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更新日:2021年9月17日
農業大学校
令和3年度 8月の研修日記
農業大学校研修部ってどんなことをやっているの?
そんなあなたの疑問にお答えすべく、実際の研修模様を日記にしてお伝えします!
研修部に興味のある方は、ぜひご覧ください。
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本日の午前は、研修生と果樹管理(ブドウの傘かけ)を行いました。最初に、先生からブドウに傘をかける方法の指導を受け、研修生それぞれでブドウに傘をかけました。
傘かけをする理由としては、(1)雨がかかることを防ぎ、カビや晩腐病などの病原菌に感染しにくくする、(2)日焼け防止、(3)鳥害対策などがあります。
午後は、野菜管理の実習を行いました。(画像なし)
本日の午前は、研修生と花き管理の実習を行いました。最初に、先生から盆花として出荷するための調整方法について指導を受け、研修生も同じように盆花用のセットを揃えていきました。
佐久地域は、お墓参りは8月1日頃に実施する地域が多いですが、この時期の花は自宅の盆棚の近くに飾る目的で購入することが多いです。なお、佐久地域で8月1日頃にお墓参りをする理由は、「戌(いぬ)の満水(まんすい)」でネット検索するとわかります。
午後は、野菜の先生と研修生が、佐久協同が大型鉄骨ハウスでトマトやパプリカを栽培している状況を視察しました。(画像なし)
本日の午前は、研修生と果樹管理の実習を行いました。最初に、先生からモモの収穫方法について指導を受け、その後、研修生も一緒にモモの収穫を行いました。
この日収穫したのは「あかつき」という品種で、「白桃」と「白鳳(はくほう)」を交配育成した中生種です。果実の大きさは250~300gほどで、糖度が12~14度と高く、酸味があまり感じられないのが特徴です。
午後は、野菜管理の実習を行いました。(画像なし)
本日の午前は、最初に先生から、直売所に出荷する際の調整のポイントや手押し式種まき機「ごんべえ」の使い方について指導がありました。
その後、研修生と研修生の自己管理ほ場で、トマトの仕立て方の指導や「ごんべえ」を使ったホウレンソウの播種などの野菜管理の実習を行いました。
本日の午後は、研修生と果樹管理の実習を行いました。最初に先生がモモの収穫方法について改めて説明し、その後、研修生も一緒に収穫しました。モモの樹の下に敷いた白い反射シートは、太陽光を反射させ果実の色づきを良くする効果があります。
本日午前の研修は、研修生の自己管理ほ場で野菜管理の実習を行いました。先生から野菜の仕立て方などについて指導を行い、研修生は熱心に聞いていました。
午後は研修生とモモの除袋作業の実習を行いました。最初に先生がモモの袋の外し方を説明し、その後、研修生も一緒に除袋作業を行いました。モモの除袋の意味ですが、袋をかぶせている間は果実に色がつかず、外したばかりの果実は薄黄緑色をしていますが、外してから徐々に色付き、品種にもよりますが2週間程度で出荷時期になります。
本日午前の研修は、研修生が管理している自己管理ほ場の巡回検討会を行いました。研修生から、管理や出荷状況について説明した後、先生から管理方法などについて指導を行いました。前作の肥料が悪影響を及ぼしている例もみられ、研修生は管理の難しさを痛感している様子でした。
午後は研修生とモモの選果作業の実習を行いました。最初に先生がモモの選果方法を説明し、その後、研修生も一緒に選果作業を行いました。選果したのは「つきあかり」と「なつっこ」で、「なつっこ」は長野県果樹試験場が「川中島白桃」と「あかつき」を交配育成した中生種で、果実の大きさは300~350gほどと大きく、酸味が少なくて甘みは強めなのが特徴です。(画像なし)
午前の研修は、研修生の自己管理ほ場で野菜管理の実習を行いました。最初に先生からハウスの野菜の管理方法などについて指導を行い、研修生は熱心に聞いていました。その後、露地ほ場に移動し、管理機を使ったネギの土寄せの仕方を先生が指導し、その後、研修生が土寄せを行いました。
午後は研修生とプルーンの収穫作業の実習を行いました。最初に先生がプルーンの収穫方法を説明し、その後、研修生も一緒に収穫作業を行いました。プルーンの表面についている「ブルーム」と呼ばれる白い粉がはがれてしまうと商品価値が落ちてしまうので、はがれないよう白い布手袋をして慎重に収穫をしていました。
プルーンはブドウなどのように、収穫時期が近くなると果実の表面に「ブルーム」が付着します。これは乾燥を防ぐなどの役割があり、多く付いているものは新鮮さの証です。
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