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更新日:2014年5月20日
農業大学校
平成24年度 研修日記
農業大学校研修部ってどんなことやってるの?
そんなあなたの疑問にお答えすべく、実際の研修模様を日記にしてお伝えします!
研修部に興味のある方は是非ご覧ください。
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4月27日 親子農業体験研修第1回を行いました |
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4組の親子、計15名に参加していただき、インゲンやスイートコーンの種まきやシソ苗の鉢上げなどをしました。土いじりが好きな子ども達は、育苗ポットへの土詰めをたくさんしてくれました。体験のあとは、桜の花が三分咲きとなった校内の見学をしました。 |
4月27日 水稲の直播栽培播種を行いました |
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株式会社関東甲信クボタの社員研修の一環として、水稲の鉄コーティング種子の播種実演が行われ、研修生も参加しました。 |
4月27日 農業で必要なロープワークの研修を行いました |
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農作業では、枝の誘引、支柱づくり、収穫物の運搬等を行う上でロープワークを覚えておくと作業がスピディーにできます。 |
4月25日 トマトとミニトマト農家を視察しました |
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野菜で就農を目指している大半の研修生は、トマトやミニトマト等果菜類を栽培したいと考えています。そこで、果菜類についての知識向上を図るため小諸市内のトマトとミニトマトの先進農家へ視察を行いました。 |
4月25日 果樹の基礎研修生がSS操作研修を行いました |
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果樹の基礎研修生4名がスピードスプレーヤ(SS)の操作研修を行いました。 |
4月24日 代掻きを開始しました |
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今年は、水稲の鉄コーティング種子の直播栽培に取り組みます。播種を4月27日に予定しているため、代掻きを行いその後、漏水防止のためにアゼマルチを設置しました。 |
4月24日 自己ほ場の計画を検討しました |
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自己ほ場で1年間計画的に野菜を栽培するためには、野菜の品目の特性に応じてしっかり計画しなければなりません。特に、品目毎に播種や植え付けの適期や収穫時期が異なります。また、うね立てを行う前にうね幅と通路の位置も決めなければなりません。 |
4月23日 自己ほ場の育苗管理研修を行いました |
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野菜栽培では、昔から苗半作と言われ定植後の生育に影響するため、育苗管理は重要な作業です。育苗管理を行う4月は、天候が周期的に変化して変動が大きいため、生育ステージや定植予定日に合わせた適正な温度、換気、水分管理を行わなければなりません。また、農大研修部のほ場は標高840mであるため5月25日頃まで降霜が心配されるため対策を講じなければなりません。 |
4月21日 アグリターン農業研修「体験コース」第1回2日目を行いました |
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2日目の研修は、実習内容についての講義のあと、野菜コースはじゃがいもの定植作業、果樹コースはももの摘蕾作業の実習を行いました。野菜コースでは、さっそく先日の鍬の使い方の実習が役立ち、スムーズに作業が進んだようです。
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4月20日 アグリターン農業研修「体験コース」第1回1日目を行いました |
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本年度も農業に興味を持っている方を対象に体験型研修として、アグリターン農業研修体験コースを開講しました。野菜コース7名、果樹コース7名の計14名でのスタートとなりました。(定員は各コース10名です。5月11日まで申し込みを受付けですので、受講希望者は是非申し込んでください) |
4月20日 水稲の播種を行いました |
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今年の水田に植える苗の播種を行いました。 |
4月18日 自己ほ場のpHとECを測定しました |
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新規就農里親前基礎研修生は、露地と雨よけハウスの自己ほ場計画を4月中にまとめます。いつどんな野菜を栽培するとか変わった品種にチャレンジしたいとか夢を膨らませ、授業以外の時間で日々学んだ知識を加え、毎日考えています。 |
4月17日 小諸市のりんご農家を視察しました |
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新規就農里親前基礎研修生の果樹の技術向上のため、果樹専攻の4名が小諸市のりんご農家2名へ視察研修に行きました。 |
4月16日 花壇の研修を行いました |
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花壇は、植え込む花の開花期や花色等の特徴をよく知ることが大切で、同じ時期に開花し季節毎に組み合わせができることや草丈の高低を利用し空間を活かします。また、色の組合せも大切であり、同系色の組合せや補色の組合せ、暖色冷色の組合せ、さらにその色の比率を変えることにより印象が全く異なります。例えば、アクセントを活かすため冷色に暖色を小面積入れると鮮やかな印象になります。 |
4月13日 りんごの接木を行いました |
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接ぎ木は、枝や芽などの植物体の一部を切り取って台木や別の個体に接ぐ方法で、接ぐ側を穂木(接ぎ穂)、接がれる側を台木といいます。接ぎ木は、挿し木や取り木で発根しにくい果樹を繁殖したり、台木への高接ぎ更新により短期間で品種の更新をはかる場合などに行います。今回は、一般的な「高接ぎ」を接ぎ木練習用のりんごで行いました。
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4月13日 じゃがいもの定植を行いました |
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じゃがいもの植え付け時期は、地域や標高によって違いますが農大研修部周辺の農家は3月下旬から4月中旬頃に定植します。それは、じゃがいもの原産地が南米のアンデス山脈の4000m級の高地であるため冷涼な気候を好むいもの肥大とでん粉の蓄積に好適な気温は20℃位だからです。そのため、夏の高温期に入る前に収穫が必要で7月下旬に収穫を予定する場合はこの時期に植え付けなければなりません。
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4月12日 自己ほ場の区分けを行いました |
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新規就農里親前基礎研修生は、農業経営を計画的に行う能力や将来栽培したい品目の実践的な技術と能力を身に付けるため、自己ほ場というほ場で自ら計画した作型により1年間様々な野菜を栽培します。 |
4月11日 土づくりの講義を行いました |
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良い土をつくることの主な目的は、(1)水や空気の貯蔵と供給、(2)養分の貯蔵と供給、(3)根の生育を盛んにし、排水性と保水性を良くして干ばつ時や逆に梅雨等降雨が続く時でも作物が適正に生育するようにすることです。多くの作物は、土壌の通気性や水はけが悪いと根の活動が弱まり更に悪化すると根腐れを起こしてしまうため、堆肥を施して良く耕し土壌を柔らかくすることが大切です。 |
4月10日 畝立て及びマルチ張りの実習を行いました |
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マルチを張る目的は、(1)雑草対策、(2)水分の保持と過湿の防止、(3)肥料流亡の防止、(4)土の跳ね上がりを防ぎ病害の発生を抑えることです。また、マルチの種類によっても効果が異なり一般的に使用される黒マルチは地温を上げる効果があるため低温期に栽培する作物に適しますが、逆に盛夏期は地温が上がり過ぎて葉焼け等が発生することがあります。シルバーマルチは、地温の上昇を防ぐため盛夏期に栽培するのに適し、またアブラムシは銀色を嫌うため忌避効果があるなどの特徴があり、それぞれ用途によって使い分けます。 |
4月9日 施肥実習を行いました |
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施肥とは、作物の生育を良くし収量を増加させるために必要である肥料をまくことです。この施肥で大切なことは、品目や品種、土壌、標高の条件によって異なるため、土壌診断結果に基づき事前に肥料の種類や量、時期について計画を策定することです。 |
4月9日 アスターの播種を行いました |
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アスターは、盛夏期でも花が咲き、また花持ちが良いためお盆の花として人気があります。特に、花壇や切り花に適し生け花やアレンジとしても楽しめます。 |
4月6日 防火訓練を行いました |
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火災は、往々にして忘れた頃に起こります。そのため、万が一の火災発生時にでも落ち着いて冷静に慌てず、適切に初期消火を迅速に行うことが必要であるため、防火訓練を野菜花き試験場佐久支場と合同で行いました。 |
4月6日 研修生へ場内案内説明を行いました |
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農業大学校研修部の敷地は、約30haと広大な敷地面積を有します。ほ場での栽培予定は、普通作物「水稲、麦、大豆、ソバ」、果樹「リンゴ、ブドウ、モモ、プルーン、ナシ等」、野菜「トマト、スイートコーン、サツマイモ、ニンジン、ホウレンソウ等」、花き「キク、カーネーション、ダリア、ジニア、ペチュニア等」や農業大学校農学部の学生が実習で活用する牧草です。また、研修施設は様々な研修を行う本館と研修館、大型特殊(農耕車)やけん引(農耕車)免許取得のための練習場、トラクター展示館等各種研修施設を徒歩で案内し、説明を行いました。 下右の写真は、敷地内にある長野県立経営伝習農場の門柱です。昭和13年4月に建設された正門の跡地で、多くの先輩農業者が学ばれました。 |
4月5日 平成24年度新規就農里親前基礎研修及び営農チャレンジ研修の開講式を行いました |
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農業大学校研修部では、長野県内で就農する方を育成するため新規就農里親前基礎研修及び営農チャレンジ研修を行っています。この研修は、基礎的な農業技術・知識の習得ができるよう講義や実習、農家実習を1年間実施し、その得た技術・知識を本校研修部自己ほ場で活かして生産から販売まで学び、また就農コーディネーターとの就農相談により、適切な里親研修等への移行を図り就農等に導くことが目的です。 |
4月5日 引き続いて研修に当たってのオリエンテーションを行いました |
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開講式が終わり今日からは、同じ目的を持った同士との夢を育む研修が始まります。また、研修生の大半は県内外各地から学びに来ているため、宿舎や寮での生活がスタートします。 |
4月4日 山羊の管理を毎日行っています |
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農大研修部で飼育している山羊は、4頭おり毎日管理行っています。この4頭の山羊は、人懐っこく子ども達に大変人気があり、親子農業体験や児童等農業体験研修、研修部収穫祭等で大活躍をしています。 |
4月3日 カーネーションの管理を行いました |
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カーネーションは、主に初夏に咲く品種と周年開花する四季咲き性があります。 歴史は、大変古く古代ギリシア時代にはすでに栽培されていたそうです。16世紀頃にイギリスで改良が進み白や赤などの品種ができました。20世紀には、アメリカで「シム系」と呼ばれる品種を始め様々なものが作られました。 現在は、ヨーロッパを中心に品種改良が盛んに行われ、現在の切り花用の主流になっている地中海系品種と呼ばれるスプレータイプのものが人気です。 咲き終わった花は、そのままにしておくと灰色かび病が発生してしまうためこまめに摘み取らなければなりません。そのため、本日は、除去を行いました。そして、混み合った部分の枝を切り落として風通しをよくしました。 |
4月2日 きゅうりを播種しました |
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きゅうりは、生長が早い野菜で夏の最盛期には1日に2回収穫を行います。きゅうりの表面には、果面を保護するろう物質で白い粉の「ブルーム」と呼ばれるものが着いています。このブルームが出ない接ぎ木の台木が見つかったため、ブルームレス(ブルームが無いもの)も流通しています。 果菜類の中できゅうりの消費量は、トップクラスですが、江戸時代の武士は切り口が徳川家の三つ葉葵の紋に似ていることから食べなかったと言われ、また昔のきゅうりは品種改良がされていないため苦味が多かったですが、現在の品種は苦味の無いものに改良されています。 今後の管理は、各種研修で育苗管理を行い5月下旬頃に定植をする予定です。 |
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