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更新日:2021年3月10日

知事会見(令和2年(2020年)12月24日(木曜日)13時01分~13時28分 会場:県庁)

項目

阿部知事からの説明

  1. 新型コロナウイルス感染症への対応について

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取材者からの質問

  1. 新型コロナウイルス感染症への対応について

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本文

阿部知事からの説明

 1 新型コロナウイルス感染症への対応について

長野県知事 阿部守一
 それでは臨時で会見を開きます。きょう私からお伝えしたいのは新型コロナウイルス感染症に関して、2週間前の12月11日に「年末年始を迎えるに当たっての知事メッセージ」ということで出しました。皆さまご承知の通り、その後全国での陽性者数は非常に増加してきていて、一昨日の厚生労働省のアドバイザリーボードでも「全国の新規感染者数は、増加が続き、過去最多の水準。首都圏では東京を中心に増加が続いており、関西圏、中部圏では、明らかな減少は見られない」といったような指摘がなされています。そういう中で先にメッセージを出しましたが、現下の全国の状況等を踏まえて、メッセージの内容について、より感染拡大を念頭に置いた呼び掛け、メッセージに一部変えますので、そのことをお伝えしたいと思っています。
 「年末年始に向けて3つの懸念」と書きましたけれども、県として医療、あるいは経済活動をしっかり支えていかなければいけないという中で、年末年始をどう乗り越えていくかということを考えたときの三つの懸念です。一つは、「親しくとも普段一緒にいない方との会食・茶飲み話等の機会が増加する」と書いてありますけれども、これまでも大型連休の人の移動であったり、通常の日常生活とは違った局面になったときに、人の動き方とか、人の接し方ということが大きく変化する時期になります。そういう意味で普段の年末年始であれば、普段会わない人同士、親族だったり、同級生であったり、友人であったり、そういう皆さまが仲良く集まって楽しく過ごす時期です。そういう時期ですので、普段一緒にいない方と会食とかお茶飲み話でマスクを着けずに会話をしてしまう、マスクを着けずに身近で接してしまう機会が一般的な年末年始であれば増えるだろうということで、そうならないようにしていかなければいけない、それが一つ目の懸念です。それから二つ目ですけれども、「首都圏等との往来が増加する」ということで、先ほど首都圏等の状況を申し上げました。長野県においては昨日の20時現在ですけれども、入院されている方の数が94名という状況です。直近1週間の新規感染者数も50名程度ということで、ひと頃の状況と比べると、入院されている方の数も1週間当たりの新規の陽性者の数も、だいぶ減少はしてきている、まだ入院者数は病床に対して20パーセントを超えているという状況ですので、非常に少なくなったというところまで言える状況ではありませんけれども、一時期に比べると、だいぶ少なくなっているという状況です。ただ県外の状況は先ほど申し上げたような大都市部を中心に、非常に新規陽性者の数が多いということで、年末年始は人の動きが他地域との間でも増加する時期です。このことが二つ目の懸念です。それから3点目が、医療機関の皆さま、あるいは診療所の皆さま、大変頑張っていただいてはいますけれども、どうしても年末年始は平常時に比べると手薄になりがちという状況です。そうしたことから今回メッセージを一部追加、あるいは見直しをするものです。
 まず基本的なお願いは変わりません。「できるだけ同居のご家族で穏やかに年末年始をお過ごしください」ということで、基本的にこれに全部含まれていると思っています。「自分と大切な方を守るため」ということですが、今回、前回と比べて「人との接触機会を減らし」という部分を一部追加しています。より趣旨を分かりやすくしようということで追加しています。そういう中で「分散、小規模、遠隔(リモート)」という視点で「帰省や初詣、会食や会合、会議や休暇」、こうしたいろいろな活動は考えていただきたい。これは基本的に同じメッセージです。
 昨日の政府の分科会においても、会食について、いろいろ指摘がなされています。どうしても食事をするときはマスクを外してという形になりますので、一定程度感染リスクが高くなります。これまでも会食についての注意事項をメッセージの中に入れています。ガイドラインを遵守しているお店を利用するとか、体調の悪い方は参加しないといったような五つのポイントを徹底してくださいとお願いしていますけれども、今回「普段一緒にいない方との会食・茶飲み話等の際は、会話時のマスク着用、座間の十分な距離を確保」ということで、「特に慎重な対応を」と。普段一緒に暮らしている、あるいは普段一緒に仕事をしているという方以外の方との機会がこれから増大してくる可能性がありますので、ぜひそうした際は特に慎重な対応をお願いしたいということが1点目です。
 それから「地域間の往来」です。感染拡大地域への訪問は慎重に検討してくださいということでお願いをしてきていますが、今、全国の感染状況は非常に深刻な状況だと思っています。例えば東京都の直近1週間当たりの新規陽性者数は人口10万人当たり32人という数字です。大阪が22人、あるいは広島24人といったような数字です。本県は大体3人弱、昨日の段階で2.69人というような状況です。人口10万人当たりの新規陽性者数が1週間当たり15人以上になると、新規陽性者数の部分は国のステージ3に該当する形になってきますし、皆さまにご説明しているように、県の感染警戒レベルではレベル5、非常事態宣言といったような状況を大きく上回っている数字になっています。そういう意味で今回、まず感染拡大地域、東京であったり、愛知であったり、大阪であったり、1週間当たりの人口10万人当たり新規陽性者数15人を上回っているような地域への訪問については、できるだけ控えていただきたいと思っています。ここはより厳しい側のお願いにしています。そしてその他の地域への訪問についても、ぜひ慎重な行動を行っていただきたいと思っています。それから感染拡大地域からの帰省、それから高齢者、基礎疾患のある方など重症化リスクの高い方のお住まいへの帰省は今の時期はできるだけ控えていただきたいと思っています。それから最近、大都市部では民間の検査を利用される方も増えてきていると報道されていますけれども、検査を実施されて帰省されるというような方もいらっしゃると思います。ただ検査の結果というのは、あくまでもその時点での結果ということですので、検査結果が陰性だという場合でも、感染している可能性がゼロということであったり、感染させる可能性がゼロということではないわけですので、そうした方についても、ぜひ慎重な行動をお願いしたいと思っています。
 それから帰省や観光で県内にお越しになる場合は、ぜひ次の点の徹底をお願いしたいと思います。「来訪前2週間は、大人数での会食等のリスクの高い行動を控え」ていただきたい。また「発熱、風邪症状等がある、または、10日以内に症状があった場合には帰省を控え」ていただきたいと思っています。「新たな旅のすゝめ」にいろいろなことが書いてありますけれども、特にこの点はお願いしたいと思っています。それから今も私から県民の皆さまにこうやってお願いをしていますけれども、ここ数日の間でも、かなりいろいろな都道府県でさまざまな住民の方へのメッセージが出されてきていますので、お住まいの都道府県等から出されている外出自粛等の要請を踏まえた旅行等の判断をしていただきたいと考えています。
 「観光事業者等の皆様へのお願い」ということで、趣旨が違いますけれども。先ほど申し上げたように人の行き来について注意を払っていかなければいけない局面ですので、観光事業者の皆さま、あるいは「等」と書いてあるのは、例えば県外からお越しになるようなイベントをされる方もいらっしゃると思いますが、そうした方にはこうした点を改めてお願いしていきたいと思っています。「新たな旅のすゝめ」に沿った対応はこれまでと同様ですけれども、今申し上げたように来訪前2週間の行動、それから10日以内に風邪症状等がある方には旅行の自粛をお願いしていただきたいと思っています。それから県内にいらっしゃる方はぜひマスクの着用を心掛けていただきたいと思います。また宿泊施設においては検温等、健康観察をしっかり行っていただき、症状がある方については宿泊施設に申し出ていただき、保健所等の指示に従っていただきたいと思っています。また先ほども言ったように、各都道府県からさまざまな要請が出されるようになってきていますので、そうしたことを踏まえた判断をしていただきたいと思っています。
 以上基本的なメッセージは、「できるだけ同居のご家族で穏やかに年末年始を」ということで、ここは全く変えていませんけれども、普段一緒でない方との会食については特に注意をいただきたいということと、それから往来の部分、大都市部を中心にかなり陽性者の数が増えているという状況ですので、そうした点に注意をいただき、今申し上げたような対応をしていただきたいというのが今回のメッセージの趣旨です。年末年始ということで、何となく普段よりは気が緩みがちではありますけれども、引き続き県民の皆さまには基本的な感染防止対策、マスクの着用、手洗い、手指消毒の徹底、「3密」回避、こうしたことについてはこれまで通りお願いをしつつ、年末年始についてはぜひできるだけ同居のご家族で穏やかにお過ごしいただきたいと思っていますので、よろしくお願いします。私からは以上です。

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取材者からの質問

 1 新型コロナウイルス感染症への対応について

信濃毎日新聞 立松敏也 氏
 確認させてください。今回、地域間の往来について、感染拡大地域への訪問と、感染拡大地域からの帰省とか、重症化リスクの高い方がお住まいになるところへの帰省について、できるだけ控えてとおっしゃっているのは、新型コロナウイルスも含めた新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく要請なのかどうかを教えてください。

長野県知事 阿部守一
 担当から説明します。

参事(新型コロナウイルス対策担当) 福田雄一
 今回新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく要請という形は取っていません。基本的に条例に基づいて感染症対策を進めるということになっていますので、条例に基づく呼び掛けをしているということです。

信濃毎日新聞 立松敏也 氏
 条例に基づく協力の求めではなく、呼び掛けということになるわけですか。

参事(新型コロナウイルス対策担当) 福田雄一
 第5条で感染症対策を県としてさまざまに実施していくという形になっていますので、その一環として行っているものです。

信濃毎日新聞 立松敏也 氏
 医療提供体制が手薄になることというのを冒頭に課題としておっしゃいましたけれども、診療や検査の体制については現状の平日とか休日と比べて何割減になるとか、どれぐらいのイメージで手薄になるのでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 年末年始の体制については来週、本部会議を開いて、そこで確認をして、また県民の皆さまにもお伝えしていきたいと思っていますが、今少しお話しいただいたように、どうしても年末年始は当番医の方が決められて、そうした方に対応していただくという形にならざるを得ない部分があります。555の診療・検査医療機関がありますけれども、その医療機関がすべて年末年始ずっと対応できるという状況ではなくなるということで、平常時に比べると少し手薄になってきますが、今、各保健所で医療機関と調整して年末年始の期間中も必要な検査に対応ができるようにしていこうということで取り組んでいますので、そこについては来週改めてお伝えしていきたいと思っています。

信濃毎日新聞 立松敏也 氏
 もし伺えれば、最初に知事メッセージを11日に出されてから16日、18日、21日と、多分この間の3回の記者会見でも同じくメッセージについて部分的には触れていて、きょうまた改めて改定した形で出すのですけれども。これだけの頻度で同じく年末年始のことについて呼び掛けるというのは、お盆のときにはなかったぐらい頻繁だと思いますけれども、どれぐらい懸念しているのかというのがそこからうかがえるような気がしているのですけれども。改めてどうしてなのでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 まず私が注目しているのは県内の状況、県外の状況、それから医療機関の状況、さらには県内の社会経済の状況ということを注視しながらメッセージを出しています。先ほど申し上げたように、県内については、まだ落ち着いていると申し上げられる状況ではありませんし、県内の感染についても予断を許さない状況だと思っていますけれども、それ以上に首都圏、大都市圏の県外の状況が政府の分科会等からも危機感が示されている状況になってきていると考えています。年末年始のメッセージについては12月11日に出し、今お話があったように、確認的にメッセージの内容について折に触れてお話をしてきましたけれども、この段階で普段一緒にいらっしゃらない方との会食と、それから特に感染拡大地域との往来については改めて注意喚起をしておく必要がある、メッセージの内容を改定して、より強めた形にして県民の皆さまにご協力を頂く必要があると判断して、お伝えしているところです。

信濃毎日新聞 野口健太郎 氏
 県内の移動については記載がないのですけれど、知事のお答えの中で県内は決してそういう状況ではない、安心できる状況ではないとおっしゃっていましたが、その辺の考え方というのをお伺いしてもよろしいでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 予断を許さないと申し上げているのはリスクが極めて高いからというよりは、冒頭の所にも書いたように、普段と違う局面になってくるとか、あるいは首都圏等との往来が増加してくる時期であるということを背景に申し上げています。先ほど申し上げたように、県内の状況はピーク時の入院者数は165名でしたが、昨晩現在では100名を切ってきているという状況ですので、まだ一部の圏域の医療機関に対しての負荷はかなりかかっている状況ですけれども、ピークの時に比べると入院患者の数は減ってきているという状況です。それから1週間当たりの新規陽性者数についても、最近は、ひと頃に比べると1日当たりの新規陽性者数も少ない状況が続いています。1週間で100人、150人というような状況がありましたけれども、ここ直近では50名を少し超える程度というような状況になってきていますので、そういう意味で県内の状況については、ひと頃と比べると今のところ数字的には落ち着く方向に出ています。ただこれから先はどうなるかというのは全く予見できない、予断を許さない状況ですので、こうした懸念を持っています。その上で県民の皆さまには先ほどお願いしたような対応をぜひご検討いただき、ご協力いただきたいと思っています。

信濃毎日新聞 野口健太郎 氏
 今、県内の状況についてはそのような認識を示していただいたのですけれども、県内観光事業者に対する支援という形で先日施策を打ち出されました。そういった部分で県民に向けてはやや分かりにくい部分があるかと思います。ブレーキなのか、それとも地域の中での旅行ならばOKなのかというところが、こういう状況になってくると分かりにくい。それでそういうところに、さらに帰省して家族が戻ってくるみたいな状況がもしかしたらあるかもしれない。その辺について整理して、もう一度説明いただいてもよろしいですか。

長野県知事 阿部守一
 基本はこれです。「できるだけ同居のご家族で穏やかに年末年始をお過ごしください」。同居のご家族は日々一緒に食事をしたり、暮らしているわけですが、そういう意味では年末年始については、いつもと違う方たちと会う機会を増やすということではなくて、できるだけ同居のご家族で穏やかにお過ごしいただきたいというのが県からのメッセージです。旅行に関しては先ほど申し上げたように、感染拡大地域に行くというようなご旅行をもし考えている方がいらっしゃれば、できるだけ控えていただきたいと思っています。例えば東京へ旅行に行こうというような方は控えていただきたいと思っています。その反面、県内の旅行については昨日発表したように、同居のご家族が基本単位で動いていかれるという限りは、先ほど申し上げたように、いろいろな方と接する形ではありませんので、地域支え合いの観点から県内の同居のご家族とのご旅行については、ぜひ行うことを検討してもらいたいと思っています。今の局面は、県外との往来について注意をしてもらいたい。先ほどから申し上げているように全国の陽性者数が増えている、一方で相対的に県内はまだ落ち着いている状況だという中で、県外との往来についてはより注意をしていただきたい局面だと考えています。
 最後に一言だけ。「控えていただきたい」とか、「できるだけ」ということでお願いしていますけれども、こうしたメッセージを踏まえてもなお、移動される方、あるいはどうしても感染拡大地域に行かなければいけない方、あるいは来られる方がいらっしゃいます。そうした方への誹謗(ひぼう)中傷とか差別は、何度も繰り返し申し上げていますけれども、くれぐれも行わないようにお願い申し上げたい。ご家庭でそれぞれのご事情がありますので、そうした個人の判断については、ぜひ尊重していただきたいと思っています。
 ありがとうございました。

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