっかりやっていきたいと思いますし、松本大学をはじめ私大の皆さんとの意見交換も行っていきたいと思います。メディアの皆さんを前にして言うのも恐縮ですけれども、新聞報道等だけだと一部の発言だけで判断されてしまうと、なかなか私どもの真意も伝わらないところもありますので、大学の皆さんには、特に今回の議会での質問の状況、あるいは私どもの答弁、そうしたものについては、丁寧にお伝えをさせていただく取り組みをさせていただいておりまして、そういうことを通じて、しっかり意思疎通を図っていきたいと思っています。

信濃毎日新聞 牛山健一 氏
 あと、すみません。県立大について言えば、今回の9月県会中を通した答弁では、具体性に欠いて物足りないという声も議員さんから聞いているんですけれど、11月県会に向けて、そこら辺の準備といいますか、ダイレクトに言えば、11月県会にどのような予算なり、条例なりを計画されているのか、現時点でのお考えをお聞かせください。

長野県知事 阿部守一
 11月県議会に出すものが今決まっていれば、9月県議会にお出ししていますから、それはまだこれから考えていくということになるわけで、まずは、認めていただいた予算を活用してですね、専門部会の中で議論を深めていきたいと思っています。 

 2 北陸新幹線名称表記について

信濃毎日新聞 牛山健一 氏
 別件です。今週、JR東日本、それからJR西日本、新幹線のかねてからの名称に関する問題、路線名に関する問題について、運行体系とともに発表がございましたけれども、同時並行的な会見といいますか、知事、それからさまざまなところ、意見を拾っていく中でですね、当日だけではなかなか分かりきれない部分も意見もあったので、集約すると、やはり、翌日の長野の市長さん、鷲沢さんの話ですとか、商工会議所の関係の方のお話しを聞くと、やはり東日本の方にすれば、まずまずの回答かもしれないけども、西日本の方は含まれないということについては残念だという声も聞かれたのですが、今後の取り組みということになりますが、知事はどのように考えていらっしゃいますでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 案内方法の問題で、まずは、JR東日本には大変工夫をしていただけたと思っております。私としては大変ありがたい方向を出していただいたなと思っています。西日本については、表記として長野経由という形を入れるということにはなっていないわけですけれども、JR西日本とわれわれは、あまりこれまで付き合う機会が少なかったわけですが、しかしながらこれからかなりいろいろな場面でですね、接触して、例えば旅行商品の造成等もですね、JR西日本の皆さんにも協力いただかなければいけない形がたくさん出てまいりますので、そういう折に触れて、私ども長野県にお越しいただく方々に対するPRをですね、JR西(日本)には積極的にお願いをしていきたいと思っています。

 3 新県立大学について(2)

テレビ信州(TSB) 大和洋介 氏
 引き続き、県立大学の関係で、委員会などでは、早く学長を決めて、もっと具体的なものを県民に示すべきだというような意見もございましたが、知事はその辺りどのようにお考えでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 一般的なご意見としては、私も全く同じ意見であります。しかしながら、私は責任者としてですね、学長をどんな方でもいいというわけにはいかないわけでありますから、議会で答弁させていただきましたが、いたずらに時間をかけるつもりはありませんが、しかしながら、長野県の新しい4年制大学にふさわしい方にしっかりご就任いただけるように努力していきたいと思っています。

テレビ信州(TSB) 大和洋介 氏
 今、反対というか見直しを求める意見もある中で、下沢県議などは打開策となる、歩み寄れるような案が必要だというようなお話も、今日お聞きしたら出てたんですが、何か知事はこれから必要な歩み寄るためのポイントみたいなものはどのようにお考えでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 歩み寄るというか、先ほども言ったように、大学の皆さんとか関係の皆さんとは、しっかりコミュニケーションを欠くことがないように、どうもですね、先ほども言いましたけれども、一部の報道だけ見ていると、これはなんだというふうになりかねないところもあるんですけれども、そういうことにならないように、ちゃんと問題意識を共有していきたいと思います。そういう意味で、県立大学設立準備室には、まめに情報共有をしておくようにという話をさせていただいていますので、その中でぜひ一緒になって取り組むことができる方向性を見い出していきたいなと思っています。

 4 TPPについて

テレビ信州(TSB) 大和洋介 氏
 すみません。話変わりまして、TPPの関係で農業分野で聖域5品目も関税撤廃になるんじゃないかという、農家の皆さんは結構問題意識を持たれていますが、そのような報道に関して知事はどのように受け止めてらっしゃいますでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 これは、重要5品目をしっかりと守っていくということは国会の委員会決議でもあるわけですから、何て言うか、日本の利益というものをしっかり前提に置いた上で交渉してもらいたいと、われわれは、なかなか情報が伝わってこないのでですね、隔靴掻痒(かっかそうよう)の感はありますけれども、何度も申し上げていますけれども、農業の問題というのは単に農業生産の話だけでなくて、地域自体どういう未来を描くかということに密接に関係するわけでありますから、そうしたことも念頭に置いた交渉を期待をしたいと思います。

テレビ信州(TSB) 大和洋介 氏
 もしその5品目が守られない場合というのは、知事はどうするべきだとお考えでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 守られない場合。

テレビ信州(TSB) 大和洋介 氏
 はい。はい。

長野県知事 阿部守一
 それはわれわれが申し上げているのは、最終的な交渉のプロセスももっと公開してもらう必要あると思いますけれども、なかなか相手国がある話なので難しいとしても、最終的に判断する時は、地域の声、国民の声、そうしたものをしっかり踏まえて、最終的な判断をしてもらいたいと強く求めているところであります。

テレビ信州(TSB) 大和洋介 氏
 分かりました。

 5 才教学園教員免許法違反について

読売新聞 安藤奈々 氏
 才教学園の問題について2点お伺いしたいんですけれども、1つは、一般質問で県議の方から、私学課に専門家を置くべきではないか、であるとか、私学関係者との話し合いの場を今後も設けていくべきではないかとかいうお話が出ましたけれども、知事の再発防止策に対してのお考えを、改めて、何か具体策を考えていらっしゃるのであれば教えてください。あともう一つが、県も、山田校長に対して聞き取り調査を先月末行ったということで、そこで違法性の認識についても、一部話があったと聞いておりますが、そういったことを踏まえて補助金の返還時期であるとか、今後の方針についてお伺いしたいです。お願いします。

長野県知事 阿部守一
 まず、県の体制の在り方については、今回の問題というか事件に対して方向付けをした後、しっかり考えていかなければいけないと思っております。それから、後段の話については、これはまだわれわれ、対応検討中でありますから、対応の方向性、具体的に固めた上でですね、皆さま方にお伝えをしていきたいと思います。

 6 新県立大学について(3)

信越放送(SBC) 清水秀行 氏
 県立大学の関係ですけれども、専門部会の設置が、予算が成立したということで、知事の中ではですね、スケジュールとして11月県議会にですね、費用であるとか教育課程であるとかより具体的なものを示すというところで、スケジュール、専門部会がですね、結論なり途中の報告というのが行われるようなイメージなのか、どれぐらいみているのかというのを教えていただきたいんですが。

長野県知事 阿部守一
 これは、いろいろご意見が出て、署名も出されている中ですから、また私が勝手なスケジュールを言うと、それは意見を無視して話を進めているみたいな話になりかねないわけで、私、しっかり協力していただける環境をつくっていくということが重要だと思っておりますので、専門部会の検討っていうのは今の基本構想をより具体的に固めていく観点で行っていきますけれども、並行して県民の皆さんの意見聴取、あるいは関係者との意見交換会しっかりやっていきたいと思います。そういう中で、われわれとしての具体的なスケジュールを明確にしていきたいと思っています。

 7 子どもを性被害等から守る専門員会について(1)

信濃毎日新聞 古志野拓史 氏
 先週の金曜日に、子どもを性被害等から守る専門委員会の本会議と公聴会がありまして、事務局によるとフリーハンドで公募に応じてこられた7人の意見発表者の皆さんがそれぞれ性被害防止の具体策、いろいろ、元養護教諭の方ですとか、電話相談に乗っている方とかいろいろな方が、ざっくばらんにお話しになったのですけれど、今、僕らが注目しております法規制によってなんとかこう減らしていこうということを求められた方もいらしたのですけれど、僕ら聞いている感じだと、明確に求めていらっしゃるのは7人中お一人ぐらいで、それ以外の方は多くが、もっと小さい頃からのきちんとした性教育ですとか、条例よりは発達段階に応じた教育とか、そういう感覚でお話しになった方が多かったかなというふうに聞いておったんですけれど、知事は報告を受けられたかどうか分からないですけれど、今の一つポイントになっている法規制ということの優先順位がこういったことによって相対的に下がるんではないかというような印象も持ったんですけれど、知事はいかがでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 今のご質問は、非常に微妙なニュアンスについての話なので、私はその場に出ていないので、正直なところ何とも言い難いなと、公聴会で意見発表された皆さんの意見を、専門委員会の方たちがどういう形で受け止めたかというのは、私は委員の皆さんに直接伺っていないので、正直分からないですけれども、今回の専門委員会は法規制の話だけではなくて、インターネット関連の話とか、教育の問題とか、被害者支援の話とか、必ずしも法規制の話だけを議論しているわけではないので、当然のことながら法規制以外の話を中心にされる方もいたんだろうなと思います。そういう意味では、今のご質問に対して私が専門委員会の人たちがどう受け止めたかということが分かりませんから、何ともお答えしようがないなと思います。教育の問題については皆さんが、大勢の方が触れられていたという話は伺っていますので、そういう意味では教育についての重要性というのは多くの皆さんの認識であるということは今回のご意見の中から出てきたものだなと思いますが、その他について必ずしもこれが一義的にこうだああだという話になってきてはいないのではないかと間接的に聞いている限りでは感じています。

信濃毎日新聞 古志野拓史 氏
 その後、公聴会の後に専門委員会も開かれて、その直前の公聴会での発言などもいろいろ議論になったんですけれど、以前から会の公平性というか知事がおっしゃるような法規制について中立にフラットに話していくというところなんですけれど、依然として聞いていると、「何でこんなに法規制というか条例制定に抵抗が多いんでしょうね」とか、結構委員の先生によっては、この人は条例ありきのスタンスで発言されているんだなとか見受けられるような方もいまして、知事のおっしゃる公平にというところからやはり違和感がある議論の温度を感じられるところがあるんですが、次は5回目で年明けにも6回目が予定されていると聞いているんですけれども、今後知事として、設置者としてどんなふうにまとめ上げていくかという感覚を教えていただきたいんですが。

長野県知事 阿部守一
 これは専門委員会でまとめ上げるというか、その専門委員会でまとめるのは委員長にまとめていただくという形になると思いますので、テーマが非常に難しいテーマだと思いますので、慎重に十分に議論していただきたいということは委員長、平野委員長にもですね、お願いをしてきておりますので、そうした私の意向は踏まえてしっかり議論してまとめていただけることを期待をしています。

 8 子どもを性被害等から守る専門員会について(2)

信濃毎日新聞 牛山健一 氏
 今の古志野にちょっと関連した質問なんですけれども、率直に言って、委員の専門委員の人選が適当だったかという疑念をちょっと持たざるを得ない感じもするんですが、いかがでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 前もそれ聞かれたような気がするんですけれども、その適当かどうかというのは、どういう観点で適当ではないではないかというご指摘を受けているのか分からないのですけれども、それはどうしてなんですか。

信濃毎日新聞 牛山健一 氏
 今、古志野と同じですけれども、委員の話を聞いていると、ある特定の考え方の方にどちらかというと偏っているんじゃないかと受け止めざるを得ないんですが。

長野県知事 阿部守一
 そういうことを委員の皆さんに聞いたら委員の人たち怒るんじゃないかなと私思いますけれども、そんなことないですかね。今度聞いてみましょうか。そういう質問が出ていますけれども、皆さんは始めからありきだということで思っているんですかと。そんな方を入れていないと私は思っていますけれども、これ今私名簿ありますけれども、いろんな人たちが入られていますよね。特定の人たちだけではなくていろんな方に入っていただいていますし、現場で子どもたちの支援されてきた人も入っているので、そういう意味ではそこはどうしてそういうご質問になるのかというのが私自身受け止めきれないんですけど、どういう観点でこれのメンバーがちょっと違うんじゃないかとお感じになっているのか。

信濃毎日新聞 牛山健一 氏
 この前の公聴会で言えば、かなり法規制といいますかね、性被害の処罰についてを優先的に考える方というのは少なかったわけですけれども、そういうことを考えた場合、そういった方もあらかじめ委員に含まれていてもおかしくはないなというふうに受け止めたのですがいかがでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 このメンバーはみんな法規制に賛成なんですか。賛成なんですか。

信濃毎日新聞 牛山健一 氏
 というふうに僕は申し上げてないと思うのですが、そういった偏っている方全員ではないですよ。人選的に見れば、トータルで見れば・・・。

長野県知事 阿部守一
 まず少なくとも、私は全く始めからこの人はこういう考え方だから入れろという発想は全くないですね。全くない。仮にそれがむしろ議論ですから、人はそれぞれ意見があるわけで、確かにこういう意見もあったりああいう意見もあるけど、私は専門委員会の議論を直接見てはいないですけれども、何となくこっちの意見の方が強いんじゃないかっていうのはもしかしたらあるのかもしれませんけれども、別にそういう意見を誘導するとかですね、そういう意見を持った人たちをあらかじめ選んで、そっちに持っていこうという発想は全くないです。なぜこの委員会だけそういう話になるのか私はよく分からないのですけど。いろんな委員会があって、議論をしている中でやっぱりこういう意見の人たちが多いなっていうのは、どんな場でもあるんじゃないかと思います。それで、今回の場合、そういう形の議論になっているのかというところは、私は直接参加していないので分からないですけれども、少なくとも選定する際にですね、何らかの意図を、何というか私はこういうのは大嫌いですけれども、行政がやろうとしていることを追認してもらおうなどという発想でですね、こんな難しい、子どもたちのことが関わっている問題について、絶対にそんなことはやりません。なぜそういうことを何度も何度も聞かれるのか私は非常に不愉快でなりません、正直言って。子どもたちをどうすれば守っていけるのかをニュートラルに考えてもらおうということでやっているわけですから、そこに対して、それは何かおかしいんじゃないかということであれば、こういうことがあるからおかしいんじゃないかということをぜひ具体的に言ってもらわなければですね、そんなつもりは全くないということで申し上げるしかないというのが正直なところです。

信濃毎日新聞 牛山健一 氏
 ある委員さんに言わせると、私は事前にはヒアリングというか、1年前には広く意見を聞かれると思うのですけれども、私は反対派だから委員に選ばれなかったのかなという印象を持たれた方が、先日の意見表明者の中にいらっしゃるというのはまた事実なので、私の個人的な印象を言っているわけではなくて。それは付言したいと思います。

長野県知事 阿部守一
 まず、今質問されている趣旨自体が、始めからこういうものとああいうものとを対比して、こっちじゃない、あっちじゃなければいけないみたいな話の議論を前提に置いているような気がしますけれども、私の感覚は全くそういうことはないですよね。少なくとも、他県がやってるような包括的なその青少年健全育成条例を作るという発想はないというのは何度も繰り返し申し上げているわけですけれども、あたかもですね、なんかそういうものを検討しているんじゃないかというような誤解を招くようなことは私は非常に困ると、われわれが本当に子どもたちのことを真剣に考えてですね、大勢の皆さんから意見をもらって議論してもらおうと思っているのに、なぜかなんかそういうあの、人選がおかしいんじゃないかとかっていう話が何度も何度も繰り返し出されるというのは、私はどういう趣旨なのかと、率直に感じます。どうしてですか。

信濃毎日新聞 牛山健一 氏
 私に質問ということですか。

長野県知事 阿部 守一
 私が質問する場所じゃないんで質問はしませんけれども、どうもですね、何度も同じこと聞かれるし、そりゃ私としてはそういう考えはないということを繰り返し申し上げていると思いますし、なぜそういうことをですね、執拗(しつよう)におっしゃるのかっていうのは、何か、じゃあこういうことがあって、やっぱり知事おかしいじゃないですかということじゃなくて、何となく雰囲気でそういう質問されても、それはちょっとなんともお答えしようがない。

信濃毎日新聞 牛山健一 氏
 いや、それでしたらお答えするっていうのも変ですけれども、われわれはその先日の公聴会についてあくまでもそのような事象として見受けられたし、そういった声もあったのでお聞きしているんですけど。

長野県知事 阿部守一 氏
 というか、逆にじゃあ公聴会はその法規制やれやれという人たちばっかしわれわれ集めてやっているんですか。反対のご意見の方もいるし、賛成のご意見の方もいたわけですよね。で、別に何かその始めからこの人がこういう意見だから、それはやめとけとかそんな話でやっているわけじゃなくて、広くいろんな方のご意見を聞くというのが公聴会だし、実際そのいろんな意見出てきているわけですよね。それが、委員会の話はなんか始めから何か議論をあたかも誘導しているかのようなご質問をされるのは、ちょっと私には理解ができない。

信濃毎日新聞 牛山健一 氏
 あの、公聴会っていう場でそういった意見が出てることはそれはそれで評価、いろんな多様な意見の反映ということでいいと思うんですが、われわれが問うてるのは、でしたらそういった方もそもそもの専門委員会の委員さんに含まれてても、より多くね、含まれててもよかったのではないかなというふうにお聞きしてます。

長野県知事 阿部守一 氏
 分かんないです。それは、よく分からないですけれども、あなたが逆にそのそれであれば片方に誘導しようという人選を進めてることになりますよ。そういうご意見は。ちょっと私は、全く理解できません。正直言って。

長野県知事 阿部守一 氏
 はい、よろしくお願いします。

 

 

 

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