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更新日:2014年5月20日
農業大学校
平成23年度 研修日記
農業大学校研修部ってどんなことやってるの?
そんなあなたの疑問にお答えすべく、実際の研修模様を日記にしてお伝えします!
研修部に興味のある方は是非ご覧ください。
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10月31日 花の寄せ植えの実習を行いました |
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寄せ植えのポイントは、背の高い花を1点、メインとなる花を1~2点、他に添え花やグリーンを3点位添えます。また、お互いの個性が引き立つ花色を組み合わせることを基本に考え、例えばメインの色が赤の場合は反対色の白を添えます。 |
10月28日 専門技術員が講義を行いました |
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本日は、病害虫管理「中級編」と題し豊嶋副主任専門技術員及び土壌肥料「中級編」と題し山田副主任専門技術員が講師で講義を行いました。 |
10月27日 りんご「シナノゴールド」が黄色く色づきました |
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シナノゴールドは、ゴールデンデリシャスと千秋を交配させた品種で、平成11年に品種登録されました。大きさは、300g前後で果皮が成熟すると黄色に色づきます。糖度は、15度位になるため甘く、適度な酸味があって濃厚な味わいです。また、果汁が多くサクサクとした食管があるため、人気があります。 長野県は、りんごの種類がたくさんありますが期待のオリジナル品種を「りんご三兄弟」として、消費者へ広く周知し売り出している中のりんごの一つです。ちなみに、シナノゴールド以外にはシナノスイート、秋映という品種があります。 |
10月26日 ペチュニアの管理の実習を行いました |
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ペチュニアは、南アメリカ原産で品種は豊富で小輪性から大輪性があり、また八重咲き品種や一重咲きがあります。最近は、垂れ下がって中輪の花をたくさん咲かせる品種に人気があり、「サフィニア」は人気が高い品種です。 |
10月25日 研修生のミニトマトはまだ元気です |
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研修生は、各自己ほ場に6月に定植したミニトマトは、8月をピークに収穫量は徐々に減ってきていますが、最近の温かさで収穫が続いています。 |
10月21日 研修館前のジニアが見頃です |
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研修館前は、当たりが良く、また建物で降霜が遅いため、晩秋まで花が楽しめます。主に、ジニア(百日草)を栽培していますが、大変花色や咲き方が豊富で見頃で楽しめます。 ジニアは、100日と長期間咲き続ける丈夫なキク科ジニア属の一年草です。栽培しているジニアは、葉が細いホソバヒャクニチソウという和名を持つジニア・リネアリスやジニア・リネアリスとジニア・エレガンスの交配品種でジニア・プロフュージョンがあります。日差しが柔らかくなり花を見るには良い季節ですので、農大研修部にお立ち寄りの際は、御見学願います。 |
10月21日 水田の藁(わら)上げの実習を行いました |
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稲藁は、水田へのすき込みによる有機物の供給はもちろんですが、果樹や野菜、花きで敷わらによるマルチやすき込みによる有機物の供給、たい肥の原料としての利用等があり、大切な資源です。 そこで、この稲藁を次年度各作物で活用するため、ロールベーラを利用して梱包し、倉庫に格納する藁上げの実習を行いました。 ロールベーラは、トラクターに牽引されてそのPTOの動力によって稼動して圧縮梱包と結束する機械です。研修生全員が交代で操作し、機械の仕組み等を学びました。 |
10月20日 営農チャレンジ研修生がアイガモ農法で栽培した稲を収穫しました |
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営農チャレンジ研修は、基礎的な農業技術・知識はあるけれど就農するにはちょっと不安という方を対象に生産から販売までを実践する研修です。具体的には、将来長野県内で就農を希望する方(農家子弟、他産業従事者、離職者、学生)が対象で、本校研修部ほ場で生産から販売までの実践研修を行い、また就農コーディネーターとの就農相談により適切に就農等を目指す研修です。 |
10月20日 農大ハーブ園の秋の花が見頃です |
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農大研修部ハーブ園は、ラベンダーやバジル、セージ等のハーブやジニア、サフィニア、ホウキギ、ナデシコ、ペチュニア等葉が見えないくらいたくさんの花が咲き、秋の彩りを演出しており見頃です。標高810mと高く昼夜の寒暖の差のために花の色が非常に鮮やかで、見ていると心が癒されます。また、この時期は紫、黄、白、赤、ピンクに彩る花色は太陽の光変化で時間毎に異なるため楽しめます。 |
10月19日 水稲の脱穀実習を行いました |
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脱穀は、収穫した稲を茎からはずすことで、稲扱き(いねこき)とも呼ばれています。 最近では、この脱穀や稲刈りは機械化が進んでいるため、小人数で行うことが当たり前にとなりましたが、昔は家族総出での作業で人数が足りなければ親戚や近所の人たちに手伝ってもらって行われました。 また、昔しは農家の割合が多かったため、稲刈りや脱穀の時期になると「農休み」と言って小学校が休みになったとも言われています。子どもが落ち穂拾いをしたり、家族総出でお昼ご飯を食べる風景は年々減っていますが、農への関心を高めるには大切な行事であったと思います。 |
10月19日 自己ほ場巡回検討会を行いました |
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研修部の敷地内も紅葉が始まり、明日から10月下旬になる時期となりました。 研修生のハウスは、ナス、トマト、キュウリ等の果菜類の収量は盛夏期に比べ減っていますが、管理がしっかりされていて収穫はまだ出来ています。これからは、毎日のハウスの開閉による温度管理と剪定をしっかり行い日当たりを良くして、1日でも長く収穫できるように管理を行います。 露地ほ場は、最近野菜の市況が高値傾向ですが、キャベツやハクサイ、大根、カブ等が見事に生育をしていました。11月12日10時から正午に予定されています「農大研修部収穫祭」で販売したいと意気込んでいました。 |
10月19日 アスパラガスの生育状況を確認しました |
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長野県の振興品目であるアスパラガスの栽培ほ場を新規に500株を5月に定植を行いましたが、立茎の状況と今後の管理についてほ場にて確認を行いました。 大きいものは、人間背丈ほどに生い茂り、研修生の感想は「半年でこんなに生長するのか」と驚きを隠せませんでした。 これからは、11月中旬頃に茎葉の刈り取り処理を行い、越冬後の5月から収穫が始まる予定です。 |
10月19日 エディブルフラワーの実習を行いました |
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エディブルフラワーは、食材として利用する花の総称のことを意味します。ヨーロッパでは、数百年前から利用されており日本では1980年代に流行が始まったイタリアン料理のサラダで用いられてからブームになりました。よく利用される花の品目は、ナスタチウム、キンレンカ、ペチュニア、キンギョソウ、セキチク等であります。 |
10月15日 アグリターン農業研修入門コース第4回2日目を行いました |
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本日の天気予報は、「雨の予報」で朝方から雨でしたが、研修が始まる頃には上がりました。 |
10月14日 アグリターン農業研修入門コース第4回1日目を行いました |
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今回は13名の方にご参加頂きました。 |
10月14日 シクラメンの追肥実習を行いました |
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シクラメンは、7月から9月は株と根の充実を図り、また葉を過繁茂にならないように加里と燐酸を主に追肥を行ってきましたが、この時期からは多くの花芽を着けるため、窒素を主に追肥を行います。 そのため、窒素主体の追肥作業を行いました。また、球根を傷めないように注意して葉組み作業も併せて行いました。 |
10月12日、13日 長野市立篠ノ井東中学校の生徒が職業体験学習を行いました |
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長野市立篠ノ井東中学校の2年生4人が2日間職場体験に訪れました。野菜ではトマトなどのハウス野菜やネギの収穫と出荷のための調整、果樹ではナシやブドウの収穫、リンゴの葉摘み・収穫を体験していただきました。また、トラクター練習場の草取りなどの整備も手伝っていただきました。ありがとうございました。この職場体験を通じて何か感じたことや参考になったことはあったでしょうか。4人の皆さん、それぞれに抱いている将来の目標に向かって頑張ってください。 |
10月12日 コンバインによる稲刈り実習を行いました |
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水稲経営では、面積が大きくなるとコンバインで収穫することが一般的です。コンバインは、前方で稲を引き起こして刈り取って左奥へチェーンで搬送し、脱穀、藁処理(裁断)が複合された収穫機です。ゴム製のキャタピラーを備えているため、軟弱な土壌でも走行できます。 |
10月11日 小諸市立千曲小学校の児童が農業体験を行いました |
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千曲小学校の3年生21名が御牧ヶ原地区の地域体験の一環で農業体験に来校しました。6月10日のりんごの摘果に続き今回が2回目の体験となります。 りんご(千秋、紅玉)の収穫をした後には、それぞれ考えてきたたくさんの質問が出されました。この他、なし(二十世紀)、プルーン(サンプルーン)の収穫や試食をしていただきました。 |
10月8日 親子農業体験第7回を行いました |
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10組の親子、計27名に果樹の収穫体験と練習用のトラクターの見学をしていただきました。リンゴ(シナノドルチェ、千秋、紅玉)、ナシ(二十世紀)、プルーン(サンプルーン)、また、6月に花穂整形をした種なし巨峰の収穫でしたが、収穫後の「ナガノパープル」と「サニールージュ」の試食ではそれぞれ美味しいと喜んでいただきました。 トラクターの見学では、子どもたちはうれしそうに運転席に乗っていましたが、保護者の方々からは「これいくらですか?」との現実的な質問もありました。 |
10月7日 梨(南水)の収穫実習を行いました |
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南水は、「新水」と「越後」を掛け合わせて作られた品種で、甘みが強い赤梨系です。品種の育成には、20年近い歳月を経たと言われ、平成2年に長野県が品種登録しました。 |
10月6日 自己ほ場のハウスの開閉作業を毎日行っています |
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基礎研修生は、この時期は気温の変動が激しいため、毎日朝と夕方に天気予報を確認して各自管理している雨よけハウスの適切な温度管理に努めています。 |
10月5日 りんごの着色管理(摘葉)実習を行いました |
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りんごの着色を向上させるためには、日光が良く当たるように葉を摘む「摘葉作業」を行わなければなりません。 そのため、秋映という品種の摘葉作業を行いました。 秋映は、中野市の小田切建男氏が「つがる」に「千秋」を交配して育成した品種です。長野県オリジナルの「りんご3兄弟」の一つで、完熟してくるとやや赤黒い色になり、ひと目見ただけで秋映だとわかるようになります。 収穫は、10月中旬頃に予定をしており、冷蔵保存すれば1ヶ月程度は鮮度が保てます。甘みと酸味がほど良く合わさった味であり、収穫が楽しみです。 |
10月3日 シクラメンの葉組み実習を行いました |
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シクラメンの葉組みは、葉の下にある球根がありますがその球根の上の芽の部分に光が入るようにする作業です。この作業により、葉が茂り中心部から綺麗にそろって多くの花が咲きます。 葉組みの方法は、外側の葉から順番に外側へ向かってゆっくり引っ張り、葉を周囲に広げて中心部を開けます。この作業は、出荷まで定期的に作業を行います。 |
10月3日 自己ほ場巡回検討会を行いました |
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基礎研修生が各自管理を行っている雨よけハウスと露地ほ場の巡回検討会を行いました。特異的な課題は、ナスのハダニ対策、キュウリのべと病と斑点細菌病対策、ハクサイのウイルスの発生原因と対策、トマトの着色不良対策、果菜類全般のオオタバコガとオンシツコナジラミ対策が主な内容でした。 これから秋が深まるにつれ病害虫の発生生態が変化するため、日々の管理の中で作物をしっかり観察し、課題の対策を行うことが必要です。 |
10月1日 アグリターン農業研修体験コース第4回(2日目)を開催しました |
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2日目は、午前中は第2回の研修の時に田植えをした田んぼで、稲刈りをしました。最初に四隅を2m四方程度手刈りをし、その後はバインダー(2条刈り)で1人1回以上刈り取りを体験しました。初体験の人が多く、最初は操作にとまどっていましたが、終わる頃にはスムーズな操作ができていました。刈った稲はハゼ掛けをしました。次回のアグリターン農業研修入門コース(10月14・15日開催)で脱穀をする予定です。 |
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