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更新日:2013年7月1日

知事会見(平成24年(2012年)8月3日(金曜日) 11時00分~11時50分 県庁:会見場)

項目

阿部知事からの説明

  1. 「教員の資質向上・教育制度あり方検討会議」の開催、「森林づくり県民税」に関する県民説明会の開催、ホテル・旅館等に係る緊急点検の結果について

取材者からの質問

  1. 森林づくり県民税について(1)
  2. 「教員の資質向上・教育制度あり方検討会議」の開催について(1)
  3. ホテル・旅館等に係る緊急点検の結果について(1)
  4. 震災がれきの広域処理について
  5. ホテル・旅館等に係る緊急点検の結果について(2)
  6. 「教員の資質向上・教育制度あり方検討会議」の開催について(2)
  7. ホテル・旅館等に係る緊急点検の結果について(3)
  8. 「教員の資質向上・教育制度あり方検討会議」の開催について(3)
  9. 山口県知事選について
  10. 地域おこし協力隊について
  11. 国の消費税の引き上げ法案をめぐる動きについて
  12. 森林づくり県民税について(2)
  13. 満蒙開拓記念館について

 

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配布資料一覧

■「教員の資質向上・教育制度あり方検討会議」(第1回)を開催します(PDF形式:93KB)
■平成25年度以降の長野県森林づくり県民税に関する県民説明会を開催します(PDF形式:28KB)
■ホテル・旅館等に係る緊急点検の結果をお知らせします(PDF形式:33KB)
■8月10日から中小企業融資制度資金「新事業活性化資金」の対象に宿泊施設の防火安全対策を追加します(PDF形式:260KB)

 

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本文

阿部知事からの説明

 1 「教員の資質向上・教育制度あり方検討会議」の開催、「森林づくり県民税」に関する県民説明会の開催、ホテル・旅館等に係る緊急点検の結果について

長野県知事 阿部守一
 それでは8月3日の会見を始めさせていただきたいと思います。私の方から、大きく3点お話を申し上げたいと思います。
 まず1点目ですが、「教員の資質向上・教育制度あり方検討会議」の第1回の会議を8月10日、13時半から、本庁の特別会議室で開催を致します。この会議、先月27日に、本体会議に先行して倫理向上専門部会を開きましたけれども、全体会議という位置付けで、開催を致したいと思っています。メンバー、委員の皆さま方の名簿をお付けしております。個々のご紹介は、割愛致しますけれども、男性9名、女性9名、合計18名の委員を選任させていただいております。18名のうち3名の方は、一般公募でお願いをしております。お一人は、現役の小学校の先生にお願いするということになりました。また、会議の議題、内容につきましては、記載してあります通り、まず1回目でございますので、これまでの不祥事発生の状況、原因、それから先立って開催されました倫理向上専門部会からの報告、教員倫理の向上のための課題等ということで、ご議論いただくということにしてあります。会議につきましては、公開で行います。一般の県民の皆さま方も傍聴も可能でございますので、ご関心のある方は、ぜひですね、傍聴いただければと思います。ただ、あまり大勢の方がいらっしゃっても、スペース的に入りきれない場合もありますので、その際は、お断りすることもありますので、ご了解いただければと思います。今回の検討会議でありますけれども、知事部局と教育委員会が共同で事務局を務めるという形で運営をしていきたいと思っています。発表資料も、教育委員会と企画部の連名にさせていただいております。恐らく、他の自治体では、教育委員会だけ、あるいは、静岡県は逆に知事部局側で教育に関わる制度的な検討をしていますけれども、長野県は、一体、一緒に行っていこうという独特の形態だと思っています。10日の会議、ちょっと時間的に私冒頭、数十分の参加という形にならざるを得ないかもしれませんけれども、私も参加をさせていただきたいと思っております。委員の皆さま方に対しては、私から会議への期待すること等について、申し述べてさせていただくようにしたいと思っています。ぜひ教育の問題、いろいろなところで議論が繰り返されてきたわけでありますけれども、これまでの枠組みとか、従来の延長線上の議論を超えてですね、本当に子どもたちの目線に立った、そして未来志向での前向きな議論がなされることを心から期待をしております。委員の皆さま方については、それぞれ専門的見地の方を含めてですね、バランスの良い委員構成になったのではないのかなと思っています。特に子どもの立場、平素いろいろな形で子どもに接していらっしゃる方、あるいは子どもの側、立場に立って、いろいろな取り組みや発言をされていらっしゃる方にもご参加をいただけたと思っております。公募委員3名ということにさせていただきましたが、全体では、61名の皆さん、3名の枠に対して61名の県民の皆さま方から、ご応募があったということで、この会議に対しても、大勢の皆さま方の期待、関心をうかがわせるものだと感じております。この倫理向上専門部会を皮切りにして、この検討会議スタートしているわけでありますけれども、ぜひ現場の思い、声、あるいは、関係する本当に当事者の意見ということを前提にした、机上の議論ではなくて、本当に子どもたちや、現場の先生方の思いが実現できるような会議にしていきたいと思っております。ぜひメディアの皆さま方にも、今後の検討の方向性については、関心を持っていただければありがたいと思っています。
 それから2点目でございますが、森林づくり県民税、先般税制研究会から、提言をいただいたわけであります。今まさに、提言を受けてですね、県としての案の最終的な詰めを行っている段階でありますが、今の目途で9月県議会、一定の周知期間等もとらなければいけないということで、9月県議会の提案を目指して、鋭意議論をしておりますけれども、県民の皆さま方への説明会を開催していきたいと思っております。その前段で、来週の月曜日に県としての案については、私の方から発表させていただきたいと思いますし、発表後はですね、お配りした資料の通り、県民説明会、6日、7日、8日、9日、10日、各圏域ごとに開催をしていただきますことと併せて、県民の皆さま方からのパブリックコメントをお願いしたいと思っております。具体的な税制案の中身については、月曜日発表させていただきたいと思っていますので、よろしくお願い致します。
 それから3点目でございますが、ホテル・旅館等に対する緊急点検、建築基準法あるいは消防法の観点からの緊急点検の結果がとりまとまりましたので、ご報告を致したいと思います。記者発表資料をお配りしているかと思いますけれども、5月13日広島県の福山市で発生をしたホテル火災を受けまして、7月末を目途にホテル・旅館等の緊急点検を行ってまいりました。今回、その結果がとりまとまったわけでありますけれども、この点検は、各消防本部、それから建築指導部局であります地方事務所の建築課、長野市、松本市、上田市が連携して行いました。結果は、(資料の)4に記載の通りでございますが、県内6,110のホテル・旅館等があるわけでありますけれども、この中から、国通知に従った施設に加えて、過去の査察で指摘を受けながら、是正がされていない施設を中心として今回点検を致しました。その結果、消防本部分で881件のうち、74パーセントの656件、そして建築指導部局分で229件のうち、84パーセントにあたる192件、何らかの違反があったということであります。点検結果の主な内容は別紙の通りでございます。これにつきましては、今回の点検対象、過去の査察で指導を受けながら、是正をされていない施設を中心にしたということで、非常に高い率にはなっております。私どもとしては、この違反が認められた施設については、是正指導を速やかに行って、改善計画書の提出を求めております。着実な是正を進めていきたいと思っております。また、宿泊関係の業者、経営的に厳しい皆さんもいらっしゃるわけでありますので、今回宿泊施設の防火・避難安全設備の改善を図ろうとする事業者を資金的に支援するという観点で、新しく中小企業融資制度の拡充を行います。有意義な融資制度を活用して、しっかりと設備の更新・整備を図っていただきたいと思っております。中小企業融資制度の改正内容につきましては、別添資料でお付けをしていると思いますが、既存メニューとあります新事業活性化資金(防災・環境調和向け)の貸付対象者にホテル・旅館等の事業者を加えていきたいと思っております。8月10日からこの取り扱いを始めていきます。ぜひ、ホテル・旅館等の皆さんには、こうした支援策を積極的に活用して、早急な改善に努めていただきたいと思っています。また、緊急点検につきましては、施設側と、件数の多い点検でございますので、日程調整等の関係で期間内に実施ができなかった施設もございます。そうしたものについては、遅くとも9月中旬までに点検を終了していきたいと思っております。今後とも関係機関と連携して、宿泊施設の安全性の確保を全力で取り組んでいきたいと思っております。私の方からは以上3点でございます。よろしくお願い致します。

 

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取材者からの質問

 1 森林づくり県民税について(1)

信濃毎日新聞 岩間基樹 氏
 1点目は森林づくり県民税に関してで、詳細は月曜日に発表とのことだったんですが、教えていただける範囲でお伺いしたかったのは、一つは税額や税を求める期間についての考え方、現時点で固まっていれば教えていただきたいのと、それからこの前の地方税制研究会の方で、水源林の保全対策についての使途を改善点として挙げていたと思うんですが、知事は、従前の県会でしたかね、答弁でも市町村の保全が必要な面積の把握に現在努めている段階という説明だったんですが、現状認識として、どの程度の保全というものの必要性があって、あるのかないのかも含めてですが、今の水源林に関する問題意識と、どういった使途に使っていくべきか具体的な何かアイデア等があるのならば教えていただきたいのですが。

長野県知事 阿部守一
 税率と期間については、これは基幹的な部分ですので、月曜日にまとめてご説明をしたいと思います。使途については、さまざまご提案を頂いているところでありますが、税制研究会でも切り捨ての間伐だけじゃなくて、搬出間伐、そして利活用というところに重点を置くということが必要だというご指摘を頂いておりますので、今の検討の中でもそうした部分、単に森林整備をするということに加えてですね、木材を活用して、いつまでも税金を投入していかなければ、森林保全ができないというようなものから脱することができるような仕組みを作っていくということが一つ重要な視点であるということで、今鋭意検討をしているところであります。それから、水源林・水源地の保全につきましては、これは森林づくり県民税のみならず、県全体としての大きなテーマでありますので、今回の税の使途としても、そうした部分を加えることができないだろうかということで検討しているところでございます。

信濃毎日新聞 岩間基樹 氏
 では、まだ水源林に関しては詳細について説明できる段階ではないと。

長野県知事 阿部守一
 森林づくり県民税の使途については、今回の5年間の重要なポイントでもありますので、月曜日にまとめてご説明をさせていただきたいと思います。

 

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 2 「教員の資質向上・教育制度あり方検討会議」の開催について(1)

信濃毎日新聞 岩間基樹 氏
 それから「教員の資質向上・教育制度あり方検討会議」の関係で、委員の人選に関しては、どういった形で集められたかというのを確認したかったのと、とりわけ東御市長が市長会代表ということで入っていますが、これは市長会側の推薦だったのか、それとも事件等も踏まえて、県側から要請した人選だったのか教えてください。

長野県知事 阿部守一
 まず、人選については、事務局を教育委員会と知事部局の共同設置ということで、教育委員会と知事部局とで相談をして決めたということであります。花岡市長については、今回のそもそもの発端が東御市であったということもありますが、最終的には市長会の推薦になっていると。これは、教育委員会の方から説明をしていただけますか。

教育委員会教育総務課長 田中功
 市長会、町村会とも会のほうに推薦依頼を致しまして、ご推薦をいただきました。

 

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 3 ホテル・旅館等に係る緊急点検の結果について(1)

読売新聞 青柳庸介 氏
 ホテル・旅館の緊急点検の結果についての受け止めですけれども、観光立県ということで、宿泊施設に関しては他県からの観光客を受け入れるに当たって重要な場所だと思うのですが、その点検結果で8割方違反が、軽微なものから慢性的なものまでいろいろありますけれども、8割に上ったということについてどのように、7割から8割ですけれども、どのようにお受け止めになっているかを教えていただけますか。

長野県知事 阿部守一
 まず、先ほども説明したつもりですが、誤解があるといけないので。7割という数字は、旅館・ホテル全体の7割ではないということは、しっかりお伝えをしておかなければいけないと思います。平成23年3月31日現在、資料に書いてありますように、県内に6,110、ホテル・旅館があるわけでありまして、その中から、過去の査察で指摘を受けたような施設を中心に、今回点検をしておりますので、どうしても全体的には違反件数、違反割合が増えてしまっているということがあります。もちろんしっかりと訓練、あるいは設備、整備していただいているホテル・旅館の皆さま方が多く存在しているわけでありますので、あたかも長野県の全体のホテル・旅館の7割が問題だ、みたいな受け止めは、誤解の無いようにしていただきたいと思います。その半面、さまざまな違反があると。火災報知機の整備であったり、誘導灯であったり、そういう設備的なもの、消防訓練あるいは消防計画というソフト的なもの、さまざまあるわけであります。ソフト的なもの、資金がかからないものについては、しっかりとやっていただく必要があると思いますし、一定の資金が必要なものについては、先ほどお話しましたような融資制度を活用して、ぜひ早急な対応を行っていただきたいと思います。今回の点検結果を受けて、私どもの方からは、是正の指導をしているところでありますので、しっかりとフォローをしていきたいと思いますし、各旅館・ホテルの皆さま方には改善計画書を出していただくわけであります。出していただいた通りの取り組みを確実に行っていただきたいと思っています。

 

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 4 震災がれきの広域処理について

読売新聞 青柳庸介 氏
 別件で、震災がれきの広域処理の話で、岩手・宮城に関しては一定の目途が付きつつあるという段階に来ていますけれども、4月に長野県としては受け入れは難しいという立場を示されてから、もう4カ月くらいになるわけですけれども、国に対して安全対策の情報公開とか共同要請とかされてきましたが、これ以上国に回答を求めても、明確な回答があるわけでもないということは知事も経験上大体ご承知だと思うのですけれども、そういう状況で被災地のごみの処理が粛々と他県で進んでいって、長野県としてコミットせずにこのまま終わるという公算になるわけですけれども、そういう状況についてはどういうふうにお考えでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 これは、それぞれの都道府県によってかなり状況とか環境が違っていると私は思っています。また被災地も、宮城の村井知事は、なるべく自分のところで処理して、お願いするのも極力周辺の地域からと、輸送コスト等もあるわけありますので、そういうご発言をされています。至極もっともなご発言であろうかと私は思っておりますし、私としては、例えば東京都は自前の処分場を抱えている、東京都自体がごみ処理をやっている自治体です。そういう自治体と長野県は必ずしも状況は同じではないと思っておりますし、比較的受け入れに前向きなところは大規模な都市、大規模な自治体が多いかと思いますけれども、そういうところは処理場の規模も非常な大規模なものが多く、最新の設備等も整っているところが多いわけでありますので、全国一律満遍なく対応するということではなくて、環境が整っているところが積極的に協力する中で、一定の目途が付いてきたということは、私は全体としては望ましい方向だったのではないかなと思います。ただ、これは国に対してもいろいろな提案とか要請とか繰り返してきていましたけれども、その間の政府の対応というのは、必ずしも情報の提供であったり、調整にしても十分行われているとはいえない部分があるのではないかと率直に思っております。今後、広域的な災害が起きたときには、いろいろな形で都道府県間の連携とか、国の指導力の発揮とか求められることが多々出てくると思いますので、今回のことについては、今後の前向きな広域的な連携の検討の材料としていくことが必要ではないかなと思っています。

読売新聞 青柳庸介 氏
 最後にもう一つですけれども、がれき関連で、県内の下水道汚泥の焼却灰の方の試験地焼却が、6月でしたか、試験的に処理するということが発表されて、つい2、3日前にその搬出が行われたと伺っているんですけれども、民間業者のご都合もあると思うので、先方の都合にもよってそういう時期なったように伺っていますが、若干スピード感がないようなふうに見えるんですが、そこら辺は、スピード感の問題についてはどういうふうにお考えでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 これはスピード感というか、まずは先ほども言いましたように、今、関東知事会からは低レベルの放射性物質を含んだものの処理も含めて、国がもっと積極的に対応してくれということを、埼玉の上田知事を中心にお願いをしているところではありますが、必ずしもそういう明確な方向付けがなされてきてないと、そういう中で、それぞれの自治体ができるところでしっかりやっていこうということで取り組みを始めているわけであります。われわれも、いたずらに時間をかけているというつもりは全くないわけでありますので、放射性物質を含んだものの話でありますから、慎重なプロセスを経ながら進めていきたいと思っています。

 

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 5 ホテル・旅館等に係る緊急点検の結果について(2)

信濃毎日新聞 須田充登 氏
 ホテル・旅館の緊急点検の関係なんですけれども、この点検した中で、非常に違反が多いということの背景に、とりわけどういう点があると捉えてのかということと、それに関連するんですけれども、今回の制度資金の対策を講じられるまでのですね、どういう庁内の議論を経て、こういうものを考えられたのかということを教えてください。

長野県知事 阿部守一
 これは、旅館・ホテルの皆さんには、ぜひ人の命を預かる立場であるということを改めて自覚して取り組んでいただきたいと思います。多いかどうかというのは、これは全国的な調査結果はまだ出ていないわけでありますので、先ほど申し上げたように、これまでも問題があったところを中心に点検をしておりますので、そういう数字だということはぜひ理解していただかないと、なんとなく長野県の旅館・ホテル全体が安全管理に不十分だという印象を与えることは、これは私は避けなければいけないと思っております。ぜひそこはお願いしたいと思います。旅館・ホテル全体として、経営状況厳しいところもありますので、多額の資金を要するような部分については、なかなか取り組んでこなかったというところもあろうかと思います。そういう意味で今回、制度資金の活用ということで資金面でもバックアップをして進めていただこうということにしたわけであります。これについては、当初点検をするにあたって、やはりこれまでも対応を求められている旅館・ホテルがあるけれども、進んでいないということはやはり、資金的な側面はあるんではないかということで、私の方から検討を指示して、その結果こういう形で今回制度化をするというものであります。

信濃毎日新聞 須田充登 氏
 あと、その是正指導とそのフォローをしていくというお話ですけれども、是正指導した後にですね、この違反があったところがどのようになったのかということは、また調べて公表したりとかっていうようなお考えってあるんでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 例えば、いろいろな違反の中身があるので、すぐにでもやっていただかなければいけないこと、あるいは例えば、訓練なんかこれ、1回やっただけじゃなくて、しっかり定期的にやってもらったりしなければいけないわけでありますので、継続的にフォローしていくということが重要だと思っております。改善計画書を出させて、まずその計画通りの取り組みが行われているのかということについては、しっかりチェックをして、その上でさらに問題があるようなところがあれば、さらなる対応を考えていかなければいけないと思います。

 

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 6 「教員の資質向上・教育制度あり方検討会議」の開催について(2)

信濃毎日新聞 小坂真紀 氏
 教員の資質向上のあり方検討会議のまず人選にあたって、知事の方で重視したり、あるいは要望した内容があれば教えていただけますか。

長野県知事 阿部守一
 これは、私は県政全体、県民参加、協働ということを言っていますけれども、やはり教育に関しても、いわゆる狭い意味での学校の関係者だけではない人たちに加わってもらう必要があるんじゃないかと思っておりました。そういう意味では、狭い意味での学校関係者だけではなくて、周辺で子どもたちを支えていただいている方にもご参画をいただくことになればと思っておりますし、また、教育の分野の視点とはまた違った視点、例えば、先般倫理向上専門部会を開いて、大久保和孝氏が部会長でありますけれども、公認会計士ではありますけれども、コンプライアンスの第一人者ということで、学校教育そのものに対しての知見ということは、これは教育委員会事務局であったり、学校の先生方が一番分かっているわけでありますが、別の角度から議論をしていただいたり、あるいは問題提起をしていただけるような方の参加ということも今回必要だと思って参加をしていただいているところであります。

信濃毎日新聞 小坂真紀 氏
 あと、先日の定例会見の時で、いじめの問題について学校への訪問調査の意向を示していましたけれども、今の段階でどういう人たちで、いつぐらいに、どういう調査をするのかといった具体的な話はどこまで進んでいるんでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 今、知事部局と教育委員会で、このいじめへの対応ということについても、このあり方検討とは別途検討しているところでありますので、考え方がまとまり次第、皆さま方にもお伝えをしていきたいと思っています。

 

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 7 ホテル・旅館等に係る緊急点検の結果について(3)

テレビ信州(TSB) 大和洋介 氏
 先ほどの、ホテル・旅館の点検の関係で、知事再三これまでに問題があったところの数字なのでというふうにおっしゃられていましたが、もしこれまで問題があってそのまま改善されていなかったら、その方が問題かなと思うんですが、その辺知事はどのように受け止めていらっしゃるのでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 そうですね、これは改めて指導する側、行政側の対応というものも考えていかなければいけない部分があるかもしれません。これについては、先ほど申し上げましたように各消防本部と建築指導に当たる、これは地方事務所の建築課と長野市、松本市、上田市、これ責任権限が分散しているわけであります。消防行政については、これは基本的に市町村行政になるわけでありますので、今後の対応とか課題も含めて、今回のものから見えてきた、旅館・ホテルの問題と、あるいは行政側の方には、今後対応を進めていく上で課題はないのかという点についても、よく検証はしていきたいと思います。これは、県の権限だけで行っているものではないので、少し市町村の問題意識とか課題というものも共有をさせていただくことが必要ではないかなと思います。

 

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 8 「教員の資質向上・教育制度あり方検討会議」の開催について(3)

信濃毎日新聞 古志野拓史 氏
 教員の資質向上検討会議で、公募委員が3名いらっしゃるんですけど、ちなみにその公募段階ではどの程度応募があって、何人中の3人だったのかということと、公募委員がどんな観点で選ばれたのかを知りたいんですが。

長野県知事 阿部守一
 先ほど申し上げましたが、61名ご応募があったと伺っております。具体的な選定のプロセスは事務局の方からお話をしていただけますか。

教育委員会教育総務課長 田中功
 小論文のみでの審査ですけれども、局内それと次世代サポート課で選考委員会を設けまして、全部で61人の論文を、一般教員枠は別にとりましたので、教員とそれ以外ということで論文を読まさせていただいて、それぞれ人が分からないようにして論文のみを読んで点数を付けて、それの最高点の3人を選んだところです。

信濃毎日新聞 古志野拓史 氏
 人数からいっても非常に一般の県民からも関心を集めているかと思うんですけど、この辺の公募委員について、知事がもし期待されるところがあれば、一言お願いしたいんですが。

長野県知事 阿部守一
 私どもが主体的に選定したわけではなくて、やはり問題意識がおありの方に手を挙げていただいたわけでありますので、日頃お考えになっている問題意識をですね、ぜひ、こうした場でしっかりとご発言いただいて、一緒になって新しい教育のあり方を考えていただければありがたいと思っております。

 

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 9 山口県知事選について

信濃毎日新聞 古志野拓史 氏
 あと、すいません、まったく別件で恐縮なんですが、7月29日投開票の山口県知事選で、長野県の環境審議会等の委員もお務めになっている、飯田哲也さんがですね、立候補されて、惜しくもというか25万対18万票ですか、ということで落選はされましたけど、立候補表明から1カ月ぐらいで、かなり追い上げたというような分析が、各報道等でされていると思うのですが、知事はよく面識のあるお立場で、この山口県知事選でいろいろエネルギー政策ですとか、オスプレイの配備とか、いくつかの争点があったようですけど、この結果について一言、飯田さんとのつながりということも含めて、コメントいただければと思うのですけれど。

長野県知事 阿部守一
 個人的にはいろいろな思いは、正直ありますが、これは知事としての会見をしているので、あんまり個人的な思いを申し上げるのは適切ではないのではないかなと思っています。ただ、私もかつて山口県庁で仕事をしていたことがありましたので、山口県の雰囲気は、いろいろな意味で皮膚感覚で分かるところがありますけれども、原発の問題であったり、オスプレイの問題であったり、いろいろ山口県をめぐる課題が、山口県のみではなくて、全国的な視点で論じられることが多かった選挙戦だったのではないかなと思ってます。山本新知事にはぜひ同じ知事同士ということで、一緒になって取り組んでいきたいと思っていますし、私はあまり国政の動向と地方自治とが、いつも同じような目線で議論されることには、いささか違和感を持っていまして、やはり地域は地域、国は国ということでなければいつまでたっても本当の地方自治にはならないなと、そういう意味では今回の山口県知事選挙も何となく国政の議論の延長線上で語られることが多かったような気がするのですけれども、少しそういう部分には違和感を覚えるなと思っています。

信濃毎日新聞 古志野拓史 氏
 告示日時点で確認させてもらったところでは、飯田さんから特に今お務めの委員職等を辞するような連絡はないというようなことだったのですけれど、今後も県として環境部等を中心に、飯田さんの知見等を借りていくというようなそういう立場でよろしいのでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 飯田さんの知見は、選挙とは関係なく少なくとも環境エネルギー政策に関しては、非常に広いネットワークと優れた知見をお持ちの方だと思っております。今後どうするか、ご本人のご意向も選挙の後どういう活動をこれからされていくかということもあろうかと思いますので、ご本人の意向を聞いて対応を考えるということになろうかと思います。

 

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 10 地域おこし協力隊について

信濃毎日新聞 百瀬平和 氏
 総務省の地域おこし協力隊の関係で質問をしたいのですけれども、県内でもすごく増えてきていまして、今都会から県内に移住されて40人を超える方々が、県内の過疎町村で活発に活動されていまして、この前は県が初めて諏訪市で交流会を開いて、いろいろな議論があったんですけれども、知事は公約でも定住対策の強化を謳(うた)っていらっしゃいますけど、私が何人かお会いした隊員の方々は、いずれも県内の永住を考えているということをおっしゃっていまして、今後の過疎地域の活性化ということも含めまして、地域おこし協力隊の取り組みというものを今どういうふうに見ていらっしゃるかお聞きしたいんですけれども。

長野県知事 阿部守一
 地域おこし協力隊は私は実に強い力を持った助っ人の皆さんだと思っております。現在45名の方が14町村で活躍していただいているということで、お話があったように、いずれ定住をというお考えの皆さんもいらっしゃると思っております。地域おこし協力隊の皆さんに横のネットワークをぜひ作ってもらいたいということを市町村課に言って、今回交流会をやってもらったわけでありますけれども、さらにそういうものを進めて県との連携というものをよりいい形で作っていければありがたいなと思いますし、新しい中期計画を作る中で、地域の振興、活性化、これはひとつ横断的に取り組まなければならない重要な視点だということを何回か申し上げておりますけれども、そうした中でも、この地域おこし協力隊の皆さん、あるいはそういう地域に人が入ってですね、応援していく仕組みというものをどういう形で盛りたてて、県として取り組んでいく必要があるのかということは十分検討していきたいと思っています。

信濃毎日新聞 百瀬平和 氏
 もう一点だけ、全国の自治体が今競って協力隊の募集をかけているわけですけれども、例えば県が都内に作られた移住・交流センター等を活用しまして、市町村の協力隊の募集を手伝うとかですね、県としての支援の今後の方法というか、そういうものを。

長野県知事 阿部守一
 それは全くご指摘の通りだと私も思います。地域おこし協力隊は市町村課、移住・交流は観光部ということではなくて、そこの連携をしっかりやって、地域おこし協力隊もある意味では、移住される方、交流される方でありますので、一緒になって取り組む形を進めていきたいと思っています。

 

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 11 国の消費税の引き上げ法案をめぐる動きについて

日本放送協会(NHK) 原田季奈 氏
 国では、消費税の引き上げ法案をめぐって、民主党が来週中に法案を採決しないのであれば、自民党が問責決議案を出すとか、あとはみんなの党などが参議院で法案が採決される前に阻止するために内閣不信任決議案を出すというようなことが今動いておりますが、知事としてはどのようにご覧になっていらっしゃいますか。

長野県知事 阿部守一
 これは、私はどういう流れとどういう考えで不信任案とか問責決議の議論になっているのか十分に承知していないので、何ともコメントしづらいですけれども、今社会保障と税の一体改革をしっかりと進めなければいけないという中で、まずは議論をきっちりと行っていくということが、私は国会が期待されていることではないかなと。議論した結果、AであったりBであったり、あるいは消費税(増税)をやるやらないとか、いろいろな結論が出てくると思いますけれども、そういう結論を明確に出していただくということが必要だと思いますので、そういう流れの中で、不信任案であったり、問責決議案というのはどういう文脈で出てきたのか分かりませんけれども、まずは国会の、国会としての仕事、責務、そこを国民に向けて、しっかり果たしていっていただきたいなと思っています。

 

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 12 森林づくり県民税について(2)

早稲田大学 野邊明弘 氏
 早稲田大学3年の野邊明弘と申します。信濃毎日新聞社でインターンシップに参加させていただいています。森林税について質問をしたいと思います。知事は森林税の適用範囲の広域化をお考えになっていると思いますが、税の適用範囲によっては、長野県の森林からの利益を受ける範囲と徴税をする範囲とのギャップが予想されると考えています。知事はどのような税制の適用範囲を想定されているのか、それによって生じるギャップをどう解決していくのか、という意見をお聞きしたいと思います。

長野県知事 阿部守一
 森林税の広域化というのは、これは広域もいろいろなエリアの考え方があろうかと思いますが、今の日本の仕組みでいくと、恐らく現実的なのはオールジャパン統一的な制度。道州制の議論はなかなか進んでいく状況にはないと思いますし、ブロック単位で共同税をつくるというのはなかなか、逆に利害の違いというのがはっきりしすぎるので、私は全国的な制度設計というものが必要ではないかなと、都会もいろいろな意味で、長野県の緑、これは長野県だけじゃなくて、森林県であったり、水源地であったり、そういう地域の受益を大都市はいろいろな形で受けています。水資源はもちろんですけれども、大気の問題、温暖化への問題であったり、あるいは保養、休養の場としての機能であったり、さまざまあるわけでありますので、そういう部分を私は都市の皆さんにもぜひもっとですね、理解をしていただきたいなと、そういう意味で問題提起をしております。ふるさと知事ネットワークでの提言、先般、国に対して行いましたけれども、引き続きそうした取り組みを行って、ぜひ、広い皆さんの理解の中で、これは長野県に限らず、日本の森林が守られていく、そういう仕組みが作られることを期待をしています。

 

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 13 満蒙開拓記念館について

早稲田大学 房満満 氏
 早稲田大学のジャーナリズムコース修士1年の房満満と言います。同じく信毎のインターン生です。北京出身です。来年の春に開館予定の満蒙開拓記念館についてお話したいですけれども、その記念館の計画に関しては、県民の方から賛成意見も反対意見もあるのではないのかなと思うんですけど、知事はどんな狙いでこの開館を進めていこうと決意されているのかというのを教えてもらいたいのと、あと日中関係が今悪くなっている中で、この満蒙開拓記念館がどんな施設になってほしいなと思っていらっしゃるのですか。

長野県知事 阿部守一
 満蒙開拓記念館については、財政的な部分は置けば、多くの県民の皆さま方は建設をした方がいいのではないか、それは私も共通する思いでありますけれども、これまでの歴史の経験、長野県にとっては多くの方たちが満蒙開拓団として出かけていって、大変悲惨な生活、悲惨な状況を強いられたという中で、そうした歴史を引き継ぐことによって平和を守っていこうと、そういう思いであります。これは中国との関係においては、私は中国の皆さんとぜひ歴史を共有してですね、お互い、これは満蒙開拓団で行かれた皆さんもいろいろな体験されましたけれども、中国とのつながりということに対して非常に強い思いを持ってらっしゃる方も大勢いらっしゃるわけでありますので、ぜひ日本と中国との平和友好、そうしたものの拠点になっていくということが必要だと思いますし、ぜひそうしたものにしていきたいと思っています。

長野県知事 阿部守一
 どうもありがとうござました。

 

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企画振興部広報県民課

電話番号:026-235-7110

ファックス:026-235-7026

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