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更新日:2021年10月8日

農業大学校

研修日記 令和3年9月

令和3年度 9月の研修日記

農業大学校研修部ってどんなことをやっているの?
そんなあなたの疑問にお答えすべく、実際の研修模様を日記にしてお伝えします!
研修部に興味のある方は、ぜひご覧ください。
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9月1日 新規就農里親前基礎研修 野菜管理等の実習を行いました。

 R30901野菜管理1 R30901野菜管理2

 本日の午後は、研修生と野菜管理の実習を行いました。最初に、先生から手押し式種まき機「ごんべえ」の使い方の指導を受け、研修生それぞれでホウレンソウ等の播種作業を行いました。
 「ごんべえ」は、種子を載せるベルトを変えることで、穴の深さ、間隔及び条数が変えられ、それぞれの作物の種子の大きさや播種間隔等に合ったは種ができるため、非常に使いやすい器具の一つです。

9月6日 新規就農里親前基礎研修 果樹管理及び野菜管理の実習を行いました。

 R30906野菜管理 R30906果樹管理

 本日の午前は、研修生が管理している自己ほ場の巡回検討会を実施しました。パイプハウス及び露地で栽培している作物について研修生から現状を説明し、それに対して先生からアドバイスをしていました。ミニトマトは品種によって割れが出ているものがありましたが、それ以外の野菜の生育はおおむね順調でした。
 午後は、研修生と果樹管理の実習を行いました。最初に、先生からリンゴの袋詰めの方法について指導を受け、研修生も同じように重量をはかりながら袋にリンゴを詰めいきました。

9月8日 新規就農里親前基礎研修 作物管理及び野菜管理の実習を行いました。

 本日の午前は、2号田と呼ばれているもち米を栽培している水田で、研修生と稲刈の準備のため、水田の角の稲を鎌で刈り取る作業を行いました。コンバインの進行方向に対し、幅2m×奥行4mの幅で刈取り、バインダー用の麻ひもで束ねていきました。角の刈取りをやっていないと、コンバイン等での刈取り作業が効率的にできないため、機械で刈り取る前には、ほぼ角の刈取りを行います。(画像なし)
 午後は、研修生が自己ほ場で栽培したジャガイモの選別を行いました。傷があるものや腐敗があるものなどは出荷できないため、収穫したものを必ず選別する必要があります。今年は天候に恵まれたことで、腐敗が少なく比較的大きいものが多いため、出荷量は例年に比べ多くなっていると感じられました。(画像なし)

9月9日 新規就農里親前基礎研修 自己ほ場管理を行いました。

 R30909自己ほ場管理

 本日は雨のため、予定を変更して終日、自己ほ場管理を行いました。最初に先生が巡回してアドバイスをした後、研修生がそれぞれの自己ほ場で管理作業を実施しました。

9月13日 新規就農里親前基礎研修 野菜管理の実習及び個別面談を行いました。

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 本日の午前は、研修生と野菜管理の実習を行いました。研修生が管理している自己ほ場で、最初に先生が管理機を使ったネギの土寄せの実施方法について指導し、その後、研修生が自ら土寄せを行いました。ネギは生育期間中の生育に合わせ何回かに分けて土寄せを行いますが、この時期の土寄せは、ネギの白い部分を長くする効果があります。
 午後は、本館の合同教室で一人ずつ、研修や生活面等での状況について個別面談を行いました。(画像なし)

9月15日
新規就農里親前基礎研修 果樹管理の実習及び自己ほ場管理を行いました。

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 本日午前の研修は、研修生とプルーンの収穫実習を行いました。最初に先生がプルーンの収穫方法を実演し、その後、研修生も一緒に収穫作業を行いました。プルーンの表面についている「ブルーム」という白い粉がはがれないよう、白い薄手の布手袋を手に着用した上で、慎重に作業をしていました。品種は「くらしま」という中生種の品種で、糖度は17度程度です。続いてモモの収穫を行いました。先月に何回かモモの収穫を行っているため、すぐに収穫作業を開始しました。品種は「伊達白桃」という晩生種の品種で、大玉で色づきが良く日持ちしやすいのが特徴です。
 午後は、研修生ごとに自己ほ場管理を行いました。(画像なし)

9月22日 新規就農里親前基礎研修 果樹管理及び野菜管理の実習を行いました。

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 本日午前の研修は、プルーンの収穫実習を行いました。前回同様に白い布手袋を手に装着した上で、慎重に収穫作業を行いました。品種は佐久市で選抜育成された品種の「サンプルーン」(晩生種)で、プルーンの中では最も古くから栽培されている品種です。大きさは小ぶりですが、果肉が明るい黄褐色で甘みが強いのが特徴です。ただし、成熟期に果実に雨が当たると裂果するので、その時期に雨に濡れないよう、ビニール等で被覆する必要があります。

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 午後は野菜管理の実習を行いました。最初に先生がトマトの芽かきの方法を説明し、その後、研修生も一緒に芽かき作業を行いました。続いて別の露地ほ場に移動し、トラクターを使った耕運の実習を行いました。先生から運転操作の指導を受け、耕運に適した主変速、副変速及びPTOの選択について学びました。先生にそばについてもらいながら、耕運を行いました。畑を管理する上では、トラクターを使った耕運は、就農後すぐに行う作業になるので、貴重な経験になったと思います。

9月27日
新規就農里親前基礎研修 自己ほ場巡回検討会及び自己ほ場管理を行いました。

 R30927自己ほじょう巡回検討会1 R30927自己ほじょう巡回検討会2

 本日午前は、自己ほ場巡回検討会を行いました。研修生が管理している作物について説明しながら、先生と見て回りアドバイスを受けていました。パイプハウスでは、水のくれ方や無農薬で栽培するのに適した作物などのアドバイスがありました。夏場に割れてしまっていたミニトマトの「イエローアイコ」は、気温が下がってきたことと降雨が少ないせいか、割れが少ない様子でした。
 露地野菜では、気温の低下とともに収穫量が減ってきた野菜も多い中で、モロッコインゲンは生育が順調で、直売所に出荷している様子。ネギの収穫も少しずつ始まっており、市場規格での調製の方法について先生から改めて指導を受けていました。

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所属課室:長野県農業大学校 

長野県長野市松代町大室3700

電話番号:0267-22-0214

ファックス番号:0267ー22-0241

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