ここから本文です。
更新日:2014年5月20日
農業大学校
平成24年度 研修日記
農業大学校研修部ってどんなことやってるの?
そんなあなたの疑問にお答えすべく、実際の研修模様を日記にしてお伝えします!
研修部に興味のある方は是非ご覧ください。
1月へ 3月へ
2月25日 基礎研修生が鍬(くわ)を整備しました |
|||
|
野菜を栽培するに鍬(くわ)は、土を掘り起こしたり、畝立て、整地、反転、砕土、除草等様々な作業で活用する農具の代表です。この鍬の中の平鍬は、万能に使え上記の作業のほとんどがこれ1本ででき必需品で、一般的には柄が長く刃が重いものの方が作業効率は良く、作業も楽です。 |
2月24日 親子農業体験研修第9回を行いました |
|||||
|
今回は、3組の親子、計13名に参加していただきました。 |
2月21日 基礎研修生が管理機等農業機械のエンジンオイルやミッションオイルを交換しました |
|||||
|
本日は、基礎研修生が将来管理機を購入した際にエンジンオイルやミッションオイルを交換する技能を習得することが必要であるため、実際に管理機等9台のオイルを交換しました。 |
2月20日 基礎研修生が鉢上げ用のポリポットに培土を詰めました |
|||
|
大根やかぶ等の根菜類やホウレンソウや小松菜等の軟弱野菜は、一般的に直接ほ場に種をまく「直播」で栽培しますが、トマトやキュウリ等の果菜類などは育苗を行いほ場に定植します。 |
2月19日 基礎研修生が雨よけハウスの妻面の扉を取り付けました |
|||
|
農大研修部の簡易雨よけハウスは、冬季の降雪で潰れないように単棟を使用しています。単棟は、サイドを開閉すれば換気は容易ですが、単棟が複数棟ある場合は隣のハウスが風を遮断してしまいます。そのため、高温期は通風を妨げハウス内が高温になり作物の生育への影響が懸念されます。また、発芽適温よりも地温が高く乾燥した日が続くと発芽率が低下、そして高温以外にも土壌の乾燥が著しく着果不良や障がい果(日焼け果、尻腐れ果)が発生しやすくなります。 |
2月18日 農業機械の整備を行いました |
|||
|
農業機械は、使用時間や経過年数等とともに劣化をしてしまいます。そのため、整備をしなければ作業を行うのに不具合な箇所が見られ、農業機械を使用する時に故障で使用できないことがあり、また農作業の適期を逃してしまい直接所得に影響が及んでしまいます。 |
2月15日 りんご園の周りのニセアカシアを除去しました |
|||
|
りんごの病気の一つである炭そ病の病原菌は、ニセアカシアやカシグルミに寄生し、越冬後に増殖したものがりんごに伝搬して発病します。りんごへの伝染時期は、6月中旬から9月頃であるが梅雨の時期が感染しやすく、果実が発病すると病斑上に多量の分生子が形成され雨滴とともに2次伝染します。また、りんご園の付近にニセアカシアやカシグルミがあると多発し、周囲40から50mの範囲で影響を受けると言われています。炭そ病は、果実に発病し、茶褐色の斑点が生じた後にやがて拡大して円形に腐敗します。病斑部はややへこんで、黒色の細粒点が輪紋状に形成され、そこからオレンジ色の粘質物(胞子塊)が溢出します。 |
2月14日 菊の挿し木を行いました |
|||
|
菊は、毎年挿し木をしないと良い花が咲かなくなります。そのため、春に挿し木を行いますが、菊の挿し木は比較的容易です。 |
2月13日 桃と梅の花のふかしを行いました |
|||
|
農大研修部では、基礎研修やアグリターン農業研修等の様々な研修で学んでいただくため、果樹ではりんごや桃、ぶどう、プルーン、梅など多品目を栽培しており、今は剪定作業の最盛期です。 |
2月8日 基礎研修生が「明日の長野県農業を担う若人のつどい」に参加しました |
|||
|
「明日の長野県農業を担う若人のつどい」は、将来の長野県農業を担う青年農業者が、自らの農業経営の課題を解決するプロジェクト活動や、農業に対する意見発表等を通じ、農業技術、経営力の向上と自己研鑽、仲間意識の高揚を図り、もって本県農業の発展に寄与できる農業者を育成することを目的に長野県とPALネットながの(県下の青年農業者相互の交流と自己研鑽による資質・能力の向上を図る目的で設立された県的な組織)が主催で東御市文化会館サンテラスホールにて開催され、希望した基礎研修生7名が出席しました。 |
2月6日から7日 基礎研修生が農業簿記を学びました |
|||||
|
農業簿記は、経営状況を把握し農業経営の改善や合理化を図るために習得しなければなりません。農業簿記を習得して売上や経費を記帳することにより、経営状況が数字ではっきり把握でき次年度の経営方針が策定できます。記帳方法は、手書きで行うこともできますがパソコンに入力したデータが元帳や試算表などに自動転記され、手間や間違いを大幅に減らすことができ、また減価償却費の計算や経営分析も行えます。そのため、パソコンを使用して農業簿記記帳をしている農業者は多いです。 |
2月5日 鎌の整備を行いました |
|||
|
鎌等の小農具は、農作業で使用する頻度が増すと刃先が磨耗し切れ味が段々悪くなり、また作業能率が低下し、また疲労度が増して農作業事故の発生も危惧されます。そのため、定期的に研ぐことが大切です。そこで、今後の各種研修で使用する鎌を研ぎました。 |
2月4日 基礎研修生がカーネーションの挿し芽を行いました |
|||
|
本日は、二十四節気の一つ「立春」で、暦の上では春になります。まだまだ寒い日が続きますが、日差しが日に日に強くなり確実に春が近づいています。そこで、カーネーションの挿し芽の時期になったため、基礎研修生が来年度の各種研修で使用する苗を作るために挿し芽を行いました。 |
2月2日 アグリターン農業研修入門コース第5回(2日目)及び食育セミナーを開催しました |
|||||
|
2日目は、午前中は最初に「りんごのせん定」についての講義と実習を行いました。せん定は初めて参加の方には難しかったと思いましたが、冬場の代表的な作業として実施しました。講義の後はほ場に行き2~3人で相談しながらふじのせん定を行いました。 |
2月1日 アグリターン農業研修入門コース第5回(1日目)を開催しました |
|||
|
本日は、本年度最後のアグリターン農業研修を行い、8名(2日目は2名参加し10名)の参加がありました。午前中は「長野県農業の紹介」の講義及び「土壌肥料の基礎知識について」の講義を行いました。土壌肥料については、初めて聞くことも多かったようで、参加者からとても参考になったとの感想でありました。 |
2月1日 平成25年度新規就農里親前基礎研修受講申込者の面接(第3回目)を行いました |
|||
|
本日は、将来長野県内で就農を考え農大研修部で1年間研修を希望される方を対象に平成25年度実施要領に基づいて、就農コーディネーターとの就農相談により適切な里親研修や就農等への移行を図り就農等を目的とした方を研修生として適する人材であるか判断するため、第3回目の標記面接を研修館研修室で行いました。 |
2月1日 平成24年度(第2回)日本農業技術検定を受験した研修生が全員合格ました |
|||||
|
日本農業技術検定は、農業高校、農業大学校、農学系の大学などで学ぶ学生・生徒や、就農準備校で学ぶ人たち、農業法人等の就業者、独立就農を目指す研修生、農業後継者などの農業についての知識・技能のレベル向上を図り、教育研修の効果を高めることを狙いとしています。これからの農業を担う人材の育成・確保に欠かせない検定として関係機関から注目され、入試で優遇する農業大学校や農業系大学が出てきただけでなく、優先採用する農業法人がある等受験メリットも拡大しています。なお、受験者は年々増加傾向であり昨年は約20,000人がチャレンジしています。 本日、日本農業技術検定事務局から平成24年12月15日に実施した受験の結果が届き、受験した3級4名、2級1名が見事全員合格しました。 |
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください