ホーム > 県政情報・統計 > 県概要 > 知事の部屋 > 知事会見(動画とテキストでご覧になれます) > 2022年度知事会見録一覧 > 知事会見2022年11月30日

ここから本文です。

更新日:2023年6月12日

知事会見(令和4年(2022年)11月30日(水曜日)14時18分~14時51分 会場:県庁)

項目

阿部知事からの説明

  1. 県議会11月定例会の開催について
  2. マイナンバーカードの取得について

ページの先頭へ戻る

取材者からの質問

  1. 県議会11月定例会の開会について(1)
  2. 共創推進パートナーについて
  3. 新型コロナウイルス感染症への対応について
  4. インバウンドの誘致について
  5. 県民対話集会について(1)
  6. 丸山大輔県議会議員について
  7. 共創について
  8. 県民対話集会について(2)
  9. 県議会11月定例会の開会について(2)
  10. 県民対話集会について(3)

ページの先頭へ戻る

本文

阿部知事からの説明

 1 県議会11月定例会の開会について

長野県知事 阿部守一
 本日から11月県議会が始まりました。先ほど提案説明で申し上げたように、森林づくり県民税の延長であったり次期総合5か年計画の策定であったり、非常に重要な課題が多いところですので、しっかり県議会の皆さまにご説明をし、ご理解を頂けるように取り組んでいきたいと思います。予算も価格高騰緊急対策であったりコロナ対策であったり、県民の皆さまの暮らしや産業を守るために重要な補正予算ですので、ご議決を頂きしっかり執行していきたいと思っています。

ページの先頭へ戻る

2 マイナンバーカードの取得について

長野県知事 阿部守一
 きょうは1点だけ皆さまにお配りしている(会見資料1)マイナンバーカードの取得のお願いについてお話しをしたいと思います。マイナンバーカードはいろいろな事務手続きにも活用できるということで、私も確定申告を、何度かお話をしたことがあるかと思いますけれども、昔は紙で一生懸命書いていましたけれども、今やスマートフォンだけで確定申告できてしまうという形で非常に便利で手続き的にも楽だと感じています。今、マイナンバーカードを12月中に申請いただくとマイナポイント最大2万円分が受け取れるという状況になっています。県としても生活にお困りになられる方に対する支援を補正予算でこれまでも取り組んできていますけれども、ぜひこの機会にこうしたお得なポイントも県民の皆さまにはご活用いただきたいと思っています。市町村も一生懸命に申請しやすいように取り組みをしていますので、取得の手続きもそんなに難しくはありませんし、取得の手続きの応援もしてくれるのですよね。

市町村課長 滝沢裕之
 プレスリリースの3枚目(会見資料1の3ページ)にあるかと思うのですけれども、マイナポイントの申し込み、マイナンバーカードの申請の出張窓口の開設のスケジュールがあります。ご覧のように青木島のショッピングパークやイオンといったところで申請のサポートもやっていますので、スマートフォンを持っていない方でも交付の申請書があれば簡単に申請ができるようになりますので、ぜひ最寄りのところに足を運んでいただきたいと思いますし、これは県が直接行うものですけれども、市町村でも独自に出張申請をやっています。そういったところにぜひ足を運んでいただければと思います。以上です。

長野県知事 阿部守一
 取得促進に向けて県も取り組ませていただいていますが、マイナンバーカードの取得で事務手続きも簡単になる部分もありますので、ぜひ多くの皆さまにこの機会にマイナンバーカードの取得のご検討を頂ければと思っています。私からは以上です。よろしくお願いします。

ページの先頭へ戻る

取材者からの質問

 1 県議会11月定例会の開会について(1)

信濃毎日新聞 野口健太郎 氏
 きょうの提案説明の部分でお伺いをするのですが、緊急価格高騰対策の関係で国の動向も踏まえて今後対応して議会にも諮っていくというご挨拶があったと思うのですが、この開会中というイメージでしょうか、それとも今後、国の動向が決定して別の機会にということになるのでしょうか。いかがでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 国の補正予算の成立を見極めた上で対応したいと、近々、国会で議決されるのかは国会情勢次第だと思いますけれども、補正予算が可決成立すればそれを踏まえて速やかに対応しなければいけないと思っていますので、国会の動向を見極めて最終的に判断したいと思っています。

信濃毎日新聞 野口健太郎 氏
 補足の質問になるのですが、その動向次第ということなのですが、仮に開会中決定して決めるまでの余裕があれば、会期内の追加ということもあり得るのでしょうか。いかがでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 緊急的に対応しなければいけないものもあるので、できるだけ早く国の補正予算の成立を踏まえて、県としての対策を取りまとめてその上で補正予算を取りまとめたいと思っていますので、今、国会で審議中ですが、県も並行して準備はしていますのでできるだけ早く対応できるように準備を進めていきたいと思いますので、県議会との関係もまだ確定的なことは申し上げられない状況ではありますけれども、できるだけ早く対応を頂けるようにお願いをしていきたいと思っています。

ページの先頭へ戻る

2 共創推進パートナーについて

信濃毎日新聞 野口健太郎 氏
 県が取り組んできた専門人材の分野にかなり多くの応募があって、7人の方が採用されたということもあったのですけれども、そのへんについて知事としては、実証実験だったとは思うのですけれどもどのように受け止めて、また、どんなことを期待していらっしゃいますか。県の事業の共創推進パートナーです。144人でしたかね、応募があって7人採用されたということで結構印象としては期間が短い中で多かったという気もするのですが、受け止めと今後の期待みたいな部分はいかがでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 今、社会のデジタル化が進む中で行政にない知見をどんどん取り入れなければいけない分野がたくさんあると思っています。その一方で、いわゆる企業で働いている方とかフリーランスで働いている方とか、非常にパブリックな公的な課題を一緒に解決したいと思われている方も増えているなという実感を持っていますが、そういうものが今回多くの人が長野県の取り組みに協力をしたいということでお申し出いただいたことにつながっているかと受け止めています。県行政としては対話と共創ということを掲げていますので、さまざまな企業や団体としっかり共創すると同時にいろいろな方々、個人ベースでも県の取り組みに協力いただくことができるような仕組みをもっと広げていきたいと思います。

ページの先頭へ戻る

3 新型コロナウイルス感染症の対応について

読売新聞 三浦正基 氏
 国の医療ひっ迫防止対策宣言についてきょうまでに方針を示すように国が要請していたかと思うのですが、県の検討状況について教えてください。

長野県知事 阿部守一
 ひっ迫防止対策宣言は、昨日も少しお話をしたように今の時点で宣言をする考えはありません。昨日も医療関係者の皆さまと県民の皆さまに医療現場の状況を共有するということと併せて行動のお願いをしました。まず高齢の方、基礎疾患のある方とそうでない方はだいぶ違うお願いをしている状況ですけれども、まずはこうしたお願いを徹底していきたいと思っています。そういう観点で今の段階で宣言を行うという考え方はありません。ただ、もちろん今後どういう状況になるか分かりませんので、今後の状況の推移を見ながら適切な対応を行っていきたいと思っています。

読売新聞 三浦正基 氏
 その上で国のパッケージが県の独自のアラートと名前が似ているという話がずっと課題としてあったかと思うのですが、そちらの解消の検討状況というのはいかがでしょうか。長野県側の。

長野県知事 阿部守一
 国が医療非常事態宣言を使うということなので困ったと率直に思っていますけれども、ただ、長野県は医療非常事態宣言を発出している状況ですから、県が今やっている名前を変えるということは検討していません。仮にそういう事態になれば、まだしっかり決めたわけではありませんけれど、「国の」とか修飾語を付けたりとかという形で違いを出していくことぐらいしか考えられないかと思っています。今の段階で県として医療非常事態宣言を出しているということは県民の皆さまに引き続き周知を徹底していきたいと思います。

ページの先頭へ戻る

4 インバウンドの誘致について

市民タイムス 萩原真一 氏
 まず、議案説明の中でインバウンドの部分でオーストラリア、東南アジアの需要を確実に獲得するとともに、欧米からの個人旅行客を呼び込めるようにとありましたけれども、先日オーストラリアに行って来られましたが、対欧米という意味では今決まっているような日程とかどういった戦略とかそこらへんをお伺いできればと。

長野県知事 阿部守一
 まず、私が訪問する具体的な日程は今のところはないです。例えば東南アジア、中国とか東アジアは全般的にコロナ対策の違いもあってまだまだ難しい状況ではありますけれども、やはり今後のインバウンド政策を考えた時には、長期滞在いただける方たちを増やしていくということが重要だと思っています。どうしても近い国々の皆さまは大勢お越しいただきますけれども、逆の立場だと同じように近いところはどうしても短期滞在で、遠くからいらっしゃる方は相対的に滞在期間が長くなる傾向がありますので、オーストラリアの皆さまは非常に比較的長く滞在いただけていますし、観光消費額も一人当たりの消費額も大きいと、欧米の皆さまも同じような形になると思いますので、欧米の皆さまへのアピールということについて力を入れていかなければいけないと思っています。来年度予算に向けてインバウンドについては約3年の間、あまり動きは取れなかった状況ですので来年度予算に向けてしっかり戦略を立てて取り組んでいきたいと思っています。

ページの先頭へ戻る

5 県民対話集会について(1)

市民タイムス 萩原真一 氏
 もう1点全く別で、議案説明にも関係するのですけれども、県民対話集会の関係も説明されていましたが、今週もいくつかの日程も入っているように急ピッチというか急加速しているイメージに見えるのですが、始まった時にも伺いましたが改めてここまでやってきて手応えと課題と今後の展望とそのへんをお願いします。

長野県知事 阿部守一
 10市町村で行わせていただいたので、だいぶ主催する県側も市町村も参加する皆さまも何となく慣れてきたという感じで、さまざまなご意見が積極的に頂ける形になってきていると私としては受け止めています。今、いただいたご意見とか、あるいはいただいた意見そのものではないけれども対話を通じて私が感じたこととかを整理して、県の政策の中に取り入れられることは取り入れていきたいと思って、整理をして、聞きっぱなし、言いっぱなしにならないようにしていきたいと思っていますが、まだまだこれから続くので私の受け止めている感じとしては、1つは地域固有の課題がたくさんあると思いますので、そうした部分は地域振興局とか建設事務所に対応していただきたいと思いますし、対応する能力をもっと上げられるように私としてはサポートしていきたいと思います。もう一方で、どこに行っても大体同じような話が出るという部分もあるので、そうしたテーマについては、より組織内、県庁の中でも掘り下げた議論をしていかなければいけないと思っています。例えば教育の話はもっと多様な学びが必要だとか、あるいは教員の配置の在り方だとか、かなり同じような話が複数の市町村で出ていますので、教育委員会とも情報を共有しながら対応をしていきたいと思います。

市民タイムス 萩原真一 氏
 県民対話集会でもう1点、うちは松本の方の新聞で、少し中信地域少なくて寂しいなという感じもしているのですけれども、それはもちろん日程のタイミング等あると思うのですけれども、全市町村回られますからこれから行く市町村の方々へのメッセージがありましたら一言。

長野県知事 阿部守一
 県民の皆さまにはぜひ積極的にご参加いただけるとありがたいと思います。なかなか私の時間の都合で、平日の昼間とかなかなか集まりにくいところにセットしてしまっていることが多くて申し訳ないと思っていますけれども、ぜひお時間の許す方は積極的にご参加いただければありがたいと思います。

ページの先頭へ戻る

6 丸山大輔県議会議員について

市民タイムス 萩原真一 氏
 全く別件で、きょうやはり丸山大輔県議欠席ということでしたけれども、きのう朝コメントもいただいていますが改めて知事さんの口から今回の事件の受け止めをお願いします。

長野県知事 阿部守一
 まずはお亡くなりになられた丸山希美さまのご冥福を謹んでお祈り申し上げたいと思います。私も逮捕という知らせを聞いて非常にびっくりしたと驚いたというのが正直なところです。県警の方で捜査を進めている状況ですので、私の立場としてはその状況をしっかりと見守っていきたいと思っています。

ページの先頭へ戻る

7 共創について

信濃毎日新聞 古志野拓史 氏
 きょう、提案説明でも5か年計画の策定をはじめとして特に前半で目立つのかなと感じているのですけれども、共創という言葉がかなり多く見受けられると思いまして、別に今に始まったことではないのかもしれませんけれども、改めて似た言葉として協働とか共につくるというような共に動くというような意味合いではそんな言葉もあるのかなと思いますけれども、この5か年も含めて改めて共創という言葉に込めていらっしゃる思いというのはお聞かせいただきたいのですけれども。

長野県知事 阿部守一
 提案説明の中でも少し申し上げているところですけれども、県民の皆さまから期待を頂いている行政の仕事というのはさまざまありますが、これまでは例えば国から補助金をもらってきて補助金を出すとか、あるいは条例を作ってそのルールを作るとか行政しかできないことを行政がしっかりやれば何となく実行できるという部分が昔は多かったと思いますけれども、今は全くそんな状況ではないと思っています。例えば地域を元気にするための移住を促進しましょうということも、例えば市町村の皆さまの空き家政策であったり不動産会社の皆さまの住宅政策、住宅問題の取り組みであったり、あるいは移住されてきた方をサポートされる地域の皆さまの取り組みであったり、そうしたことが総体として充実していかないと、いくら長野県が移住したい県だからと移住促進キャンペーンをやって相談をやったしても、それだけではなかなか満足いただけるような移住者の受け入れは難しいと思います。同じようにゼロカーボンにしても、あるいは子どもたちの支援にしてもこどもカフェであったり、あるいは今、くらしふと信州を官民連携で脱炭素社会をつくっていこうということで取り組み始めていますけれども、企業団体やNPO、あるいは先ほどの人材を受け入れて個人とのコラボレーションも含めて一緒にやっていくことが不可欠だと思っていますので、対話と共創、そして私が対話をして共創するだけではなくて、県組織全体でさまざまな方々との共同作業、問題意識を共有して一緒に取り組んでいく、こうした視点を重視して県政を進めていきたいと思っています。

信濃毎日新聞 古志野拓史 氏
 そういう共創に込められた思いはある一方で県民対話集会等、あるいは普段のお仕事の中で県民、あるいは企業、団体の皆さまとの中で共創という実感、共有してこれているかということの実感はいかがでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 まだ課題は多いと思います。この間も池田町で、県の事業説明会に出ているけれども、こういう言い方はされなかったですけれども、言っても響かないというような形で具体的な提案をしてもなかなか具体的な形ではご返事を頂けないという問題提起も頂きましたし、きのうもジェンダー平等を目指そうといったような課題で意見交換させていただいたグループの皆さまとも話をしましたけれども、やはり行政側がまだまだ変わらなければいけないところがたくさんあると思っています。これは対話集会の時にも言いましたけれど県職員が怠けているとかではなくて、私は県組織のトップであると同時に政治家なのでかなり自由なことが言えてしまいますし、予算にしても最終的には私の責任でできなかったらごめんなさいということはできますけれど、個々の担当職員はそこまで責任をもって発言できないのでやはり限界はあると思います。ただ、限界はありながらもコミュニケーションの在り方だとか、あるいは県民の皆さまの声を受け止め、どう咀嚼して打ち返すかというところはまだまだ改善できる余地があると思いますので、そうしたところは今、行政財政改革方針も作って、組織の動き方といったものもトップダウンでやるというよりはぜひ職員ひとり一人の問題意識の中から組織風土を変えていきたいと思っていますので、そういう中で問題意識を共有して改善に取り組んでいきたいと思います。

ページの先頭へ戻る

8 県民対話集会について(2)

信濃毎日新聞 古志野拓史 氏
 最後にもう1点、先ほども出ました、明日以降は伊那谷の方面でも県民対話集会予定されていまして、特に飯田下伊那のリニア開業を控えて期待と同時に課題もかなり多い地域なのかなと思いますけれども、そのへんも踏まえて知事がどんなふうにリニア開業を見据えた村づくり、豊丘村や飯田市の議論に臨もうかという心構えでいらっしゃるかお聞かせいただきたいのですけれども。

長野県知事 阿部守一
 特にどこに行くから何をどうするという感覚で市町村を回っていなくて、市町村の皆さまがテーマ設定いただいたことを踏まえて意見交換をしていますので、特に南信州、飯田市に行くからこれをこうしようとかいう考え方は全くないです。むしろフラットに意見交換をさせていただきたいと思っています。

ページの先頭へ戻る

9 県議会11月定例会の開会について(2)

信濃毎日新聞 立松敏也 氏
 別の方も質問した関連の話が続いていくのですけれども、まず一つは国の総合経済対策を踏まえた県の補正予算の関係なのですけれども、与党の方で言うとあさっての12月2日に参議院通過して成立させたいという見通しで立てているということなのですけれど、もしそういったぐらいの日程で予算が成立した場合であれば、今県議会中に追加提案ということも十分考えられるという感じなのでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 仮定の話のご質問ですけれども、そのようなスケジュール感で進めば県も今定例会に提出できるように取り組んでいかなければいけないと思います。国会の審議もどうなるかわからないので、状況をしっかり見定めなければいけないと思いますし、県内部での検討もしっかりと詰めなければいけないので、仮定ではありますけれども、環境が整えば追加で提案するということももちろん視野に入れて取り組んでいきます。

ページの先頭へ戻る

10 県民対話集会について(3)

信濃毎日新聞 立松敏也 氏
 先ほど出た話題なのですけれど、県民対話集会で初めて伊那谷の方に行くということなのですけれども、長野県庁がある長野市とはかなり距離がある地域で、例えば長野市に新たにできた県立大学の知名度とか、存在感みたいなものもやはりこちらの北信にいる人と比べるとすごく薄くて、そういえばそうなんだねみたいな雰囲気も今までの取材ではそういうふうに聞いたこともあります。そういう意味で県庁が遠いと日ごろ感じている傾向が強い地域だろうなとは思うのですけれど、そういったところに赴くに当たっての心構えと言いますか、知事としてはこういった効果を期待していきたいというような思いがもしありましたらお聞かせください。

長野県知事 阿部守一
 物理的な距離としては遠いのですけれども、長野県のエリア隅々まで私は同じ長野県だと思って仕事をしていますので、特にここに行くからこうだという感覚はあまりないです。ただ、ご指摘のように県庁が遠いところの方たちから見ると、県のやっていることが非常に遠く感じることもあったり、あるいはなかなか自分たちの地域に目を向けてもらえていないのではないかというようなご意見を伺うこともありますので、そうした意識を少しでも緩和していただけるような機会になれば私としてはありがたいなと思います。

信濃毎日新聞 立松敏也 氏
 これまで10市町村で対話集会を実施した上で慣れてきた面もあるとおっしゃいましたけれども、こういうところでコツと言ったら変かもしれませんけれども、こういうやり方がいいのではないかなとか、こういういい場面があったとか具体的に進め方とかテーマ設定の仕方で、今まで得たところはどんな内容になるのでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 パターン化してきたのが私としてはいい面と悪い面があるという気がしていて、どこに行っても大体、環境設定を皆さま同じにしていただいているのですが、もっと違ってもいいかなという感覚は私は思っています。もっと違ってもいいかなというのは、いつもはあちら側こちら側やめましょうと言っていますが、パターン化しているのがいつもこちら側に私が座って皆さまと対話する形で、もっと円形にするとかいろいろな形があって構わないし、1番大事なのはたぶん先ほど申し上げたようにフラットな対話をできること、それから県民の皆さま参加者の皆さまが日ごろ思っていることをストレートにご発言いただけることだと思いますので、もう少し気軽な雰囲気で、私は本当はネクタイを外して行ったほうがいいという気もしているのですけれども、あまり堅苦しくならないように改善する必要があるかというのは少し感じています。市町村と地域振興局で相談しながら設定してもらっているので、あまりこうでなければいけないとは思っていませんけれども、あまり画一化する必要はないと思いますし、できるだけフランクな意見交換ができればありがたいと思っています。

信濃毎日新聞 立松敏也 氏
 そういった意味でここでの対話集会はよかったなと実感しているような例はありますか。市町村名を言及するかしないかというのはあるにしてもこういった形で砕けてきたみたいな。

長野県知事 阿部守一
 私としてはやはりどこもありがたかったというのが正直な思いで、発言の口火を切ってもらえる方は市町村である程度決めていただいているケースが多いのですが、決してそういう方たちだけでない方々も発言していただいたり、私が日ごろ直接話を伺う機会が少ないいわゆる一般の県民の皆さま、団体の代表とか議員の皆さまではない方と直接話をさせていただくことができて、今までの10市町村いずれも私にとっていい機会だったと思っていますので、さらに贅沢を言えばもう少し気楽な感じでもいいのかと思っています。
 ありがとうございました。

ページの先頭へ戻る
 

お問い合わせ

企画振興部広報・共創推進課

電話番号:026-235-7054

ファックス:026-235-7026

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

  • 長野県公式観光サイト ゴーナガノ あなたらしい旅に、トリップアイデアを
  • しあわせ信州(信州ブランド推進室)