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更新日:2021年10月12日

知事会見(令和3年(2021年)4月1日(木曜日)13時30分~13時42分 会場:県庁)

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阿部知事、株式会社Huuuu 徳谷代表取締役からの説明

  1. 長野県移住総合Webメディア「SuuHaa」について

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阿部知事、株式会社Huuuu 徳谷代表取締役からの説明

 1 長野県移住総合Webメディア「SuuHaa」について

長野県知事 阿部守一
 それでは「長野県移住総合Webメディア『SuuHaa(スーハー)』」の共同会見を始めたいと思います。「信州回帰」プロジェクトということで長野県、移住、あるいは二地域居住、さらにはリゾートテレワーク、さまざまな取り組みをこれまでも進めてきています。そうした中で今、特に若い世代の皆さまを中心にしっかり長野県の魅力を訴えて、多くの皆さまの関心を長野県に向けていきたいと思っています。新型コロナウイルスの影響もあり、昨年の緊急事態宣言が全国に発出されて以降、東京と長野県の間は長野県側がずっと転入超過という状況になっています。こうした動き、流れをしっかりつかんで大きな流れへと変えていきたいと思っていますし、また長野県の素晴らしさ、長野県の豊かさ、こうしたことを多くの皆さまに知っていただけるように取り組んでいきたいと考えています。きょうは株式会社Huuuu代表の徳谷柿次郎さんにリモートで出席してもらっていますので、まずは柿次郎さんから趣旨の説明をしていただければと思います。よろしくお願いします。

株式会社Huuuu代表取締役 徳谷柿次郎 氏
 今回この「SuuHaa(スーハー)」というメディアの立ち上げをいろいろな仲間と一緒にやらせていただきました。メディア名を「SuuHaa(スーハー)」ということで、「深呼吸」を今回テーマに長野県の移住総合メディアを考えました。メディアというのはタグラインというものがありまして、メディアの指針みたいなものです。それを「長野の空気を深く吸い込もう」としました。空気というのは山の中で深呼吸するのが気持ちいいみたいな意味での空気ももちろんあるのですけれども、コロナをきっかけに地方、自然豊かな所で暮らしたいという空気感であったり、また長野県の移住に関する情報を空気として置き換えて、一度吸い込んでしっかり吐くということで、次の行動に移るきっかけづくりとなるようにこのような名前にしました。
 一度サイトをざっと紹介しますと、トップビジュアルというのがすごく大事だと思っているのですが、「移住」というキーワードをあえて外しています。その理由というのが、本当は20代、30代の方に届けるというので、移住というのはみんながみんな関心があるわけではないので、まずはこの長野というものの素晴らしさを伝える意味で「移住」というワードをあえて外して、コンセプトを「長野に根を張って生きる人たちや地域の営みから生まれる豊かな空気を伝える長野県の移住総合Webメディア」にしました。長野の魅力を伝える上でかわいいイラストも欠かせないのではないかということで、真ん中はイエティというものですけれども、両サイドは長野県にゆかりのある動物たちをモチーフにしています。カモシカだったり、川上犬であったり、渋のサル、あとはライチョウです。こういったアニメーションを使うことによって、東京の若年層に対してこのサイトってすごくかわいいなというところと、県庁を含め信濃毎日新聞さんと一緒にやっているというところのギャップと言いますか、こういったものも作れるのだぞというところを示したくてこういうイラストを使っています。メディアとして詩人の人に仕事をお願いすることはなかなかないのですけれど、今回長野県に実際に移住されたウチダゴウさんという詩人の方に「SuuHaa(スーハー)」用の詩を書いていただいて、空気というのが一つのテーマなので3分ぐらいのものですが、イメージムービーを僕も含めてみんなで撮らせていただきました。メディアなので基本的には今後読み物が主体となっていきます。阿部知事と作家の土門蘭という方との対談記事であったり、今までの移住という価値観からこれからの移住はこう変化するだろうというところを実践者の方にインタビューをしたり、私の友人でもあるのですけれども、長野県の信濃町で100万円で古民家を買ってDIYで一から理想の家にしていくような過程をインタビューしたりとか。個人的に一番推しているのは、長野オリンピックを振り返る座談会というのを撮らせていただいたのですが、東京オリンピックもこれからどうなるかというのはあるのですけれども、その中で長野オリンピックはどういう価値を持っていたのかというのを当時の立ち上げのメンバーの方にお話を聞きました。こういった記事も大事にしつつも飲食とか、長野県内の文化に直接つながるような点で南信、飯田市にある焼き肉の文化というものを取材したりとか、現状7本ほど公開しています。またカテゴリーに関しては「暮らす」というところだったり、「働く」、関係人口にひも付いた長野に「つながる」というものの三つのカテゴリーを置いて、かつ長野県全体のメディアでありますので、北信、東信、中信、南信という形で4エリアをバランスよくこれから作っていくような構成になっています。最後に信濃毎日新聞さんと一緒にやるということなので、過去のいろいろなニュースを信濃毎日新聞さんでピックアップしていただいて、こちらも随時更新していくような形になっています。全体のサイトの説明は以上です。あとはこういうふうに北信、中信、東信、南信と土地に合わせてイラストが動いたりするので、奥まで読んでいくとどんどん面白い要素が出てくるようなメディアづくりを意識して作りました。以上です。

長野県知事 阿部守一
 柿次郎さん、きょうは何か説明がおとなしいのでもう少し言いたいことをどんどん言ってもらっていいですよ。

株式会社Huuuu代表取締役 徳谷柿次郎 氏
 個人的な思いを言わせていただきますと、47都道府県の中で一番いい県のメディアを作りたいというので今回会社のみんなで取り組みました。実際にツイッター、フェイスブック含めて周りからすごくいい反響をいただいて、一番うれしかったのが、長野県出身の20代の知り合いが今は福島に住んでいるのですけれども、このウェブメディアの話をして、このメディアを見せたらすごく感動していて、長野県でこういったことができるんだという勇気をもらえたみたいなことを言われまして。長野県から一度出てしまった若者たちが「SuuHaa(スーハー)」を通して、こんな面白いことができるのだという一つの物差しみたいなものが作れたのではないかと思っています。

長野県知事 阿部守一
 私が柿次郎さんと最初に会ったのは密な居酒屋で、新型コロナがまん延する前の状況だったので今となれば夢のような状況でしたけれども、こういう形で柿次郎さんと共同で会見できる日が来るとは当時は夢にも思わなかったですけれども。行政の感覚とはまた違った視点で、特に若い人たちに長野県の魅力をしっかり発信していってもらいたいと思いますし、きょうはオンラインなので柿次郎さんのキャラが伝わりづらい環境で少し残念だなと思っていますけれども、今度はまたリアルでいろいろ一緒にやらせてもらえればと思いますのでよろしくお願いします。

株式会社Huuuu代表取締役 徳谷柿次郎 氏
 ウェブメディアは作って終わりではないので、3年、5年、10年とある種、まちづくりと同じような感覚で続けていくことに意味がありますし、長野県全体でいろいろな方に協力してもらって初めて成り立つものではあるので、これから「SuuHaa(スーハー)」という名前を聞いたらご協力、もしくは応援のほどよろしくお願いします。ありがとうございました。

長野県知事 阿部守一
 ありがとうございました。

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電話番号:026-235-7054

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