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更新日:2021年7月6日
農業大学校
令和3年度 6月の研修日記
農業大学校研修部ってどんなことをやっているの?
そんなあなたの疑問にお答えすべく、実際の研修模様を日記にしてお伝えします!
研修部に興味のある方は、ぜひご覧ください。
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本日は、研修生とリンゴの仕上げ摘果の実習を行いました。5月中旬から6月中旬頃まで「荒摘果」と呼ばれる、おおまかな摘果、6月下旬頃から「仕上げ摘果」を行っています。
樹に実を多く着けると樹からの養分が分散され実が大きくならないため、「摘果」をすることで着果数を制限して実が大きくなるようにします。
新規就農里親前基礎研修の研修生は、研修の一環として研修部の敷地内のハウス及び露地ほ場の一部を自己ほ場として利用し、栽培に関する一連の管理を行っています。
研修生から自分が管理しているハウス及び露地ほ場の野菜の管理状況について説明しました。発生している病気や害虫、生育不良等の問題に対し、先生から質問やアドバイスが出され、研修生は質問に答えたりアドバイスを熱心に聞いていました。
研修生は基礎研修の空き時間や休日等を活用して、自己ほ場の作物管理及び収穫した野菜の近隣直売所への出荷をしています。
本日の午前は、研修生とリンゴの仕上げ摘果の実習を行いました。先生から仕上げ摘果の仕方を説明してもらい、全員で作業を行いました。暑い中での作業でしたが、研修生は熱心に仕上げ摘果作業を行っていました。
午後は、研修生と自己ほ場のネギの土寄せの実習を行いました。最初に、先生から管理機を使った土寄せの仕方を説明してもらい、研修生が作業を行いました。
最初は慣れない感じでぎこちない感じでしたが、始まってすこしたつと上手に使いこなし、しっかりと土寄せができていました。
土寄せは、雑草除去、株の倒伏防止及びネギの白い部分を増やすために行うものです。
本日の午後は、研修生とトマト及びナスの仕立て方等の実習を行いました。最初に、先生から仕立て方の説明を説明してもらい、研修生は質問をしながら、今後本格化する自己ほ場での作業に向け、熱心にメモを取り聞いていました。
本日の午前は、研修生とブドウの房切り(花穂整形)の実習をおこないました。最初に、先生から房切りの仕方を説明してもらい、全員で作業を行いました。
房切りとは、ブドウの粒の肥大を良くするために、ブドウの房ができ始めるこの時期に、種なしブドウの場合で品種にもよりますが、先端の粒を3.5~4cm残して残りの粒を落としたり、新しく伸びた枝(新梢)に着ける房を一つに整理する作業のことを言います。
午後は、研修生と野菜の防除の実習を行いました。最初に、先生から効果的な薬液の散布方法を説明してもらい、水の入った背負い式の動力散布機を使って、研修生が効果的な防除作業の演習を行いました。
本日の午前、研修生とモモの袋掛けの実習を行いました。最初に、先生から袋掛けの仕方を説明してもらい、全員で作業を行いました。
袋掛けは、害虫や病気の原因となる菌の侵入を防ぐほか、着色を良くする等のために行うものです。
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